2008年1月31日

冷凍餃子

昨日突然降って沸いたようにメディアに登場して、今朝もニュースで何度も伝えられている、中国産冷凍餃子の事件。残留農薬が原因と考えるには疑問が残るほど激しい症状とか、国内大手メーカー数社が契約しているそれなりに信頼出来ると思われる現地メーカーで製造した物なのにとか、これまでの残留農薬とか製造・産地偽装とは少しレベルが違う事件と感じさせるのがちょっと不安です。

食料品では無いものの、自分も中国を始め多くの国の人たちと関わって仕事をしているし、製造物の多くは中国の工場で製造しているので、例えば品質管理であるとか現地とのやりとりの難しさはある程度知っているつもりですが、一つ言える事は「相手任せにすると問題が生まれる」という事。相手を信用しない、という意味ではなく「自分の仕事・範疇ではない」という意識が何となく生まれてきてしまうんですよね、こういうスタイルのビジネスをしていると。別の言い方をすると「指定した商品を買ってきて売る」みたいな感じでしょうか。商品のブラックボックス化、とも言えると思います。

多分、今後現地での品質管理工程の強化とか、輸入元である日本のメーカーや関係団体による検査管理強化とかいう形で対策が取られていくんだろうと思うんですが、国内で販売している日本メーカーが「これは自分たちが作っている商品なんだ」という意識を今以上に持つことが一番重要だと思います。食料自給率の低さが云々されているけれど、日本の国土やコストを考えれば中国をはじめとしたアジアや他の地域と連携しなければ、日本人のお腹が満たされないのも事実。この事件を契機に、国内生産にシフトして機械化などで低コスト食料生産が出来れば一番良いのかもしれないけれど、それも直ぐには無理。あるいは、高いけれど品質・安全性は100%保証付きという事で"Made in Japan"ブランドとして逆に中国市場に打って出る、という作戦もあるかもしれない。実際、お米とか果物などはこういう方法で中国市場進出を目指しているように感じるし。ただ、日本の中で閉じれば解決するという問題ではない事は事実。

上流工程で改善しない限り問題は解決しないと言うことは、品質管理の王道、。今回問題の冷凍餃子を製造した中国の製造委託会社の問題と矮小化せずに、世界の食糧供給国として中国自身が国外に対しても国内に対しても、毅然とかつ正直に原因究明と対策を迅速に進めて欲しいですね。それは、日本のためだけじゃなくて自国・自国民のためでもあるわけだから。

マイナースポーツ

一昨日、昨日と、注目が集まった男女ハンドボール。結果は残念なことに強豪韓国に男女とも負けてしまい、オリンピック出場は今後の世界最終予選まで持ち越しになりましたが、多くのハンドボールファン獲得には貢献したんじゃないでしょうか。私が初めてハンドボールなるスポーツを知ったのは、確か中学校の時。地元浜松はサッカーが盛んな土地柄で、これはもう小学校前からボールを蹴っている土地柄。そんな環境で育ったので、「ボールを持って、走って(歩数制限はあるけれど)、投げて良い」というルールは新鮮というか斬新というか。でも、あのスピード感は当時知っていたスポーツの中には無いものだったし、子供心にも非常に面白いスポーツだと思いましたね。 アメリカンフットボールも、日本ではいわゆる「マイナースポーツ」の範疇に入ると思うんですが、昨シーズンは川崎市でワールドカップが開催された事もあってか、これまでより多くの方がリーグ戦観戦してくれました。我らがBigBlueの試合では、鹿島戦とON-SKY戦が、Xリーグの観客動員No.1とNo.2の試合になりましたし、一試合あたりの平均観客動員も2000人を超えていますから、そういう意味では応援してくれるファンの方が多いと言うことをいつも感謝しています。 チームが強い、有名な選手が所属している、という事もファン獲得には重要なんですが、それ以上にチームスタッフ一人一人の地道な活動が無いと固定ファン獲得には結びつきません。職場の先輩後輩、友人、ご家族、そういった人がさらに周りの人を誘ってスタンドを埋めてくれる。そういったファンの方とグランドにいる選手やスタッフが、試合の中で一体感を感じる瞬間が何度かあります。そういう機会を、少しでも増やして、フットボールに興味の無かった人にも「見て楽しむスポーツ」を体験して興味を持って貰えたらと思っています。BigBlueをはじめ、多くのチームが試合以外でのイベント(練習見学会とかチームでのレクリエーションとか)を開催して、少しずつでもファンの開拓をしようと努力しています。来月から多くのチームが2008年シーズンのスタートを切るわけですが、一人でも多くの人がフットボールの魅力を感じていただけたら、といつもこの時期思います。それは、単に「マイナー」と呼ばれるスポーツから「メジャー」にステップアップしたいという単純な理由ではなく、そのスポーツが魅力ある素晴らしいものだから多くの人にもその魅力を感じて欲しい、という素朴な理由から。「マイナースポーツ」は「マイナー」だからこそ、まだまだ知られていない魅力も一杯詰まっているんだと思います。フットボールを含めて、この機会にいろいろなスポーツに対してちょっと目を向けて貰えたらと今回のハンドボールの試合を観て感じました。

2008年1月30日

花粉ロボ

全国の花粉飛散状況をモニターするという「花粉ロボ」。名前だけ聞くと、杉花粉を武器に日本を攻撃してきた悪者ロボットみたい(笑)。せめて「花粉モニターロボ」とか「花粉観測君」とかにして欲しい。 で、これって当然ベランダとか軒先にぶら下げるわけですよね? 室内なんかに下げても、空気清浄機とか回したら観測の意味無いし。で、外にぶらさげるなら顔の下に白いシーツでも付けて「巨大てるてる坊主」風にして欲しいぞ! 軒先にぶら下がる巨大てるてる坊主。花粉の見張りと、明日の快晴を願って今日も空を見張ってる! なんて、キャッチフレーズでも付ければ、一気に正義の味方に昇格じゃないですか(って、悪者ロボじゃないってば...) それなら「花粉観測てるてる坊主」略して「花(はな)てる君」とかニックネーム付ければ可愛いし(をぃ!) う~ん、今からでも良いから「てるてる坊主コスプレオプション」って出さないだろうか(これこれ...)

NRT-HNL (4)

出発まで一週間となったのに、全然緊迫感が無い(笑)。取りあえず必要な物は揃ったものの、まだ細かな部分の手配が終わっていません。まず今回は流石に荷物が多くなるのでスーツケースが必要なんですけど、これを浜松から成田まで運ぶのは面倒なので、事前に成田まで発送しないといけません。となると、来週木曜日出発だから荷物の引き取りは火曜日くらいを想定しないといけない。となると、この週末には一通り荷造りしないといけません。まぁ、Hawaiiということなので今は使っていない短パンとか半袖のポロシャツとかを引き出しから出してきて移し替えるだけなんですが、ちょっと先方の知り合いにお土産を持って行くつもりなので、その準備もしないと。これはちょっと忙しくて忘れていたので、週末慌てて準備しないと。 もう一つの大物(?)の荷物がカメラ。去年もデジタル一眼レフを持参して、Hawaillの風景とか試合の様子を沢山撮影してきましたが、これが結構その後素材として使えるんですよね。特にHawaiiの海とか空は、それだけで壁紙を作っても良いくらい綺麗ですから。とは言っても、大きくて重い望遠レンズなんて持って行けないから、本体に広角ズームを付けて行くだけ。このあたりは手荷物に入れないと不安ですから、まぁ直前までに準備できればOKだし。仕事も落ち着いてきたので、向こうで余りバタバタしなくて済みそうですが、それでも情報ツールとしてノートブックPCは必需品なのでこれも手荷物で持参。カメラとPCとそれらの付属品で結構荷物が重くなりそう(これだけで4kg近くなるし)。まぁ、それ以外は非常用の着替えひと揃いくらいだから、先日のAtlanta行きに比べれば軽いものか。 前回の旅行と言えば、最後に結構US$が余ったので、取りあえず両替は必要なさそう。ただ、その時のレートがUS$1=109円弱だったので、円高に振れている今はちょっと不利なんですが、それでも10円も違うと気になるけど1円2円程度の差なら誤差ですしね。それよりも、今回は前回より滞在期間が1日長いし、またある程度地元の様子も分かっていて前回より効率よく観光も出来るだろうから、その予定を組まないと。そっちのリサーチが全然進んでません。手配も含めて、ちょっと慌てないといけないかも。(続く...)

2008年1月29日

冬模様

先日の連続微小地震では予想外の連続地震でブルブル震えたんですが、昨日とか今朝は寒さで震えています。部屋には結構強力なガスファンヒーターが入っているんですが、膝下の寒さがいつまでたっても消えなくて何度も設定温度を確認してしまいました。床がフローリングなのもいけないのかなぁ。そういえば週末タクシーに乗った時、ドライバーさんが寒くて洗車機のブラシが凍ってしまったけど、1月にそんな事があるのは初めてだ、と言ってました。2月なら分かるけど、とも。と言うことは、これからもっと寒くなる訳か。寒さが苦手な身としては、まだまだ厳しい日々が続きそうです。 以前日本の冬の時期に仕事でUS Floridaに長期滞在したことがありますが、1月とか2月に半袖短パン姿で汗をかきながら生活するというのは、初めての体験でもあり異様な感じが当初しました。VISAの関係で、途中2月に2週間ほど日本に戻ってきましたが、いゃ暑さと寒さのギャップに参りました。でも、お鍋とかおでんとか、久しぶりの日本食と言うこともあり食生活は逆に充実してましたね。 冬の寒さ厳しさがあるから、春の有り難みが良く分かるし、また厳しいだけでない冬の魅力も発見できるんですよね。と、言いつつ、あと10日程で一年ぶりに訪問するHawaiiにもう心は半分飛んでいる裏切り者な奴です(笑)。Floridaは、それでも夏と冬の差があるんですが(と言っても、日本の初夏と真夏位の違いですけど)、Hawaiiの冬は海が近いせいもあるんでしょうか湿気が高くてちょっと大変でした。日本の冬は乾燥しているので、なおさら湿気が気になるのかも。気候の変化で体調崩さないように気をつけないと。

ブランド携帯

昨日はSoftbankとauの春モデルの発表があり、DoCoMo対抗となる新機種がいろいろ発表されましたけど、SoftbankとTiffanyのコラボ携帯が1000万円(!) CMに登場している上戸彩さんに孫さんから一台プレゼントするそうですけど、これって重さはどれ位になるんだろう。手触りとかも。「宝石」って、台座に付けて身につける物で、あまり「触れる」ものではないように思うんですけどね。鉱物だから、あまり手触りが良いようにも思わないし。 時計とかメガネ等では、こういうブランド物が良くあるから不思議では無いんですが、そういう物に比べて機能の陳腐化が激しい携帯。一体何年くらい持つんでしょうね。時計なんかだと何十年も使うし、メガネだってレンズを交換すれば10年とか20年は十分使えます。携帯だと、そりゃぁ何年も使っている人はいるんだろうけど、5年とかが精々じゃないでしょうか。短ければ2年とか。その時には、表面に付けたダイヤを剥がして売却するんだろうか(笑)。まぁ、間違っても私は購入する事は無いから、そんな心配はいらないんですけど。

2008年1月28日

指紋認証

今日仕事も含めて日常使っているパソコンは、デスクトップ1台とノートブック1台です。このノートブックはThinkPad T60pというシステムで指紋認証センサーが付いていて、起動時とかログオンする時には便利に使っています。ただ、私、諮問が薄いんですよね。で、時々幾らスワイプしても認識してくれない時があり困ります。仕事で指紋認証センサーのテストをしていた時も、何故か私の指紋だけは中々認識してくれなくて困ったことがあります。 実は、先日USに旅行した時にもちょっと困りました。ご存じのように、現在US入国時には両人差し指の指紋を登録しますが、これ、私の場合なかなか認識してくれません。今回も、まず右手の人差し指をセンサーに置いたんですがダメ。そしたら係員が思いっきり指を上から「ぎゅーっ」と押しつけてきて、痛いの何のって。まぁ、それで認識されて、今度は左手の人差し指なんですが、やはりこちらもそのままではダメで、再び「ぎゅーっ」と押されます。爪が潰れるかと思った。まぁ、気の良い陽気な感じの係員だったので、「こいつは、いつも調子悪いんだよね」とか冗談なのか本気なのか分からないんですが、そんな事言われても指が痛い... 私の指紋が薄いこともあるかと思うけれど、よく見るとセンサーも結構汚れてるんですよね。今度は、両手の指全部の指紋を採られるようになりますけど、大丈夫かなぁ... で、ThinkPadの指紋認証なんですが、最初はスワイプするスピードとか指の押しつけ具合に慣れなくて、なかなか認識してくれませんでした。何度か使ううちに、コツが分かって、こう指を弓なりに反らせる感じでゆっくりと指に突いた糊を擦り付ける感じで動かすと、ほぼ100%認識してくれるようになりました。それでも指が変に乾燥していたり湿っていたりすると、途端に認識率が悪くなります。風呂上がりとか朝シャワーを使った後は流石に指がふやけてしまってダメなんですが、トイレに入って手を洗った直後とかも認識率が悪くなるのも困りもの。仕方がないので、今のところ朝起きるとまずPCを起動して、出来るだけサスペンド等は使わないように設定して使っています。でも、これって指紋認証とか本来の目的とは逆行してるんですよね。このあたり、何かうまい方法があれば新しいビジネスの種になりそうなんですが...

