2008年10月12日

阪神・岡田監督辞任

何か唐突な感じもする、阪神岡田監督辞任のニュース。チームを鼓舞する意図もあるんだろうか。5年目なんですね、今シーズンは。「疲れた」という理由もあるのかも。他チームの監督からすれば、2位になって、これからまだCSとか日本シリーズで勝ち進むかもしれないのに、と贅沢な悩みとも言われるかも。確実視されていた優勝を逃したことに対してのけじめと書いていた新聞記事があったけど、失敗したときこそちゃんとその後の始末をしてから責任者は身体を決めて欲しいんだけど。

そう言う意味では、野球に限らずスポーツの世界の監督・責任者交代って、ちょっと懲罰的というか短絡的な気がします。まぁ、ビジネスと違って、一年間(一シーズン)に一回結果が出て、それが毎年繰り返されるというちょっと特異なケースだからということもあるんだろうけど。時々「スポーツ監督に見るリーダー法則」みたいな話が出てくるけれど、一年間で結果を出すような短期計画立案実行が必要な企業人には有効なのかもしれない。でも、一年で復活したら、今度は中期・長期プランの立案実行に秀でた責任者を捜して配置しないと、また直ぐにこけてしまうのか。それなら、最初から3~5年をめどにじっくり取り組んだ方が、ビジネスの世界では向いているのかも。

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