2008年9月24日

食物連鎖 (3)

中国のメラミン入り牛乳。子供用ミルクだけでなく、それら生乳を材料に作られたキャンデーとか菓子類まで被害は広がっているみたいで、しかも世界的に波及している様子。そう言えば、一年くらい前のペットフード事件の時もメラミンが入っていたことが発端でしたっけ。国産牛乳も、資料となる穀類の価格高騰ですぐに増産というわけにも行かず、結果的にそう言った乳製品を使った食品類が品不足になって価格高騰を招くんだろうか。

テレビでは、日本在住の中国人の人たちが、日本メーカーの子供用ミルクとかを大量に購入して中国の知り合いに送るような画が映っていたけれど、それだけ中国国内の人にとっては切実な問題ということなんでしょうね。ただ、そうやって海外から安全(と思われる)食品を入手出来る人はまだ恵まれている人たちで、殆どの場合には何とか国内で安全な製品を見つけないといけないんだろうから、混乱はこれからも続くんでしょうねえ。

そう言えば10年くらい前だったでしょうか、学校給食などで使われていたメラミン製の食器からメラミンが溶け出すと言うことで、全国的にメラミン製食器を一層した事がありましたが、それだけメラミンという物質の影響は注意しないと言うことなんでしょう。この手の食品添加物の騒動は、20年とか30年くらい前の日本でも良くあった話だけど、仕事だけじゃなくて日々の生活もグローバル化している現在、常に意識が必要な事になっていると実感しています。

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