地震の不安

昨日は朝から微震が続く一日でした。最初の地震の時は、ちょっと「グラッ」と来たので「震度2位かな」と思ったんですが、それ以降の地震には気がつかず、テレビの速報テロップが表示されるたびに「あれ、今も揺れたの」と思っていました。東海地震が言われ初めてもう結構長い時間が過ぎていますが、その前兆でしょうか。いつかは発生するものだけれど、出来れば来て欲しくない大地震。それなりに備えはしているつもりですが、いざその時になってみないとどうなるか分からないですし。とにかく、いつも気持ちだけはしっかり持って「その時」と「その後」に備えるしかないんでしょうね。

ちょっと部屋をかたづけて、高い場所の荷物を下ろしたり、倒れそうな物の補強とかやらないと。でも、生活していると一度片付けた物がまた元の場所に戻ったり、別の場所に倒れそうな物がいつの間にか置かれたりするんですよね。結局日々の生活で気をつけるしかないという、当たり前の事が最大の保険になるんですね。

2008年1月27日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

土曜日に会社の後輩の結婚式があるので、金曜日にこちらのシェラトン都ホテル東京に予約を取りました。去年も何度か利用しましたが、一番最初にここに止まったときの理由は「他のSheraton系ホテルが満室だった」から。そういうネガティブな理由からこのホテルを利用し始めたんですが、実は今は結構気に入っているホテルの一つです。アクセス方法として、地下鉄の白金台か白金高輪が最寄り駅になりますが、丁度その真ん中あたりに位置しているので正直アクセスはあまり良くありません。でも試合で使う東京ドームへ一本でいけたり、都営三田線と南北線が止まる駅なので、都内の東京メトロと都営地下鉄の両方の地下鉄網が使えて、考えようによっては結構アクセスし易いとも言えます。私は未だ利用したことがありませんが、JR目黒駅とホテルを繋ぐシャトルバス(15分間隔)も走っているようですし。


部屋は一番シンプルなスタンダードダブルを予約してましたが、去年到達したSPG GOLDのお陰でしょうか、このホテルが「フロアセブン」と呼んで力を入れている7Fのデラックスツインにアップグレードしてくれました。このアップグレード、最初デラックスダブルの部屋をアサインしてくれたんですが、こちらは喫煙ルームとのこと。禁煙ルームだとツインの部屋になるというので、ちょっと悩んだもののベッドの広さよりは煙草の臭いの方が睡眠には邪魔だろうと、禁煙ルームのツインの部屋をお願いしました。でも、やっぱり慣れないシングルベッドは辛いですね。寝返りを打つと手とか足とかベッドからはみ出してしまい、結局寝ているときも何度か目が覚めてしまいました。


さて洗面所でちょっとビックリ。私は髭剃りでカミソリ使うので、まず最初にそれを探すんですが、今回歯ブラシとか入浴剤とかはあるのに見つかりません。日本のホテルで、歯ブラシのないホテルはまずあり得ませんが、カミソリを置いていない事はままあります。もっとも最近では、それなりのホテルだと必ずあるので、私も最近は宿泊する時に持ち歩かなくなってたんですね。しまったと思いつつ視線を右側に移してビックリ。普通あるようなカミソリじゃなくて、しっかりしたカミソリとシェービングブラシまで。カミソリを使う場合、プラスチックの柔らかい物だと使いづらいんですが、これは金属製の柄のしっかりした物。ちょっと失望した後だけにこれは嬉しいサービスです。まぁ、男性でもごく一部の人間しか嬉しくはないんだろうけど、このホテルをまた使いたいなと思わせる瞬間でした。


翌日の結婚式にはお昼前に出発すればいいので、この日は少し自分に奢ってホテル内の"Cafe California"というレストランでゆっくり過ごしました。毎月最終金曜日に開催されているという、ワインのサンプラーがあり、この月はカリフォルニアのワイン(白2本、赤4本)とスパークリングワインを存分に楽しませていただきました。来月はオレゴンワインを準備する予定ということなので、来月用事が無くても宿泊しようかと今から思っています(笑)。朝は洋食バイキング(何故か中華料理のお店で)を食べましたが、種類も豊富で美味しい内容でした。「白金台」と聞くと、豪華な一軒家が建ち並ぶ「お屋敷街」という思いこみがあったんですが、ホテルから見ると周りはビルばかりでちょっと意外な気もする光景です。

毎週金曜日の仕事帰りに宿泊する時には、同じ横浜のベイシェラトンを使う場合が去年は多かったんですが、今年は翌日土曜日に買い物とかする事を考えて、もしかするとこちらのホテルの利用率が高くなるかもしれません。

2008年1月26日

音声とデータの違い

PCWatch山田氏のコラムから、携帯の高速通信サービスに関して。私も同じ事を切に願っている一人で、このIIJのサービスにも感心があります。実は先日自分の通信経費(インターネットや携帯等)を計算してみたんですが、月に1万7千円弱を支出していました。この中でデータ通信用のPHS(WILLCOM)が5千円ちょっとで、その為のISPが2500円ほどと経費の半分近くを占めていてちょっと驚きました。最近はホットスポットの拠点も増えて、実は携帯やPHSからのデータアクセスよりは使用する割合はそちらに移っているんですが、場所を選ばずにネットワークアクセス出来る利便性は重要。とは言っても少しでも経費削減できないか、今ちょっと悩んでいるところです。実はISPの契約も、もう20年近く使っているメールアカウントを保持したいというのが最大の理由で、実はお金の多い少ないだけで決められないという理由もあります。 今使っている携帯電話(FOMA 3G)は、音声通話もデジタル化してやり取りしているわけだから、そこにPC等のデータを入れるのもそんなに変らない気もするんですがどうなんでしょう。もっともデータ通信となると、音声データの場合と比べてやり取りするデータ量が飛躍的に増えてしまうのかもしれませんが。昔のように、アナログデータで音声通話をしていて、そこにデジタルデータを乗せていた時代ならまだしも、今は自分の端末(=携帯)から相手の端末までデジタル化されているんですから、音声通話とデータ通信という垣根は事実上無くなっているように思うんですけどね。となれば、音声通話も動画配信とかメール送受信と同じ単なるデータのやり取りという時代に、もうなっていると思います。

海からの手紙

カレイの背中に15年前風船で飛ばした手紙が付いて戻ってきたという話。これがイルカだったら、もっと夢を感じるのかもしれないけれど(イルカの背中には手紙は付かないけど)、一番驚くのは15年もの間手紙が溶けることなく文字も消えることなく海の中に残っていた事。テレビで当時手紙を書いた女性の方が、この手紙を引き上げた漁師さんから受け取るシーンを放送していましたが、結構しっかりしている印象。もともと風船に付けて飛ばすときに、それなりに丈夫な紙を使ったんだろうけど、それにしても凄いですね。個人的には、底引き網で海底をさらったときに、この手紙とカレイが一緒に網に入り、そこで偶然カレイの背中に張り付いたんだろうとは思うんですが、こんな事もあるんですね。 ただ穿った見方をすれば、善意で飛ばした手紙と風船も今回のように見つからなければ15年も20年もそのまま海の中に残る「ゴミ」ともいえます。勿論、子供が善意で飛ばす風船の数も、それが海の中で起こす影響も微々たるものかもしれないけれど、でもちょっと考えさせられる出来事なのも確か。こういう手紙だけではなく、実はこんな物やあんな物も海底には落ちてるんですよ、という啓蒙にちょっと繋がると嬉しいかも。

2008年1月25日

UA NRT-TPE撤退

数日前からぼちぼち話が出ていた、UAの成田-台北線が、3月28日で終了するそうな。まぁ、ANAが台北線を自社便にしましたから、今後はスタアラで接続するとか、共同運行にするとかでカバーするんだろうなぁ。もともと、成田の高い駐機料対策でアジアに飛ばしていたんだろうから、そういう意味では機材の性能が上がって西海岸から直行便を飛ばせれば成田でターンアラウンドしてUSに戻る方が、機材繰りは効率がよいかも。確か台北に飛ぶ777-200って、SFOから飛んできた機材を使ってるんじゃなかったかな。

NWは成田をアジアのハブ空港として力を入れてますけど、UAはどうするんでしょうね。ラウンジも拡張したし、自社のケータリング会社も成田に持っているし。結構投資しているように見えるんですけど、アジアへの接続便が無くなっても、それよりは北米線が一杯ならビジネス的にはペイするんでしょうか。でも、関空や中部はSFOへの一便だけで寂しいのになぁ。まぁ、重複している路線を整理統合して経営効率を高めていくのが「アライアンス」の目的だから、仕方ないと言えば仕方ないですけどね。

デジカメ新製品ラッシュ

昨日もPENTAXCanonと新機種の発表ラッシュ。いずれも、1000万画素以上が普通に撮影できる機種なんて、ちょっと数年前には想像出来ないくらいの進歩。昨日もちょっと書きましたが、デジタル一眼レフとしてはちょっと一回りした感じがあるので、どうかなという気持ちも感じるんですが... Canon以外のメーカーは良く分かりませんが、CanonのEOS KISS Xと今回のX2を比べると、あまり買い換えようという気持ちはしないんですが。確かに機能強化はされていますが、その分お値段もアップしているし。メモリーもCFからSDメモリーになってますし、以前の機種を持っている人にとっては、ちょっと出費が多くなるような気もします。 新しいカメラを購入する予定は無いんですが、とりあえず各社の新製品比較でこの週末は十分に時間が潰れそうなのが嬉しいです(笑)。

2008年1月24日

一体型高機能デジカメ

チームの写真撮影を担当しているので、いつの間にかデジタル一眼レフが3台、交換用レンズが5本溜まってしまいました。デジタル一眼のメリットは目的に応じてレンズ交換が出来ることなんですが、それはデメリットとして一度レンズ資産を揃え始めてしまうとカメラ本体を他のメーカーに変更することが難しくなること。最近のように、国内主要メーカーがそれぞれ魅力的なデジタル一眼レフを発売していると、新製品が発表されるたびに気になるんですが、どうしても交換用レンズも含めて一気に乗り換える所までは行かないので、現行機種(Canon EOS)に戻ってきてしまいます。 デメリットと言っては可哀想ですが、カメラ本体、レンズと、荷物が多く重くなるのもデジタル一眼レフを使うときに困ること。場合によっては、広角、望遠2本は必要だし、交換用のバッテリーも欲しいし、と荷物をまとめていくと1kg、2kgなんて直ぐに超えてしまいます。スナップ撮影ほどカジュアルではなく、でもデジタル一眼レフのセットを持ち出すほど大げさにしたくないとき、一体型カメラでちょっと高機能な物が欲しくなります。CanonのPowerShotのシリーズで言うと、S5とかSX100とかに当たりますが、この領域のカメラとして個人的に気になっているのがOLYMPUSのSP-560UZという高倍率ズームのモデル。で、さらに機能強化したSP-570UZがEUで発表されたようですけど、うーんセカンドカメラとして買っちゃうかも、日本でも発売されたら。単三電池で駆動出来るのも二重丸です。充電式のバッテリーって、どの程度残っているかなかなか分からないし、どうしても予備を持ち歩かないと不安になりますから。唯一の不満は、メモリーがxDピクチャーカードで容量が2GBまでなこと。撮影画素が1000万画素で連射機能が15枚/秒なんて言ったら、直ぐに一杯になりますよ。 今デジタル一眼レフは普及期を過ぎてブームからちょっと下り坂かなと個人的には思うんですが、次はこういった一体型で手軽に楽しめる、でも機能は高級機並みに広角から望遠までカバー出来るモデルが受けそうな気がするんですが、どうだろう。

