2009年5月24日

自殺

まぁ、お隣の国の話とはいえ、前大統領が自殺するっていうのはやっぱり衝撃的なニュースですよね。もっとも、この国の場合、大統領引退後静かに余生を送れた人はいなかったんじゃなかったっけ。かの国の人達の気質を考えると、大統領制のような権力集中型の行政でないと進まないと思いつつ、反面縁故主義的な色合いの強い社会だから、いろいろ問題もあるんだろうなとも思うし。

日本でも国会議員が自殺した事が暫く前にあったけど、日本の場合「死して責任を取る」というのはある意味美徳して受け取られることがありますよね。あちらではどうなんだろうか。名誉の死として受け容れられるのだろうか。それとも、責任放棄として非難されるんだろうか。亡くなった人を責めるわけではないけれど、どんな罪であってもちゃんとその原因と理由を明らかにするのが、最大の償い方だと思うんですよね。自分の死を持って償うというのは、結局一番卑怯な方法と言わざるを得ないんじゃないでしょうか。

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