2008年3月23日

男性専用車両

先日大阪で発生した、狂言での痴漢事件。濡れ衣を着せられないように「男性専用車両」という話が出ているらしいですね。痴漢被害の発生度合いからみれば、女性専用車両で被害者となりうる女性をある程度保護するのは時代の流れかなと思う反面、逆被害から身を守るために「男性専用車両も」という話が出てくるのも、なんだかなぁと言う気がします。 狂言での痴漢でっち上げは論外としても、何年もの間満員電車で通勤したり出かけたりしていたから、こちらに全くその気はなくても誤解されそうなシチュエーションになることは何度かあります。吊革に掴まっているのとは反対の手を下に下げていたら、急に混み出して女性の体に挟まれたりとか。変に動かして誤解されるのも嫌だと、その状態をキープしようとして妙に肩とかに力が入り逆に疲れてしまったり。 去年映画公開された「それでもボクはやってない」の題材になった痴漢えん罪事件が起こったのが10年くらい前でしたっけ。東京高裁で無罪判決が出たのが2002年となっていますから。この頃から、無意識に電車の中では両手を見える位置に置くようになりましたねぇ。片手でつり革に掴まっていれば、もう片方の手はカバンの上に置くとか、あるいは両手でつり革に掴まるとか。 これと言って良いアイデアは無いんだけれど、結局自衛するしかないんだろうか。ちょっと寂しい世の中ですけど。

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