5万円PC

日本でも登場したASUSTekのモバイル端末「Eee PC」。これまで登場したUMPCに比べれば、サイズこそ大きいものの、実用性という意味では遙かに現実的な製品。特に、価格に関しては。でも、疑問点も幾つか。最大の疑問は、何でWindows XP Homeなのかということ。すでにサポートも終わっているのに。もう一つは狭い画面。サイズではなくて、解像度なんですが、英語とかのSBCSを扱うならまだしも、漢字も含めたDBCSを表示するには手狭。なんせ、XGA(1024x768)でも今は手狭なわけですから。 でも「モバイル端末」と割り切って、「別にOfficeとかWindowsアプリを使う訳じゃないから」と思ってみると、今度はサイズがやや大きい。それに携帯端末といいつつもSSDが4GBじゃ、携帯電話とそれ程違わないし。意欲的な製品だし、価格的にもこれまでで一番頑張っている印象はあるんですが、どうもUMPCと同じような、携帯デバイスというにはPCに近いし、モバイルPCと呼ぶには非力な感じが残ってしまい、どうも中途半端な印象が残ります。 個人的に、この手の携帯デバイスは好きだし重要だと思うので、是非"Real UMPC"のような物は誕生して欲しいんですが、どうしても「これ」という決定打が見つかりませんよね。モバイルPCと携帯電話の境界が、広く深いままという感じ。スマートフォンにしても、BlackBerryのような端末にしても、ちょっと日本では今ひとつな感じですし、どうしても携帯のくびきから離れられないとも見えます。このEeePCも、重さは半分の500g、LCDは最低でもWXGA、バッテリ駆動時間は倍の8時間、SSDは最低32GB、で価格はそのまま、というところまで来れば嬉しいんですが(笑)。でも、この製品がそういう次の製品が生まれる突破口になったらいいなと思います。 [追記]ふとPCWatchを見たら、工人社からこんなモバイル端末PCが登場している。価格は上がるけれど、HDD容量と解像度の大きさで、現時点でどちらかを自分が購入するとしたらこっちを選びそう。

2008年1月23日

Disney Mobile

Softbankの回線を借りてサービス(MVNO)を3月1日からスタートするDisney携帯。当初は、Disneyのキャラクターがアイコンとかで入っているだけかなと思ったんですが、写真でみると携帯の表面デザインとかそこそこ力を入れている雰囲気。TDRの年間入場者数が2,500万人位でしたっけ、1%が購入するとしても25万人は大きいなぁ。Softbankの携帯は、店頭だと殆どの場合「1円」なんだけど、このDisney携帯は幾らになるんだろう。メーカー(SHARP)としては、既存機種の変更なのでゼロから開発費は掛けていないだろうけど、カバーとかボタンとか型代はそこそこ掛かっていそう。 先日もガンダム携帯が搭乗しましたが、この手のキャラクター物ってビジネスとしてプラスになってるんだろうか。ガンダムは、根強いファン層はありそうだけど数は捌けなさそう。Disneyなら、ファン層も広いし、あと利用ポイントでDisneyグッズを購入出来るという連携サービスが強みですよね。私だったら、この携帯を使って「年間モバイルパスポート券」なんてのを作るんだけど。一種のDisneyメンバーカードみたいな感じで。最近は国内のあちこちでもDisneyショップが登場しているので、そういう店舗と連携するのもいいかも。後は、日本人が良く旅行するハワイとかL.A.とかのDisneyショップやDisney Landとも連携出来ると美味しそうなんですけどね。 Softbank Mobileとは別回線という扱いですけど、多くのサービスを共有出来るという点ではSoftbankとしてもアクセス数が稼げるし、回線の効率運営も出来るし。ただ、Disneyに続くキャラクターが無いんですよねぇ。ウルトラマン? 仮面ライダー? ヤッターマン? そうそう、キティちゃん携帯なんてありましたね。あれは単にキャラクターを付属させただけで、今回のように別回線というところまで踏み込んでいないけれど。今はSuicaとかEdy/iDとか電子マネーが次のビジネスの柱になりつつありますが、個人認証用のIDとかこういうメンバーシップIDとして携帯って魅力的だと思っています。メールを配信して、そこから直ぐにアクセスできるし、場合によってはGPSで顧客動態を把握しながらダイナミックにサービスを提供出来るだろうし。例えばTDRの中で、この携帯を持っているお客様用にイベントを突然開催するとか、グッズ販売をするとか。なかなか夢は広がりますね。

NRT-HNL (3) - Pro Bowl Ticket

2月に出かけるPro Bowl 2008 Tourで唯一残っていた作業、チケット入手が完了。先週18日に「チケット送ったぞぉ~」というメールがRazorGatorから届くと、配送業者であるFedExのTracking Numberが記載されていました。LAのRazorGatorから出荷されたチケットのパッケージは、一度US AnchorageのFedEx集積場に集められて、そこから関西空港にFedExの貨物便で運ばれた模様。通関したパッケージは、隣県豊川市にある営業所に送られて、そこから自宅まで配達されてきました。

FedExは、仕事ではよく使いますが、個人的に使うのは初めて。Tracking Systemで「今どこにある」とか「何処を通過した」とか表示されるのは、なかなかワクワクしますね。これで必要な物は、とりあえず全て揃いました。

実は、ちょっと家庭の事情により直前にキャンセルしないといけないかもしれないんですが、あと二週間ちょっと、何とか予定通りHawaiiに行って、去年以上に楽しむことが出来ればなぁと思います。そうそう、滞在中の予定も決めて、必要なら現地のオプショナルツアーとか手配しないと。まぁ、何もなくてもビーチかホテルのプールでのんびり日焼けだな、最後は。去年は、特に焼くつもりもなくて一度もビーチにもプールにも出なかったんですが、普通に外を出歩いて試合を観戦したら見事に日焼けして、日本に戻って出社したら目立つこと(笑)。今年は、日焼け止め忘れないようにしないと。(続く...)

2008年1月22日

私的MacBook Air考

今更なんですが、Macworldでお披露目されたMacBook Air。いかにもAppleらしい、魅力的な商品だと思います。薄さを追求して、レガシーポートや機能をバッサリ切るのは、なかなか普通のメーカーでは出来ない決断だと思います。ただ気になる点が二つ。一つめは、その筐体の薄さに対して意外な重さ。二つめは13"ながらWXGA(1280x800)という、やや物足りない解像度です。 今使っているノートブックPCの2.3kgというのは論外としても、常に持ち運ぶPCとするとやはり1kgの前半が限界。そういう意味ではAirの1.36kgというのは、特に前モデルのMacBookと比べても頑張ったと思うんですけど、そうなるとあの驚異的な「薄さ」の恩恵が感じられない。人間って感覚的な生き物だから、あの薄さで「これくらいの軽さだろう」と思って持ったときに「ずっしり」くると、実際の重さ以上に重く感じるんじゃないかなぁ。 もう一つは解像度。もうWXGAでは物足りないです。13"なら最低でもWSXGA、出来ればWUXGAでもいいぞ(笑)。WXGAなら、12"クラスにダウンして、もう少し小型化軽量化してくれたら、2nd Machineとして即買いなんですが。前回13" MacBookに惹かれつつ、その重さで結局諦めた経験があり、今回はかなり期待もしたんですけど、今回もちょっと見送りかなぁ。MacBook Airは「話題」になる商品だとは思うんですが、「売れる」商品になるかというと厳しいかなと個人的には思っています。

Requirements against Blogger

Google Bloggerを使い出して二ヶ月。メモ的に改善要望項目を記しておきます。正直、ちょっと(かなり?)使いづらいシステムです、これは。
  1. スケジュール投稿が出来ない 最初「投稿オプション」で日時を指定すれば、その日時時刻に公開されるかと思ったんですが、そうじゃなさそうですね。単に、その指定された日時で記録されるだけで、公開は「投稿を公開」ボタンをクリックしたら直ぐに見えるみたい。意味無いなぁ...
  2. 作成エディターで画像を挿入すると、必ず先頭に挿入される 複数の画像を入れたい場合、途中まで文章を記入して「じゃここに次の画像挿入」とか思っても、必ず先頭にデータが入るから、それを移動しないといけない。現在のカーソルポジションに入るのが自然じゃないか?
  3. 作成エディターの入力行きのサイズが変更出来ない ちょっと長い文章とか入力していると、直ぐに入力行きからはみ出してしまい、スクロールしたりするのが面倒。
  4. <br clear="all">が削除されてしまう 画像と文章を適当な場所で改行したいので「<br clear="all">」で一度段落を切るんですが、再度編集しようとエディターで開いたりするとそれが消えてしまい、もう一度Postするとまた画像ファイルの回りに文章が意図しない形で回り込んだり。
  5. 画像拡大用マクロを使用不可にしたい 画像を挿入すると、自動的にマウスクリックで画像ファイルを拡大(オリジナルサイズ)表示するマクロが入るんですが、これ止めて単純に<img>タグだけ入らないだろうか。必要なときにだけマクロが入るように。
  6. CR/LFをタグに変換する・しないのオプションが欲しいなぁ...
  7. TABLEタグを入力するアイコンが欲しいなぁ...
とりあえず1番、2番あたりが切実な要望なんですが、ヘルプとか探しても見つからないので、開発元にまた投げておかないと...

2008年1月21日

Hyatt Regency Tokyo

大学時代のクラブの会合が金曜夜新宿であったので、Hyatt Regency Tokyoに宿泊。この一週間で、AtlantaSan FranciscoTokyo(新宿)と三カ所のHyattを制覇してしました(笑)。丁度Hyattのダブルカウントキャンペーン中と言うこともありましたが、SPG系にしてもInterContinental系にしても、新宿近辺はカバーされてないんですよねぇ。まぁ、あまり新宿方面に出てこないので実害は無いんですが、それでも時々必要になるのでHyatt系も押さえておかないと。とは言っても、ここに宿泊するのは10年ぶりくらいじゃないだろうか。前回はUS出張の帰りに宿泊した記憶があるなぁ。確か雪の朝で、エレベーターで一緒になった外人さんと雪景色の新宿ビル街の様子を見て「綺麗だなぁ」と会話した記憶があります。

このホテルのメインバー「Eau de Vie(オードヴィー)」は結構好きな場所で、たまに使うこともあるんですが、3月まで改修工事中ということで今回は残念でした。

部屋はゲストのダブルルーム。私、部屋の広さはそんなに気にしない方ですが、ベッドだけはゆったり寝られるダブル以上が希望。以前結構USに出張する機会があったとき、向こうのホテルはキングサイズのベッドが標準みたいなものなので、そのサイズに慣れてしまったのが理由。でも、国内のホテルだと、ダブルベッドはあっても、それ以上というのはなかなかありませんからねぇ。ですからベッドのサイズは今回は小さめですが、前々回前回のHyattと比べると、部屋の広さは半分くらいの感じなんですが、メンテナンス度はこちらの方が遙かに上。バスルームは同じくらいの広さ(狭さ?)ですが、トイレがちゃんとシャワートイレになっているのは花丸ですね。居心地の良さでは、やはり日本のホテルに限ります。

戻ってきたのが夜の11時過ぎ。メインバーは改修中ですが、別のお店でバー営業しているとの事なのでちょっと行ってみようかとも思ったんですが、結局PCを起動してメールを開いたのが運の尽き。幾つか仕事を片付けているうちに遅くなってしまったので、結局この夜は部屋のミニバーのウィスキーで我慢しました。

翌日明るくなってから窓から眺めた景色は、以前とはかなり違いました。知らないビルが一杯並んでいます。そういえば、昨晩通った駅に向かう地下道も、綺麗に整備されていてちょっと驚きました。そのため、地上に出る場所が分からなくて、結局駅前のロータリーまで出てしまい、また半分近く戻る羽目に。仕事でもプライベートでも、殆ど来る機会が無くなった新宿。今度は、いつ来るんだろうか(笑)。その時には目の前のホテルの方に泊まりたいものです。

2008年1月20日

NGO-SFO-ATL (11)

