2017年2月23日

モラルハザード

説明に北防衛省の女性職員に対してパワハラをおこした、民進党のお騒がせ議員の一人、後藤佑一氏。最初ニュースで聞いた時には、幾ら女性職員とは言え30歳代ということは中堅のそれなりに経験も積み重ねたクラスの人だろうから、一寸大げさだなと思ったんですが、それでも稲田防衛大臣や防衛省からの抗議が出るくらいだから、やはりそれ相当だったんだろうなとは思い直しましたが、この記事を読むと数時間もネチネチやられたみたいなんですね。これはたまらないわ...

しかも、その釈明インタビューでは、目的のためには手段が正当化されるみたいな言い訳をしていて、をぃをぃそれって勘違いも甚だしいんじゃ無いかと小一時間。流石に稲田大臣も納得いかないのか、釈明に対して再び不満を表明しているけれど、幾ら野党だと言っても一寸(かなり?)問題ですよねぇ。民進党としては、これだけ騒ぎになっているのに何か懲罰とかしないのだろうか。以前から深夜まで質問主意書を出さなかったりして官僚を敵に回しているわけだけれど、この後藤議員自身も以前は経産省の官僚だったわけで、立場変われば掌返ししていてはそのうち昔の仲間から刺されることもあるんじゃ無いか。

この後藤議員のブラックな行為だけで無く、同じく民進党の辻本議員、玉木議員は、職場放棄をして勝手に大阪の土地売買問題の視察に行き、自分達が申請していた中央公聴会を蔑ろにしている。今回だけで無く、これまでも議員としての仕事は、審議拒否とフリップ作りだと思っている彼らは、質問時間の削減をしてその分他の政党に振り分けるとか、それこそ自宅謹慎させるくらいの事をやっても良いんじゃ無いの。今回の大阪の件だって、売買に疑問があるならそのプロセスでの書類や文書は残っているのだから、それを精査すればいいわけだし、土地を見たからって怪しい疑問が解決するわけじゃ無い。仮にそれが必要なら、現地のスタッフなりが代わりに観に行けば良いだけのは無し。議員は東京で仕事というか役目があるわけですからね。それが、自分達が正義ならば何をしても良いという驕りがあるから、こう言う事をしてもなんとも感じないんでしょうね。これが学校なら「学級崩壊」と呼ばれるんだろうけど、いい年した大人がやっていることは、その職業や目的とは関係無く単なる「モラルハザード」でしか無いでしょうね。

自民党がベストな選択だとは決して思わないし、色々問題も感じるけれど、それでもこれまでの経験値と必要な事を進める実行力で何とか満足出来る状態に日本を維持している。本来ならば野党はその足りないところを追求して、さらに有効な手段なり手当を与党に要求して実現させなければいけないはずなのに、彼らの中での優先順位は与党や安倍政権に対してのあら探し中傷行為だけで、そんなことは爪の先ほども考えていないんだろうなぁ。今回の件だって、安倍総理に繋がる不正の可能性と言う事で、わざわざ大阪の私立小学校や保育園にこだわっているけれど、それなら自分達が言い始めた保育園問題に対しての解決策を訴求する方が、よほど前向きだし現実的だし正統的。そう言うことすら自分達の目先の利益しか考えないから及ばないんでしょうね。名前だけ変えても、実体はあの民主党ですからね。せめて、世間の常識くらいは持ち合わせて欲しいけれど、そんな常識も通用しない人達だという事が今回よく分かったんじゃ無いだろうか。

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