2009年1月29日

ライトコンバイン

しばらく前から、Firefox 3で表示している画面表示が時々おかしくなりました。画面を表示していてスクロールすると、表示されているテキスト部分だけがスクロールして写真部分はそのままだったり、サイトを切り替えて表示をしても、その前まで表示していたサイト表示が残ってしまったり。あるいは、複数ページを表示していてタブで切り替えている場合、その中の一つをクローズしてもタブがそのまま残ってしまったりと、どう見ても表示系の問題。 ビデオドライバーをアップデートしてはいないし、何か設定とかをいじった記憶もなく、何が原因か不思議だったんですが、昨日なにげに画面のプロパティを見ていたところ、「詳細設定」の中の「トラブルシューティング」にあった「ライトコンバイン」が有効になっていました。このあたりは、PCを購入していらいいじっていないはずなので、元々の設定が「有効」だったんでしょうけど、これを「無効」にして再起動してみたところ、以前問題が出ていたサイトを何度も表示させても、ちゃんとスクロールしてくれて問題が解決してくれました。 ライトコンバインって、ビデオメモリー以外にメインメモリー上にビデオメモリーのキャッシュを設定して利用する技術なんですけど、キャッシュコントロールがおかしくなってたんだろうか。今使っているThinkCentre M57では、ATI Radeon HD 2600 XTが入ってるんですが、ビデオメモリーは512MB乗っています。DVIポートが2つ付いているので、UXGAのモニターを2台繋いでいるので、結構ビデオメモリー領域を使い込んでいるとは思うけれど、3Dゲームとかする訳じゃないからライトコンバインを使ってまで表示しないといけないこともないし。それに、この手の加速機能って何かの拍子にタイミングがずれると、一気に駄目駄目になりますからねぇ。うーん、でも何でこれ「有効」にしたんだろう。なってただけなのかな... 試しに、ThinkPad X200sの設定も見てみたところ、こちらも「有効」になってました。こちらでは、同じサイトを表示させても問題は発生していなかったけれど、念のため「無効」にして様子を見ることに。X200sは、チップセット内蔵ビデオで、もともとメインメモリーをビデオメモリーとして共用しているから、こっちはそれなりに意味があるのかもしれないけれど。まぁ、そこまでパフォーマンスを要求しないといけないアプリも使っていないから、安全策をとることにします。

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