Atlantaで失敗しているので、この日は3時間以上前にホテルをチェックアウトしてBARTで空港に向かいます。途中時間調整の停車等あり、BARTに揺られること40分位で空港に到着。ここで空港内ターミナルを順位しているモノレールに乗り換えて国際線出発ターミナルで下車すると、直ぐに目の前にUAのチェックインカウンターが並んでいます。流石にUAのHub空港。前回同様、すでにボーディングパスもホテルで印刷して手元にあるので、直ぐにセキュリティゲート前に並びます。たまたま時間帯が良かったのか、ゲートに入る前にボーディングパスを確認している係員の前で列が出来ていますが、その先のX線検査の所は直ぐに通過できるくらい、ほとんど列らしい列はありません。何か拍子抜けして、あっという間にゲートを通り抜けると、登場開始まで約2時間、出発まで2時間半以上、さてどうしよう。

朝早すぎて、まだお店も開いてないし、さてどうしようとウロウロしていたらRCCがあったので取りあえずここに入って時間つぶしをすることに。実は、この時猛烈に眠くなり、ここでうたた寝なんてしたものなら、多分乗り遅れると思い、とにかくコーヒーを飲みながらPCでメールチェックとかしてひたすら搭乗開始まで時間を潰しました。うーん、何かもったいないなぁ。取りあえず登場開始時刻に近くなったので、搭乗ゲートに向かいながら会社の同僚その他向けお土産を購入。短い旅の最終行程、日本に向けて出発です。

この中部国際空港行きのUA831便、ガラガラでした。ファーストクラスは全部空席。フライト中は、パイロットやCAの休憩場になっていました。ビジネスも半分以下、ちらっと覗いたエコノミーも、エコノミープラスはほとんど埋まっていない雰囲気。さらに驚いたのはCAさん。日本人CAが6~7人位機上してました。うち半分は自分の母親よりも年上そうな、超ベテランCAさん達。途中ギャレーから日本語で冗談とか雑談する声が聞こえてくるなんて、米系航空会社では初めての体験です(笑)。

ほとんど定刻通りに中部国際空港に到着。ゲートインしたのが15:30頃で、入国審査を直ぐに抜けて、手荷物だけなのでさらに税関もすり抜けて、名古屋行きのミュースカイの切符を買ったのが15:40分過ぎ。15:50発のミュースカイで空港を出発しました。このミュースカイ、なかなか快適ですね。静かだし。この後、名古屋駅からは新幹線に乗り換え、浜松に着いたのは17:30頃。うーん、行きは空港行きバスを利用しましたが、乗り換えの手間はあるものの鉄道でアクセスするのが便利そうです。途中ヒヤリとする事もありましたが、予定していた場所は全て見ることが出来たし、買い物も欲しいものが手に入ったり、短い旅行の割にはなかなか充実していた旅行だったように思います。そうそう、外を出歩いていたせいでしょうか、時差ぼけが行ったときも戻ってきてからも、ほとんどありません。これが一番嬉しかったりして。さて、次は2月のPro Bowl Tour at Hawaiiです。(完-始めに戻る)

Grand Hyatt San Francisco

San Franciscoの中心Union Squareに隣接するGrand Hyatt San Franciscoが今回最後の宿泊地。実は、今回自分へのご褒美購入も予定していてAtlantaでも探したんですが見つからず。ここSan Franciscoで探す予定でいたので、Union Squareを通り過ぎたところで右折して、某高級バックメーカーのお店に直行。あまり紳士用用品を置いていない雰囲気だったんですが、店員さんに聞くと地階にあるというのでそちらに行き、聞いてみたらありました。実際に見て気に入ったので即購入。手荷物のバックとお店の大きな袋を両手に抱えて、今度はホテルに向かいました。

今回は夕方早く到着する予定だったし、朝の出発も余裕があるのでクラブフロアーを予約。33Fのコーナーの部屋をアサインしてくれました。で、早速部屋に向かうためにエレベーターに乗ったんですが、クラブフロアーのボタンを押しても反応しません。「専用のエレベーターでもあるのか」と探してみても無いし、部屋にあがれません。何度か試してみて、仕方がないのでフロントで聞いたら、部屋のカードキーを貸してみろと言われて、それをクラブフロアーの階数を表示していた部分に差し込んだらちゃんとボタンが動作しました。いゃ、カードキーを使う場合があるというのは知ってたんですが、そのカードスロット部分がスロットに見えなかったんですよぉ。強調のアンダーラインだと思っていた(汗)。

予想外のドタバタで本当に汗をかきながら何とか部屋に到着。結構広い部屋なんですが、流石に施設の古さがちょっと目立つ内容です。部屋の一番奥にバスルームがあるんですが、ここが狭いし古い。で、何故かコーヒーメーカーが洗面台の横に置いてるし、使い勝手の悪い配置です。実は翌日このコーヒーメーカーを使ったとき、さてコーヒーを飲もうと部屋に置いてあったマグカップを使おうとしたところ何か赤い物が付着しています。擦ると落ちるんですが、多分以前使った女性の口紅が残っていたんでしょう、こんなの初めて。Atlantaもそうでしたが、Grand Hyatt系列に止まるのは初めてでそれなりに期待してましたが、ちょっと幻滅ですね。しかも、ここ、クラブフロアーなのにバスローブも無いし。部屋が広いことを除けば「何だかなぁ」というのが感想でした。

唯一感動したのが、サンフランシスコ湾を背景に暮れてきた夕方の雰囲気の中に浮かび上がるSan Franciscoの町並みくらいでしょうか。翌朝は霧が凄くてほとんど周りが見えないでしたから、なおの事この日の夜景は印象的でした。取りあえずネットワークに接続してメールとか処理した後、クラブラウンジに出かけてみました。一つ下の32Fなので、窓から見える景色はほとんど違わないんですが、とっぷりと日も暮れていましたから町並みの夜景は非常に綺麗でした。

ラウンジは、まぁまぁの広さで、飲み物もオードブルもそこそこ揃っていました。Californiaなので、ワインが揃っているかなと期待したんですが、赤と白一種類ずつしか無かったのが残念。食事前なので、白ワインを頂いたんですが、柑橘系の香りが軽くすっきりと飲みやすいリースリングみたいな印象の白でした。翌日の朝食もここで取ったんですが、パン、フルーツ、ハム、生野菜はあるものの、卵料理とかソーセージとか暖かい料理が無かったのが残念でした。

そのまま最上階にあるラウンジで、さらに夜景を眺めながらお酒とおつまみでもう少しお腹を満たして部屋に戻り、帰国日となる翌日の出発の準備をして休みました。実は最初Fisherman's Wharf近くのHyatt Regencyにしようかと思ったんですが、そちらが満室で取れず(何か、Atlantaの場合と同じ)Grand Hyattにしたんですが、うーんブランド的にはGrand Hyattの方がRegencyよりも上だと思って期待してたんですけどね。まぁ、たまたま悪い部屋に当たったのかもしれないけれど、もうちょっと施設の改修とか気配りとか欲しいなと感じたホテルでした。そうそう、朝はパトカーのサイレンと船の汽笛の音で目が覚めました。場所柄かもしれないけれど、結構騒音も気になりました。その分、立地条件はいいから出来れば定宿にしたいホテルでもあるんですが...

2008年1月19日

NGO-SFO-ATL (10) - Stanford Univ.

約五時間のフライトで再びサンフランシスコに到着。今日は、このまま南に下ってStanford Univ.を訪問します。空港に接続しているBARTに乗って一駅San Brunoまで戻り、そこからMillbrae行きの電車に乗り換えます。この「一度戻る」というの忘れていて、反対方向行きのBARTが来るだろうと間違って空港駅で一本見逃してしまいました。San Brunoで乗り換えて10分位走り、終点のMillbraeに到着。ここで今度はCaltrainに乗り換えて、さらに南に下りPalo Altoを目指します。

丁度Millbrae駅に到着した時にSan Jose方面行のCaltrainが出るところでした。30分に一本くらいしかないダイヤなので、一本乗り過ごすと実に暇です(笑)。まぁ、3分に一本とか5分に一本なんていうダイヤで走っている日本の電車・地下鉄の方が異常なのかもしれないけれど。久しぶりに「まったり」と時間を潰していたら、3分遅れくらいでCaltrainが入ってきました。この列車、先頭のデザインが何となくStar Warsに出てくる帝国軍兵士の顔みたいに見えます(爆)。このCaltrainに揺られること30分少々、こぢんまりとしたPalo Altoの駅に到着しました。

駅を出ると、大学と駅を結んでいる無料のシャトルバスを探します。ガイドブックではA/B二路線のバスが走っているという説明でしたが、さらにC-LINEというバスも増えていました。またB-LINEはCW(Clockwise-時計回り)、CCW(Counter Clockwise-反時計回り)の2方向がありました。取りあえず待っているうちにやって来たA-LINEのバスに乗って大学方面に向けて出発。ここで一つ問題が、停留所のアナウンスなんてありませんから、どこからが大学でどこで降りればいいのか分かりません(笑)。取りあえず有名なHoover Towerが見えたところでバスを降りて、構内散策を開始しました。

今回の目的地はStanford Unit.。別に留学するとかいうのではなく(とても入れません)、あるフットボール選手がこの大学の出身で、それ以来興味があったから。その選手とは、元Denver BRONCOSのQB John Elway。個人的には「鉄砲肩Elway」と呼んでいたんですが、とにかく豪快なパッシングQBでした。NFLチームではMiami DOLPHINSのファンなんですが、こちらのエースQBだったDan Marinoにも似ているプレースタイルだからかもしれません。で、仕事柄コンピューター関連でも有名な大学ですし、もし機会があれば一度訪ねてみたい、というのがここ10年くらいの夢でした。

5分程歩くとVisitor's Centerがありましたので、ここで地図や大学のガイドをゲット。大学紹介のCD-ROMなんてのも配布してるんですね。ここで、本来の目的であるスポーツ施設のある方向を目指します。さらに歩くこと10分少々。陸上競技場の向こうに、Stanford Stadiumが見えてきました。

もうオフシーズンですから、当然ゲートは閉まっていて中には入れませんが、外から見るだけでもちょっと感激。このスタジアムの収容人数は5万人くらいだったか、それがシーズンになると毎回満席になるんですからねぇ。USの大学スポーツビジネスは恐ろしいです。

さらにスタジアムから少し離れた場所にあった補助グランド。全面綺麗な天然芝が刈り込まれており、「緑の絨毯」という表現がぴったり。しかも、この広さ。縦120ヤード横53ヤードのフットボールフィールドのラインが、横に二つ並んで準備されていました。もうため息ですね...

広い大学構内のほんの一部だけでしたが、施設の素晴らしさに驚くばかり。再びシャトルバスで駅に戻り、ちょっとPalo Altoの町並みを歩いてみましたが、こちらもこぢんまりとした雰囲気の良さそうな町並みで、暖かくなったらまた訪れてみたいなと感じました。暫くして到着したSan Francisco方面行きCaltrainに乗り、来たときとは逆の順番でBARTに乗り換え、今回はそのままSan FranciscoのDowntownまで直行。この日の宿泊先であるGrand Hyatt San Franciscoに近いPowell St.で降りました。(続く...)

2008年1月18日

蟹座はキャンセル

以前指摘した問題、フト気がつくと直っている。レポートしたのが多少なりとも役だったんだろうか。まぁ、些細な問題だけど、結構みっともない問題だったし。これで、やっと人並みになれました(笑)。

NGO-SFO-ATL (9) - MARTA

今日は朝一でアトランタを出発してサンフランシスコに移動します。東から西海岸への移動なので、時差の関係で午前中に到着します。その余裕を利用して、そのまま昔から行きたかった某所を訪問する予定です。今回アトランタを訪問地に選んだ理由の一つが、公共交通機関で空港とホテルや目的地に移動簡単な事。その滞在中の「足」となったのが、日本の地下鉄に似ているMARTAと呼ばれる電車です。空港からホテルまで一本で繋がっているので、そのまま30分程で移動できます。最初に戸惑ったのが切符の買い方。日本のような切符が出てくるのかと、自動販売機に向かったんですがよく分からない。暫く悩んで「これかな」と購入して出てきたのが、切符にしてはやけにでかい"Breeze"と印刷されたものでした。

これ、購入する時に乗車料金のUS $1.75に発行手数料でUS $0.50取られて、US $2.25支払います。「をぃをぃ、毎回US $0.50払うのかよ」とこの時は思ったんですが、この紙の切符、中にRFIDが入っていて、リチャージが可能です。90日の有効期間内なら、何回でもリチャージして切符として使用可能な、ある意味優れもの。日本にも簡易版のFeliCaカードがありますが、同じような技術なんでしょうね。滞在中何度かリチャージして使いましたが、今朝は最後の利用となります。MARTAは一回の乗車が距離に関係なく一律料金なので、US $1.75をリチャージして空港まで乗車しました。

ここで危うく大きな失敗をする所でした。UnitedのEasy Check-inを利用して、前日の夜にすでにこの日のフライトのボーディングチケットをホテルで印刷していました。預ける手荷物も無いので、後はセキュリティゲートを抜けてゲートに進むだけ。ところがアトランタの空港は初めての利用で、かつ全米でも最大規模の空港。さらに残念なことに、DELTAの本拠地でUAのHub空港でもありません。その為本来はUAのゲート近くからセキュリティに入れば良いもの、MARTAから降りて直ぐにあるゲートに並んでしまいました。

これがこの奥に並ぶDELTAのターミナルビル群に向かうゲートで、セキュリティを抜けたもののUAのゲートに行く方法が分かりません。取りあえずエレベーターを下ると、そこはターミナルビル間を接続する電車のホーム。登りのエスカレータを使うと再びセキュリティエリアの外に出るという表示。すでに登場開始予定時刻を過ぎており、どうしようか一瞬迷って取った行動が、今降りてきたエスカレーターの逆走(笑)。機内持ち込み手荷物をしっかりと保持して、下ってくるエスカレーターを思いっきりダッシュで駆け上り元のフロアーに戻りました(よい子は真似しないように)。エスカレーター降り口横に座っていたアフリカンアメリカンの女性が、"Oh my God!!!"とビックリ。「UAのゲートに行きたいんだけど」と聞くと「あんた、全然ちがうわよ、反対側よ」と言って「そこから上にあがって」と教えてくれました。

指さされた先にあるエレベーターを使い、一つ上のフロアーに上がるとそこが出発階。この日のアトランタ行きUA便の出発ゲート番号は"T15"でしたが、そちら方面を指示する矢印表示もあります。ここからは手荷物を抱えてダッシュ! 気分的にはもう出発時刻かと焦っていましたが、時計を見るとまだ15分くらいあり、この時にはトイレに立ち寄る余裕も生まれました。しかし、ターミナルビルの中央から一番端の出発ゲートまで走りましたが、成田の第一ターミナルの端から端まで走った感じでした。一時はどうなるかと思いましたが、何とか出発に間に合い、サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗。そうそう、一つ驚いたのが機内アナウンス。US国内線ですから、普通なら英語でアナウンスがあってお仕舞いのはずが、このフライトでは続けて日本語のアナウンスがありました。それも結構流ちょうにしかも英語のアナウンスとほとんど同じ内容で。私がみた限りでは、そんなに日本人の乗客がいたような感じはなかったんですが、SFOからの日本便に接続するようなスケジュールなので日本人の利用度が高い路線なんでしょうか。いゃ、しかし驚きました。フライトは特に問題も無く、予定通りに最後の訪問地であるサンフランシスコに到着しました。(続く...)

2008年1月17日

NGO-SFO-ATL (8) - World of Coca Cola

さて、ジョージア水族館のカフェテリアでお昼もすませ、次は隣に立っている"World of Coca Cola (WOCC)"の見学です。ここは、WOCCのオンラインサイトでチケットを購入していて、13日の14:45分からの入場券を購入済み。ところが、この日はトントントンとCNN、水族館と回れたので、まだその時刻までには一時間以上もあります。どうやって時間を潰そうか迷ったところで、取りあえず入り口の様子を見てみようと向かったところ、チケットの半券は取るんですが別に時間までは気にしている様子はありません。

「もしかしたら入れちゃう?」と思って何食わぬ顔でオンラインで購入しプリントアウトしたチケットを見せると、丸ごと取られて入れみたいな合図をされます。「しめしめ」と思い、その奥にあるセキュリティチェックを抜けて、最初のホールみたいな場所に無事入ることが出来ました。入場者数が少なかったからだと思うんですが、普通はここで入場者の調整をするんでしょう。この日は「次のステージに進んでください」みたいな感じでどんどん奥に誘導されます。

次の部屋は天井から様々なコカコーラの看板が展示されたビデオ映像室みたいな場所には、先に入っていた人達に「世界中でコークは毎日何本販売されて」とか、コカコー ラの歴史みたいな事を紹介していました。ここで、私たちが入った所くらいで後ろのドアが閉められて、このグループのツアー開始のようです。

その先は座席が並んだ小さな映画館みたいな部屋で、ここで入場者は適当に席に座ると、コカコーラの自動販売の裏側が仮想的な世界になっていて、ここでコーラの注文が入るとその仮想世界の住人達がコーラを作り冷やして送り出す、確かクリスマスの時だったか日本のCMでも流れたビデオが流されます。で、そのビデオの出演者達(キャラクター)が実際のコカコーラの従業員みたいな感じでインタビューに答えていく映像が流されます。

で、演出が凄いなぁと思うので、そのビデオが終了すると、スクリーンがすすすっと上に上がり、その先が通路になっていて、このWOCCの中央部分の吹き抜けに出る通路が開く仕掛けになっていました。で、そこにはやはりCMにも登場していたシロクマのキャラクター君が待っていて、その場で記念写真撮影とか出来るようになっています。ここから入場者は1Fと2Fに準備している、展示コーナーを自由に回ることが出来るようになっています。いわゆるグループでまとまって展示を見る「ツアー形式」ではないんですね。とにかく一度入ってしまえば、後の見学は自由みたいです。

展示の詳細はWOCCのHPを見ていただくとして、世界中にいる熱心なコークファンには堪らないでしょうね。特に、昔の自動販売機とかコークグッズなんかは、そのまま良いディスプレーにもなるし。それでも、一番人気だったのは、世界中のコカコーラ製品を飲むことが出来るスペースで、小さなプラスチックのコップに何杯も何回もコーラやファンタ等を入れて飲んでいる人が沢山いました。ここが出口に繋がる場所で、外に一度出るともう入れません。出るときには、コーラを1本、お土産で貰うことが出来ます。で、出口を出ると、そこはコカコーラのグッズ販売の売店で、ここでまたいろいろ楽しめます。まぁ、タオルからお皿からカップから、いろいろなグッズがあったんですが、一番気に入った(笑った)のが、この意味不明な日本語のメッセージが印刷された上着。

左側の「賀正 今年もよろしくお願いいたします」は良いとして(良くもないけれど)、右側の文章が意味不明。写真では見にくいんですが、「今年のお正月は、/コカ・コーラ、ファンタに加えてスプライト/三つ揃って新春のご挨拶を申し上げます。/いつでもどこでもさわやかなコカ・コーラ/おいしさで選ぶファンタ、/そして清らかなスプライト/今年もお店の繁栄にご利用ください。」と印刷されています。販売店への販促商品だったんでしょうか。コークファンでも着るのはちょっと恥ずかしいかも(笑)。

展示内容事態は、お金もかかっているしバラエティに富んでいて十分楽しめる内容だと思います。ただ、何か説教くさい感じがして私はちょっと敬遠気味でした。予定よりもだいぶ早く予定が済んでしまったので、急遽ホテル近くのモールに向かっておみやげ物探しをしました。この日は日曜日なので、夕方にはお店が閉まるのでかえって良かったかも。駆け足でアトランタ市内観光を終了して、いよいよ明日はサンフランシスコに移動です。(続く...)

Grand Hyatt Atlanta in Buckhead

今回の旅行シリーズで最初の宿泊地となったアトランタ。そのアトランタ市郊外の新しい繁華街とでもいうべきBuckheadという場所にあるGrand Hyattに2泊しました。駅から歩いて5分ちょっとと、少し距離はありますが道は幹線道路沿いに一本なので迷うことはなく、また街灯などあり夜でも安心して歩けます。周りには、WESTIN、InterContinental、EMBASY、Marriotte等、幾つもホテルが並んでいるので、アトランタ観光の拠点としても便利そう。大きなモールも近くにあります。ただ、再開発中の地域らしく工事中の建物が多く、ホテルとモールを除けば特に楽しめる場所が無いのが難点かも。その点、市内中心部のFive Pointあたりのホテルのほうが遊ぶところは多いので良いかも。

一応二泊の滞在でしたが、到着日は夜ですし、三日目は朝一でサンフランシスコ移動の予定なので、スタンダードルームをキングベッド希望で予約。本当は、市内中心部にあるHyatt Regencyの方が良かったんですが、コンベンション等の行事と重なったらしく満室で取れませんでした。こちらも、参加者の皆さんでしょうか、胸から名前を印刷したカードをぶら下げてホテルのレストランや地下鉄(MARTA)で移動している人を沢山見かけしまた。

部屋の広さは33平方位でしょうか、そこそこ余裕があります。が、バスルームが狭い。設備が旧式なのは仕方ないとしても、もう少し余裕が欲しいところ。机はそこそこ広いものの、インターネットがWiredでも10Mbps、Wirelessは11bと一世代前なのが頂けません。それと空調の効き具合が悪くて、設定温度を上げても暖かくならず、ファンは五月蠅いしでちょっと睡眠不足気味に。部屋の広さに暖房能力が追いついていない感じです。

実は、海外でHyatt系列に宿泊するのは10年振りくらい。もう少し高級感があるのかと期待していた部分もあるんですが、正直「こんなものかな」という感じ。次回アトランタを訪問する時があれば、多分別のホテルを選択するだろうな、というのが個人的感想です。

夜は1Fのラウンジで飲みながら軽く食事をしましたが、こちらはなかなか雰囲気は良くて気に入りました。丁度NFLのDivisional Play-offの試合を壁掛けテレビで流していたので、試合終了までまったりと過ごすことが出来ました。これは◎。ただし、おつまみで注文したシュリンプカクテルのソースと、勧められて一緒にオーダーしたバッファローウィングのケチャップソースは、どちらも×でした。


部屋から眺めた夜景が、そこそこ綺麗だなと思ったんですが、朝見てみたらどうも工事の照明みたいだったようです(笑)。

2008年1月16日

NGO-SFO-ATL (7) - Georgia Aquarium

CNN Center見学の次は、ジョージア水族館(Georgia Aquarium)。CNN Centerを出て、アトランタオリンピック記念公園をまっすぐ反対側に向かって通り抜けると、正面左手に次の目的地Georgia Aquariumが見えます。その右側が、その次の目的地である"World of Coca Cola"です。

入り口でチケットを購入すると、クロマキーのスクリーンを背景に写真を撮るかと聞かれました。後で分かったんですが、背景にアニメのニモをはめ込んだ記念写真を$10で販売してくれます。そこを通って中にはいると、中央が広いスペースになって、そこから放射状に幾つかのテーマ毎に展示場が作られています。

いろいろな魚や海の生物の展示が中心ですが、それ以外にも3Dの映画とか、海の生き物に触ろうみたいなコーナーとか、多分家族連れだと楽しめるでしょう。私の場合、まず第一目的であったジンベイザメの居る巨大水槽に向かいました。そのコーナーの入り口を入ると、直ぐに海底から海面を臨むようなチューブ状のトンネルがありますが、これがなかなか幻想的でGood。皆さんここにとどまって記念撮影をしています。そこを通り抜けて暫く進むと、有名な巨大水槽のコーナーです。

旅行前にジンベイザメの写真を見たときには大きいと感じたんですが、実物は水槽が大きすぎるためかそれ程大きいとは感じなかったのが残念。しかし、悠々と泳ぐ姿は流石ですね。台湾沖で捕獲されて、暫く慣らしてから20時間以上掛けてアトランタに移動してきたという紹介ビデオを流していました。

で、ジンベイザメ以上に印象的だったのが、ベルーガこと白イルカ。SoftbankのCMで「島根のおじさま」として登場している、あの白イルカです。3頭が水槽の中で泳いでいたんですが、写真の"NICO"と言う名前のイルカがなかなか人懐っこくて、宙返りしたりして愛嬌を振りまいてくれました。

水族館の出口が、やはり売店の奥にあって必ず記念品を見るような作りになっているのはこの手の施設のお約束。中にカフェテリアもあるので、休む場所も沢山あるし、なかなかよく考えられた構成だなぁと感心しました。(続く...)

2008年1月15日

NGO-SFO-ATL (6) - CNN Center

アトランタの観光旅行は、1) CNN Center、2) ジョージア水族館、3) World of Coca Colaを一日で回る予定を組みました。まずは、一カ所目のCNN Center。宿泊している郊外のBuckheadからアトランタの公共交通機関であるMARTAでFive Pointというダウンタウンの中心で乗り換えて一駅でCNN Centerに到着します。
元はOMNI Hotelの建物だった物をCNNが使っているということで、一部はOMNI Hotelが買い戻して再びホテルとして使っています。建物の中央を吹き抜けで、そこはカフェテリアになっていてここまでは自由に出入りが出来ます。カフェテリアの横に"Inside CNN"のツアーチケットを販売しているブースがあり、ここで$12でツアーに参加できます。この日は、日曜日の午前と言うことで人数が少なかったためか(私も入れて6名)、20分後のスタートでした。メンバーは、多分アクセントから推測するにイギリスから来たであろう親子三人(父母娘)、ちょっとどこの国の言葉なのか分からなかったアベック、そして私です。
チケットブースの横に入り口があり、ここでまずセキュリティチェックがあります。ツアー中は撮影禁止で、また携帯電話も電源オフを要求されました。このセキュリティゲートを通って左に回り込むと、地上からアトリウムの中央に浮かぶ地球儀に接続しているエスカレーターに乗ります。写真で、地球儀に伸びている白い通路上の物がそのエスカレーターで、これ結構怖いです。私はあまり高い場所が得意でないのでなおさらなんですが、最初のうちはまぁ普通のエスカレーターと同じ感覚で上ります。ところが、3階を過ぎる頃から完全にアトリウムの真ん中をむき出しのまま10階位まで上っていくので、結構スリルがあります。しかも、丁度真ん中くらいの所で「ガタッ!」と揺れるんですよ、これが。一瞬、マジで焦りました。私の前にイギリスから来たと思われる親子のお父さん(60歳位かな)が立ってたんですが、この揺れたときに一瞬後ろに倒れるような感じになり私が焦ったところで自分も「ガタッ!」と揺れたものだから大変。残りの半分を上るのが結構ドキドキでした。

で、上まで上ると、CNN紹介のビデオを見たり、毎日ニュースを放送しているオープンスタイルのスタジオを窓越しに眺めたり、あるいはプロンプターやクロマキー合成のデモをしたりといった感じで、結構あっさりした内容でした。スタートしてだんだん下の階に降りるように見学し、最後にCNNのポリシーをキャスターがプレゼンするようなビデオを見て、そこを出るとCNNのグッズ販売の売店に出てツアーは終了でした。クロマキー合成のデモの時に、希望者にはキャスター席で記念写真を撮影してくれるんですが、その写真を最後に貰うことが出来ます。確か無料でした。記念としてはいいかも。

最近では、日本のテレビ局でもオープンスタジオ形式でニュースとか流していますから、正直あまり新鮮みはありませんでしたが、世界を網羅する様々ニュースがここから配信されるんだなぁと、ちょっと感激したのも事実でした。(続く...)

2008年1月14日

NGO-SFO-ATL (5)

最初のフライトであるNGO-SFOは、直前までシートアサインを見ていると、ファーストクラスに2人、ビジネスクラスが8人位で、エコノミーにも空きが何席かあったんですが、実際に搭乗するとファーストクラスはクルーのレスト席一つと多分デッドヘッドが1人搭乗してましたが、残りは満席。ビジネスもざっと見る限りはほとんど一杯でした。

「ほとんど」というのは、私の横の窓際2席がやはりクルーレスト用に明けてあり、また私が座った中央3席も一つ空いていました。実は、最初8Hで予約していたんですが、機材変更で8A-C/8H-Jが無いモデルになったので8Dに変更。最初となりの中央席である8Eに若いお兄ちゃんが座っていたんですが、反対側の通路側席8Fが空いていたので、離陸すると直ぐに横にシフトしてくれました。ビジネスクラスなので隣がそれ程気になる訳ではありませんが、一つ席が空いていると荷物を置けたりして便利。

中部国際空港からの離陸は、非常に静かで柔らかな感じでした。成田からだと、離陸して直ぐに空域変更をしながら結構急に上昇していくので、しばらくの間ちょっときつい感じがするんですが、NGOからの離陸は滑走路から車輪が離れると、そのまま緩やかに上っていく感じで全く圧迫感がありませんでした。落ち着いた感じがしているためでしょうか、食事でちょっとワインを頂いただけでかなり酔いが回ってしまい、食事が終わるとそのまま熟睡モードに入ってしまいました。目が覚めると到着2時間くらい前で、後ろのギャレーで準備をする音がガチャガチャしている頃でした。

SFOへの着陸も非常に静かで、これはやはり777ということもあるんだろうなぁと思います。SFOに着陸すると、手荷物だけなのでサクサクとイミグレとカスタムを通過して国内線ゲートのターミナル3に向かいます。接続時間が1時間半とちょっと気になったんですが、オンタイムでSFOに着いたので全く問題なしでした。SFOからATLへは、A320で約四時間のフライト。ファーストクラスでも天井が低くて狭い感じですが、とにかく四時間の間は時差ぼけで眠いのでほとんど寝ていました。アトランタに到着したのは、時差もあり夕方の6時過ぎ。外はすっかり暗くなっていました。アトランタ空港からは、市内を十文字に走るMARTAと呼ばれている地下鉄みたいな電車で、中心のFive Pointを通過して、Buckheadまで移動。寂しい場所かなと不安だったんですが、結構開発が進んでいる副都心みたいな感じの場所で、駅からホテルまでそこそこ明かりもあり歩いて5分程の道のりでした。

ホテルに着くと流石に疲れが出てきてしまい、食欲も無いので翌日のスケジュールを確認して、ざっとシャワーを浴びて汗を流したところでベッドに倒れ込んで移動一日目が終了しました。(続く...)

2008年1月13日

NGO-SFO-ATL (4)

今回空港へのアクセスに、最初は新幹線→名鉄を考えたんですが、地元のバス会社が運行している空港行きのバスを利用しました。浜松駅から中部国際空港まで2時間かかるという事なので、TCATから成田行きリムジンを使うよりちょっと長い感じでしょうか。もっとも、このうちの30分程は浜松駅から東名高速道路・浜松西インターチェンジに行きトイレ休憩する時間ですから、実際に高速を走る時間はそれほど違わない感じです。

東名高速を岡崎から知多半島方面に向かい暫くすると海の上に浮かぶ中部国際空港が見えてきます。連絡橋を渡るときにも感じましたが、横風が強いですね。年末にも強風で離発着できなくて運休しましたが、これからも何度もありそうな印象でした。社内から撮影しようとしたんですが、車内が暖かくて窓ガラスが水滴で曇ってしまい断念。でも、何とか管制塔はキャッチしました。
さて初めての中部国際空港。印象としては、まだ完成してそれ程時間もたっていませんから新しいし近代的な感じがします。何となく、成田の第二ターミナルに似た印象を受けたんですが、これは第二ターミナルと同じように横に伸びた空港ビルのデザインだからでしょうか。それと成田と比較するのは可哀想ですけど、やはり閑散としているというか混雑している雰囲気がありません。到着したのは14:00過ぎでこれから出発する便も結構あると思うんですけどね。チェックインをした時に、「お客様、今日はお席が満席ですのでアップグレードいたしました。」と言われて、おっ、ファーストクラスと一瞬喜んだのもつかの間、私のフェアがBクラスだったので間違えた見たい。ボーディングパスを一度出力して気がついたのか、あわててもう一度出し直してきました。うーん、インボラでアップグレードされても良かったけど、そうなると別にSFO-ATLをアップグレードし直さないといけないだろうから、それはそれでまた面倒そう。

時間があるのとPCで仕事をしたいので、2Fにあるスターアライアンスのラウンジに直行。私が入った時には、2~3人しかいませんでした。一通りソフトドリンク、アルコール(ビール、ワイン、ウィスキー)、軽食(サンドイッチ、おにぎり、カップヌードル、お寿司)、スナック類が揃ってましたけど、たまたまスタッフが少ない時間帯だったからでしょうか、テーブルや窓際にコップの後が残っていたりとちょっと手が行き届いていない印象でした。また、思ったより狭かったし。暫くして、そこそこお客さんが入ってきたので、新しいグラスとか軽食類の補給をしていましたが、もうちょっとクリーンナップも気にしてくれると嬉しいんですけどね。

そうこうしている間に登場開始時刻になったのでラウンジからゲートに移動。折り返し便となるUA831もオンタイムで到着して、取りあえずSFOでの乗り継ぎは何とかなり素運雰囲気。ゲートを通って、この長いスロープを下っていくと、UA830として再びSFOに戻るボーイング777が待っていました。(続く...)

2008年1月12日

NGO-SFO-ATL (3)

出発の朝は雨模様です... 昨晩仕事から戻る途中では、結構強く降っていたんですが、でもこれからお昼に向かって徐々に小振りになる見たい。一応折りたたみの傘は持参しますが、出来れば使わずに済ませたいですね。バッグの中が湿っぽくなるから。それに、使うとしても自宅から近所のバス停までで、後は雨が降ってもぬれない経路なので。 今回は、初めて地元から出発して中部国際空港を使うので、空港に向かうところから初めて。空港までの経路をどうしようかと思ったんですが、浜松駅から出ている空港行きの連絡バスを今回利用してみることにしました。時間は掛かるんですが、新幹線を使っても一度名古屋まで出て、それから空港方面に戻るのが面倒そうだし。ローカルのバス会社(遠州鉄道)なんですが、ちゃんとWebから時刻表やオンラインで予約も出来て、今更ながらIT社会を感じています。もっともこの会社、バスや電車の乗車券・定期券にFeliCaを使った電子マネーを導入しているんで、結構先進的な会社とも言えます。 気になるNGO->SFOのフライトですが、昨日の便は30分くらいDelayしていました。今UAのサイトで今日のNGO->SFOの折り返しとなる機材の出発状況を見たところ、殆どOn-timeで出発していました。昨日までは先週の大雨の影響で結構フライトスケジュールが乱れていて心配でしたが、何とか通常のスケジュールに戻ったみたいです。まぁ、後は突発的なトラブルが無いことを祈るだけです。 昨晩は少し早めに仕事から戻ってきて、予約履歴の印刷から。E-TicketになっているUAのフライト、ホテルの予約確認、オンラインチケットで入手したWorld of Coca Colaのチケット、それと昔から出張の時にやっている、パスポートやクレジットカードの番号を控える事。仕事の時には会社のコピー機上に並べてコピーするんですが、今回は自宅なのでスキャナーに並べてスキャンして、それを印刷します。後は、PCやカメラ、携帯に、必要な電源、充電器、データ転送用などのケーブル類。悩むのが衣類ですが、現地の天気を調べるとそんなに寒くなくて、日本と同じ程度といか、サンフランシスコは最低気温が最高気温と2~3度くらいしか違わないので逆に温かいかも。そんなに重装備無くても、コートが一枚あれば何とかなりそう。最悪、天候が崩れて寒くなったら現地で購入すればいいし。今回はちょっとお買い物もしたいと思っているので、その点は割り切っています。懸案だったカメラもコンパクトカメラを準備したし、とりあえず準備は整いました。さて、もうしばらくしたら出発です。(続く...)

2008年1月11日

松下電器からPanasonicへ

昨日いろいろなメディアで取り上げていた、松下電器産業が社名を「パナソニック株式会社」へ変更し、製品ブランドも国内の白物家電の「ナショナル(National)」を廃止して、全て「パナソニック(Panasonic)」に統一するというニュース。「いまさら」という感じもあるんですけど、AV家電のブランド名という印象の強いPanasonicが冷蔵庫とか掃除機にも付くかと思うと、正直ちょっと違和感はありますね。古い話ですけど、「トリオ(TORIO)」が海外ブランドだった「ケンウッド(KENWOOD)」に統一した話を思い出してしまいました。 でも、Panasonicって"SONY"とちょっと語感が似ているけどだいじょうぶかなぁ。まぁ、すでにどちらも有名ブランドとして浸透しているから、今更誤解されることもないでしょうけど。よその会社のブランドをとやかく言うのはどうかと怒られそうですけど、でも"Panasonic"って音節が多くて呼びにくい気もします。短く"Panac"とかしたら良かったかも。あっ、アメリカだと"Panic"と誤解されてしまうか... 国内フットボールの強豪で、今年のRICE BOWLで優勝した松下電工IMPULSも、この松下グループの企業で「松下電工」は「パナソニック電工」と名前が変わります。どのタイミングで変更するんだろう。国内リーグ(Xリーグ)の場合、8月初めの選手登録終了時にチーム名も登録しないといけないんですが、最初はこれまでの名称でスタートして、会社名が変わる10月1日で切り替えるんだろうなぁ。大変そう。 松下電器産業の創業者、故松下幸之助氏の伝記は子供の頃良く読んだ話の一つですし、「国民誰もが使える商品に」と言ういみで「ナショナル」というブランドを思いついたという話は子供心にも結構感動した記憶があるんですが、創業者の名前が消えてもそういう志は何時までも継承して欲しいですね。なんと言っても、日本を代表する企業の一つですし、馴染みのある会社でもあるし。

2008年1月10日

PENTAX OptioZ10 (2)

月曜日にヨドバシオンラインから注文したPENTAX OptioZ10が、昨日届きました。第一印象は「軽い、コンパクト」。早速一緒に注文した2GBのSDメモリーカードを入れて試し撮りしてみましたが、予想以上に使えそうです。35mm換算で、広角38mmから望遠266mmというのは、出来ればもうちょっと広角側が広いと嬉しいんですけど普通にスナップ写真をとるだけなら問題なし。一つ困ったのは、これまではデジタル一眼レフでファインダーを覗いて撮影するのに慣れているので、背面のLCDを観ながらシャッターを切るのにまだ慣れないこと。でも、手ぶれ補正もあって多少暗めでもそれなりのレベルで撮影できています。ISO3200も試してみましたが、流石に暗い部分のノイズが気になります。でも、原寸(8M)サイズで使うことはほとんど無くて、殆どの場合Blog用に縮小して使うから実質的には問題無いでしょう。

気になるのはやはり全体の質感。3万円弱の価格なので、それなりといわれてしまえばそれまでですが、本体プラスチックの質感とか金属部分の質感が今ひとつ。特に金属部分は最初プラスチックを銀色に塗装しているのかと思ったくらい。驚いたのがバッテリーの小ささ。単四電池よりちょっと大きいくらいなんです。逆に、充電器がカメラ本体くらい大きいのは何とかならんもんかなぁ。コンセントに接続するにもACケーブルを充電器本体に繋げて接続するので、旅行とかの移動の時には面倒。コンセントに差すコネクターを内蔵式にしてくれると嬉しいんですけどねぇ。

最初に使うときに電源スイッチが見あたらなくて迷ったんですが、これレンズカバーをスライドさせてレンズ部分を露出させると電源が入る仕組みになってるんですね。普通に撮影する時には便利だと思うんですが、例えば撮影した写真を確認したい時とかPCに接続してデータ転送したりする時にもレンズカバーをスライドさせて電源を入れないといけません。これはちょっと不便。あと、操作モードとかいろいろアイコンが表示されのは良いのですが、そのアイコンのデザインが何かデコメールで使うアイコンみたいで安っぽい感じ(これこれ...)。まぁ、フレンドリーと言えばそうですけど、でも全体的にアンバランスな印象です。

私くらいの年代だと、PENTAXと聞くと「ペンタックス、ペンタックス、ぼーえんだよ、ぼーえんだよ」というTV-CMを思い出すんじゃないでしょうか。試し撮りでズームを操作しているとき、つい「ぼーえんだよ」と無意識に口に出して言ってしまいました(爆)。とりあえず、新しいおもちゃと一緒に今週末から旅行決定です。

2008年1月9日

コードレス

今デジタル家電関連のイベントとして、多分世界最大でもっとも注目を集めているCES (Consumer Electronics Show) 2008がLas Vegasで開催されています。あながち仕事と無関係でもないイベントなので毎年注目しているんですが、今年の注目株は薄型テレビとワイヤレスなんじゃないかと思っています。 家電、特にデジタル家電と呼ばれている薄型テレビやDVD/HDDレコーダーは、HDMIで最近はケーブル一本で接続できるとはいいつつも、やはり面倒なもの。それがワイヤレスで結ばれるようになれば、レイアウトの自由度も出るだろうし使い勝手にしてもかなり改善させると思います。例えば自分専用の記録デバイスがあって、それをテレビの前に置くだけでその中に保存されたデータが再生出来るとか。同じCESでGoogleとPanasonicの提携も発表されましたけど、テレビは今後家庭の情報端末化していくのは多分確実な事。で、テレビにGmailの着信があると、それを自分の専用記録デバイスにコピーする。で、その頃のGmailは今のようなテキストベースなものではなくて、画像とか映像が添付されたような物になっているからこういう個人用の記録デバイスは必要になってくるんじゃないかと思います。 例えば携帯電話の充電器のように、置くだけで電源供給とデータ接続が出来れば最低限十分だと思います。別に常に移動しなくとも、現在のラックのような物に入れる場合でも、余計なコード類が無いだけでも取り出して掃除も出来るし(笑)。100vの電源コードは最後まで残る「コード」かもしれないれど、これも燃料電池が実用化されたら今のカセットコンロみたいに「カチッ!」と燃料カートリッジを交換するだけで、文字通り「コードレス」家電が完成するかも。楽しみです。

2008年1月8日

些細なトラブル-解決

去年から妙な現象で悩んでいたんですが、今日原因が分かりました。最初から入っている1台目のHDD(C:ドライブ/160GB)と最近増設した3台目のHDD(500GB)が、たまたま同じプライマリーIDEチャネルに接続していたんですが、このコントローラーの転送モードがいつの間にかPIOに変わっていました。本来ならUltra DMA Mode 5で動くはずなので、転送速度で言えば10倍近く違ってきます。道理で、妙に時々突っかかるような動きになったものです。 一番アクセスが発生するC:ドライブのあるHDDと一番大容量データ転送が発生するデータ保管用の3台目HDDが同じチャネルにあるのは好ましいと思えないので、この3台目のHDDを2台目のHDD(260GB)と同じセカンダリーIDEチャネルにつなぎ替えて、プライマリーIDEチャネルをC:ドライブ専用として、一度このプライマリーIDEチャネルを削除して再起動したところ、HDD 3台全部の設定がUltra DMA Mode 5に変わってくれました。もうパフォーマンスがコレまでと全然違います。今日半日ほど使っていますが、これまで発生していたIME変換が途中で止まったり、画面上のポインター移動が止まってしまうような現象は全く発生しません。これまでHDDをフォーマットしたりスキャンしたりデータを入れ替えたりしていた苦労は何だったろうという気分。 しかし、何でPIOに変わったのか不思議なんですが、ググってみるとこんなMS KBを発見。具体的に思い当たる現象は無いんですが、同じチャネルでがんがんデータ転送をしていたので、多分転送中にデータが衝突したりしたんでしょうねぇ。それが転送モードをどんどん落としていたのかもしれないと思っています。いずれにしても、とりあえず原因も対処方法も分かったので、とりあえず安心。でも、転送モード低下の原因が別の理由だったら嫌だけど...

PENTAX OptioZ10

今週末の旅行用にコンパクトカメラをいろいろ物色していたわけですが、結局PENTAXのOptioZ10を殆ど衝動的に購入してしまいました。デジタル一眼レフカメラはEOS 10Dに始まり、20D、40Dとキヤノンに染まっているので、本当はIXYかPowerShotのどれかにしたかったんですけど、どうも「コレ!」というものが無いんですよねぇ、残念ながら。 バッテリー切れで悩みたくなかったので、乾電池で駆動するPowerShotの中のモデルが第一候補だったんですが、どうしてもカメラのサイズや重量が大きくなるし、デザインが「いかにもカメラ」風でちょっと気楽にスナップ写真を撮るという感じではないなぁ、と個人的に感じてしまいます。方やIXYも、ちょっと無骨というか、今ひとつピンと来るモデルが無いんですよね。 まぁ、そんなにコンパクトカメラを使う機会も無いので携帯の内蔵カメラでもいいかなと半分諦めたんですが、試し撮りしてみるとやっぱり不満が残る画像。解像度も200万画素で、それなりの旅の思い出を記録するには少しもの足りません。で、やっぱり携帯内蔵カメラじゃ駄目だよなぁと実感して、また各メーカーサイトをぶらぶらしてたんですが、結構PENTAXのカメラが良さそうに見えてきました。なんと言ってもISO3200まで拡張出来るので、結構夜景とか室内での撮影に威力を発揮しそうだし、他社のコンパクトカメラと比べても小型です。 いろいろ悩んだんですが、このサイズで光学7倍ズームも内蔵しているOptioZ10に程なく決定。旅行で使う時って、結構望遠で取りたいという場合があるので、7倍でも使えると嬉しいですし。異なるカメラメーカーを使うのは、PCにインストールするユーティリティも違うし、ファイルの命名方式も違うし、管理する立場から見ると出来れば避けたい気持ちもあるんですが、それを上回る機能とサイズという事でしょうか。PENTAXのカメラは初めてなので、今週末の旅行でちょっといろいろ弄り倒してきたいと思います。もし良さそうならば、Pro Bowlもこれ一台で行ってこようかと思っています。そうすると荷物が軽くなって嬉しいし(をぃ)。

2008年1月7日

NGO-SFO-ATL (2)

出発まで一週間を切ってしまいました。いろいろ不安はあるんですが、最大の心配は昨日も書いたCalifornia州北部・中部の悪天候による災害。今日のSJMを見ると、まだ20万戸以上の家庭が停電のままみたい。NGOやNRTの到着予定時刻を見ると、だいぶ落ち着いてきたものの、まだ一時間近く遅れている便もあります。まだ出発まで一週間弱あるものの、早く落ち着いて欲しいですね。特に出発日は一時間半位の乗り継ぎでNGO-SFO-ATLと移動するので、ここが不安です。こればかりはお天気次第ですし、まぁ天候が良くてもトラブルでミスコネクションは発生する事もあるし仕方ないですね。 今回は急に思い立って決めた旅行なので、ある意味「弾丸ツアー」状態。Atlantaに出来ればもう一日、出来れば週末でなく平日に滞在したかったんですが、日本の連休を利用しての旅行なので仕方ありません。Atlantaと聞いて浮かぶのは、CNNとCoca Colaですよね。CNNと、もう一つ巨大水槽で有名なGeorgia Aquariumのチケットはホテル経由で予約したんですが、もう一つCoca ColaのMuseum Ticketをどうしようかと考えています。ここ、最近新しい場所に移動したばかりで結構混んでいるみたいなんですよね。しかも日曜日は夕方5時にはしまってしまうので、そうなると一日で3カ所を回るのも大変そう。実は、何度か"World of Coca Cola"のサイトからチケットを購入しようとしてるんですが、何故かいつでもエラーばかり。でも、一年有効の年間チケットの受付ページは問題なく動いてるんですよ。まぁUS$30だしこっちにしようかなとも迷っているんですが、でもそれだったら外から眺めるだけで良いかなとも。子供の頃はよくCoca Cola飲んだんですが、高校時代以降飲んでないし。あっ、爽健美茶はよく飲んでるか(笑)。 [追記] 注意書きで「窓口が開いている時に実行しろ」みたいな事が書いてあったので、朝の5:30に起きて試してみたら、ちゃんと通りました。以前も朝の6:30頃試したことがあったんだけど、この時は駄目だったのに... という事で、13日の"World of Coca Cola"のチケットも取れました。午前はCNN、午後は水族館とCoca Colaです。 エアチケット、ホテル予約、パスポート、クレジットカードは準備済みなので、とりあえず最低限の物は揃っています。US$も、確か去年のPro Bowlに行った時の残りが$80残っているかなぁ。丁度、今は円高で交換レートが良くなっているので、このまま円高が続いていたら少し多めに交換しておいて、次の2月のPro Bowl用に残しておくのもいいかもしれない(その時には、さらに円高に振れているかもしれないけれど)。で、残る心配は、非常に些細なことですが、携帯するカメラ。手持ちは全部デジタル一眼なので今回持ち歩くのはチト不便。一度は携帯の内蔵カメラでいいか、と思ったんですが、200万画素はやはりちょっと頼りないんですよね。コンパクトカメラなら安いので、一つ広角用に購入しようかなぁと、まだ心は揺れています。最悪、今週金曜日には今年の初出社で横浜に出かけるので、この帰りに量販店(私は毎回ヨドバシカメラを利用)で購入して翌日使うという手もあるんですが。躊躇している唯一の理由がバッテリーでして、充電方式だとチャージャーを別に持参しないといけないし、乾電池タイプだと本体が大きく重くなるのが嫌だし。天候も心配ですが、今の最大の懸案事項はこのカメラをどうするか、という事です(笑)。(続く...)

2008年1月6日

大嵐@SF

何か記録的な嵐がSFを襲っているみたいですね。SF周辺では未だに停電の地域が多く残っているようです。丁度LASでCESが今週から始まるんですが、その取材に渡米している記者の方もSFで足止めされたみたいです。昨日のSFからNGO/NRTへの便を検索してみたら、軒並み3時間以上遅れて到着していました。キャンセルにならなかっただけでもいいけど、丁度お正月休みの最後の帰国便で満席だろうから、キャンセルだったら大変だろうなぁ。NGOは、そのままターンアラウンドでSFOに戻る機材繰りのようで、出発も3時間遅れていましたが、NRT便はそこからBKKとICNに行く便らしく、こちらは3時間程度の遅れでしたが、SFO行きはほぼOn-timeでした。来週土曜日に出発予定だったんで、その時で無くて良かったと思う反面、私もUS滞在中にハリケーンに遭遇して停電のまま一日過ごした事があるので、大変さは人ごとではありません。本当に、地元の早い復旧を祈っています。

2008年1月5日

データバックアップ

去年から少しずつ進めているデータバックアップですが、なかなか進みません。まず外付けUSB HDDを空けないとPC内蔵HDDからデータ移動が出来ないのでDVD-Rにデータをはき出しているんですが、4.7GB (実質は4.4GB)というDVD-Rの容量に出来るだけ一杯に納めるのが難しい。出来ればデータのまとまり単位でバックアップしたいのですが、中には4.7GBに収まらないものも。分割して保存するにしても、今度はフォルダー単位で分割したいので、そうなると「これはあっちで、これはこっちで」と容量を計算しながらうまく配分しないといけません。これが結構時間がかかります。私はデータ保存する場合、互換性を考えて必ずファイナライズするので、空いているから後から追記って出来ないんですよね。だから、後から「あぁ、このDVD-Rの空きスペースにこのデータが丁度収まるのに...」とほぞをかむことも何度も。 しかも、DVD-Rに書き出すデータを平均4GBとすると、外付けUSB HDDの半分(130GB)をバックアップするのにも、30枚以上のメディアが必要になります。真面目な話、今Blue-rayに変更しようかと正直悩んでいます。単面でも25GBバックアップ出来ますし、両面の50GBなら3枚で済みますし。確かにメディア代は高いんですが、データ保存の作業や管理の利便性を考えるとDVD-Rでは単位が一つ足りません。 仕事で使っているツールの関係で、仕事関係でも一つのファイルが何GBもあるような事もありますが、今一番多いのがデジカメの写真データ。一眼レフで試合を一つ撮影すると、4GBなんて直ぐ超えてしまいます。2台(EOS 40Dと20D)使っているんですが、40D(望遠)には8GB CF、20D(広角)には4GB CFが入っていて、40Dなんて6GBとか7GBまでいく場合がありますから。仕事だったらまとめて磁気テープバックアップなんて事も出来るんですが、個人で大容量データのバックアップ方法っていうのもそろそろ必要な時代ですよね。CD-R→DVD-Rと来て、次は今のところBDなんですけど、でもすでにBDでも容量としては不足してるんですよねぇ。100GB単位位でバックアップ出来るメディアが欲しいです。で、そうなると外付けのUSB HDDとか差し替え可能な3.5" HDDをメディア代わりに使うのが、実は一番簡単で効率的なバックアップ方法になってしまいます。以前は技術がデータ量に先行していたけれど、今はデータ量の方が技術を飛び越えている感じです。一応エンジニアの端くれとしては、ちょっと忸怩たるものを感じています。

2008年1月4日

NRT-HNL (2)

今回旅程手配(フライトとホテル)は特に問題なく完了したんですが、滞在中のメインイベントPro Bowl 2008のチケット入手がちょっと問題でした。昨年は地元の知り合いがチケットを手配してくれたんですが、今年は都合でそれが出来ません。現地に行ってからホテルコンシェルジェ経由で入手しようかとも思ったんですが、多分価格もかなり高騰しているだろうし、折角行ってみて駄目というのも悔しいので、やはり事前に手当することに。とは言っても、海外イベントのチケットなんてこれまで入手した事は無いのでまずはリサーチから始めないといけません。 困ったときのGoogle頼み。幾つかキーワードを入れてチケット入手方法を検索してみると、幾つか方法があるのが分かります。まず、国内もしくはアメリカで日本人向けにチケット手配サービスをしているサイト。幾つか覗いてみたんですが、日本ではマイナースポーツのフットボールのためでしょうか、販売価格も高いし種類も限られています。次に覗いてみたのが、YahooとかeBayとかのオークション系のサイト。こちらはシートアサインも分かるし便利なんですけど、さらに販売価格は高めです。で、ソールドアウトじゃないだろうから、まだ正規販売は無いのかと思ってアクセスしたのが、有名なTicketmasterです。 流石に、こちらではチケットはあるんですが、シートがスタンドの上の方とかちょっと場所が悪い。それと、じゃ実際にチケットを購入した時に支払いとかデリバリーはどうなるかと思って調べると、基本的にUS内に住所登録されているクレジットカードが無いと駄目みたいな様子です。ちょっと手詰まりになった時に偶然道が開けました。最近日本でもサービスを始めたExpediaですが、しばらく前にUSサイトの方に登録して時々ダイレクトメールが届きます。で、最近はHawaii特集が何回かメールされてきていて今回の旅行のこともあり、何気にメールから関連ページを開いたら、偶然Pro Bowl関連のページが開きました。 Expediaって、トラベル関連の予約サイトだと思ってたんですが、この中にイベント関連のタブがあり、ここにアクセスするとRazorGatorというサイトにリダイレクトされます。ここでPro Bowl関係のチケットも扱っています。価格・種類もそこそこ揃っているし、日本にもFedexでチケット発送をしてくれます(でもUS$50はちょっと高いなあ)。まぁ、Expediaの中からリダイレクトしている会社だしそんなにへんな所じゃないだろうと、今回試しにオーダーしてみることにしました。NFLやカレッジフットボールのチケットも扱っているので、もし今回使ってみて良さそうならば、来シーズンここでチケットを手配して試合三昧でUS各地を回るのもいいかなと思っています。野球と違って一週間に一度しか試合がないので、なかなかまとめてみることが出来ないのが難点ですが、土曜日のカレッジ、日曜日と月曜日(Monday Night)のNFLの試合とうまく組み合わせることが出来れば価値はありそうです。Pro Bowlへの出発までまだ一月ちょっとありますが、後はちゃんとそれまでにチケットが配達される事を祈るだけです。一応試合の2週間前までに配送するよ、とオーダー受付確認の画面では言ってるんですけど、「でも最悪試合がある週内になるからね」と断りも入っているのがチト気になります。 とりあえずこれで主な手配関係は完了したんですが、今回は5日現地に滞在となるのでまだ結構時間が空いています。Pro Bowl前にはいろいろイベントもあるんですが、それ以外でオプショナルツアーとかこれからちょっと探して組み合わせてみようかと思っています。(続く...)

2008年1月3日

61st Rice Bowl

現在、Xリーグの某チームをお手伝いしている事もありますが、それ以前に中学生の頃からのフットボール(アメリカンフットボール)好きです。私の世代だと、丁度1970年代Miami DOLPHINS黄金時代の試合の様子が日本のTVで深夜放送され、それでNFLを知った世代なので、その当時(中学生の頃)に初めて「こんなスポーツがあったんだ」と驚きました。その後、高校時代は小学生の頃から続けていた(走っていた)陸上競技に戻り、大学に入ったところで当時は無かったフットボールを創部した友人に誘われて始めたのが私のフットボール人生の始まりです。 本家NFLではすでにSuper Bowlを目指す12チームが決まり、これからPlay-offの激しい試合が始まります。日本のフットボールシーズンは、今日開催されるRice Bowl (社会人チャンピオン vs 学生代表)がシーズン〆の試合。ここ三年間は社会人が僅差で勝利していますが、今年は試合巧者の関西学院ですからどうなるんでしょう。対戦チームの松下電工は、オフェンス・ディフェンスラインの強さでは日本一のチームなので、なかなか厳しいと思いますが、後半スタミナが繋がるかどうかでしょうか。 お手伝いしているチーム、IBM BigBlueも、リーグ戦で4勝1敗となり他チーム(鹿島DEERSとONWARD-SKYLARKS)と勝ち点ではならんだんですが、2年前と同様3チーム間での得失点差で3位となりFInal-6という社会人チャンピオンチームを決めるトーナメント戦出場は今年もなりませんでした。悔しいのは、2005年の時と同じ第二節で強豪ON-SKY(2005年はアサヒビールSILVER STAR)を破り、しかしそれを発憤材料として破ったチームがもう一つの強豪・鹿島(2005年も同じく鹿島)を破り三つどもえとなり、結果得失点差でどちらの時も3位に。結局、ちゃんと得失点差を考えた試合だとか、他チームを圧倒して全勝で自力で優勝する力がまだないという事なんですけど。しかし、ここ3年は上位チームを破りあるいは肉薄しての3位が続いていますから、今シーズンこそは夢が叶いそうです。 今日のRice Bowlで2007年シーズンが終了。しかし、2008年シーズンは来月からもうスタートします。春、夏、と厳しい苦しい練習が続き、XリーグのシーズンはFinal-6に行けなければ9月初旬から11月初旬のわずか二ヶ月で終了します。本当にあっけないシーズンですが、その短い間に一年の全ての努力を注ぎ込む選手・スタッフには本当に頭が下がります。微力なんですが、彼らのために少しでも役立つように今年も私のフットボールシーズンが来月からスタートします。

2008年1月2日

そろそろ仕事始め

去年から今年にかけて日にち巡りがよいせいでしょうか、仕事関係は静かです(苦笑)。クリスマスが火曜日で、USでも休日である新年1月1日も火曜日ですから、多分今年はクリスマス後に休暇を取る人が多かったんじゃないかと思います。USはまだ1月1日ですから、今のところメールを開いても去年末に処理した状態から特に新しいメールは届いていませんが、明日くらいからは朝開くとどっと来てるんだろうなぁ。 日本では少なくとも正月三が日、今年なら7日月曜日から仕事始めという人が多いと思います。USでは先にクリスマス休暇にはいるくせに、この新年の日本のお休みが理解出来ないらしく、以前は「なんでそんなに休むんだ」と文句を言われたものですが、"Japanese Traditional Vacation"と何度も説明して、流石に最近ではそういうこともなくなりました。同様に、五月のG.W.と八月のお盆休みも。以前は、本当にメールの確認も出来ない状態になりましたから、結構休み明けに問題が発生してあわてて出張したりとか、もっと酷い的には帰省先に電話があったりもしました。最近では自宅からでも出先からでも、一応PCを持って行けば大体の仕事は出来る環境になったので、大事になる前にアクションを取ったり、ある程度状況を把握できるので驚くことが少なくなったことが良いような悪いような。 通常の場合も、週末は取引相手とか仕事を依頼している先の会社や工場、さらに時差はあるもののUS等のカウンターパートも一緒に休みにはいるので問題無いわけで、これが日本だけ昔から水曜日が全国民的休日ですという話になるとややこしいことになりそう。中東の国だと土日以外が休みだと思ったんですが、どうしているんでしょう。試しにGoogleで調べてみると、こんな記事を発見。やっぱり「伝統」か「世界標準」かという葛藤はあるんですねぇ。フト思いついてWikipediaで調べてみると、日本も明治維新以後欧米に合わせて今のような形になったんですね。江戸時代は週末の休みは無しですかぁ、日本人の働き者のDNAはこの頃作られたんだろうか。 在宅勤務中の身としては、今年最初の出社日となる1月11日の金曜日がある意味「仕事始め」なのかもしれませんが、ネットワークとPCさえあれば何処でも仕事は出来る今の便利(?)な仕組みのおかげで、すでに今年もスタートしている新年2日でした。

2008年1月1日

2008年元旦

新年あけましておめでとうございます。 「昨年はいろいろとお世話になりました」と書くほど、まだこちらには書き込んでいないんですが、今年も気になること・フト思うこと・自分の記録などを書き込んでいきたいと思います。あくまで「備忘録」として個人的に記録している内容が多いんですが、時々は「クスッ」と笑っていただければ本望ですね。 さて、今月は前半にUS旅行を予定していますが、後半には会社の後輩氏の披露宴があり、そこで写真担当を依頼されています。個人的知り合いの結婚式でスナップを撮影した事は何度かありますが、ご両家の集合写真も含めてフォーマルなものを撮影しないといけません。外付けのフラッシュともう一本明るい広角レンズを準備しないといけないかなぁと迷っているところです。一本、F2.8の広角ズームレンズがあるので、標準の望遠の方がいいかなぁ。何にしても失敗出来ない仕事なので、こちらもちゃんと準備しないと。 今年は年男でもあるので、是非いい年になって欲しいです。いゃ、しないといけないのか。皆様にとっても良い一年となりますように...