2016年10月20日

docomoの新製品

昨日発表された、NTT docomoの2016冬モデル。既に選考して発表されていたSoftbankやauの新製品と大体同じなので、新鮮味は無いけれど、一つ注目を集めているのは廉価モデルの「MONO」シリーズ。機能を限定して、12ヶ月の利用前提ですが、一括購入で648円という超低価格商品。確かに本体価格は魅力的ですが、月々の利用料金も含めて考えると、まだまだMVNOの方が安いと思うけれど、世間の評価はどうだろうか。

個人的にちょっと面白い感じたのが「みえる電話」。リアルタイムで音声をテキスト化するサービスですが、結構使えそう。iOSのSiriとかGoogleの音声入力は時々利用してみますが、正直結構使えると感じるレベル。docomoだと「しゃべってコンシェル」の応用サービスなんだろうけど、実戦である程度鍛えられて実用性はアップしてるんだろうなぁ。まだトライアルなので利用者を限定してのサービスだけれど、例えばこちらが会議中で発声出来ない時に、相手にはしゃべってテキスト化して受信し、こちらからはテキストメッセージで応答できるような事も可能なら、ちょっと便利かも。

あと、この機能の応用で欲しいなと思うのが、通話記録のテキスト化保存。今でも録音機能はあるけれど、データ量的にも大きくなるし、いちいち再生して確認するのも面倒。テキスト化出来れば、その中で必要な情報だけ切り出しておけば良い。例えば何かミーティングの約束をしたら、その日時と場所、あと内容等をテキスト化されたデータから切り出して、そのままスケジュールに貼付出来れば便利そう。

例えば今では普通に使っているWebのサイトも、昔はテキストのみで、そこに「絵・グラフィック」を入れられるようになって表現力がアップし、さらに動画が入る事で「メディア」としての役割も可能になってきました。音声通話にしても、映像と組み合わさりテレビ電話の様な使い方から、コミュニケーションツールにもなり得る。先ずは単体機能が登場して、そこにいろいろな機能やサービスが合成されて新しいレベルのサービスに変わっていくのが進化の道順だけれど、これも単純な組合せだけれど一寸化けるようなな気がする。例えば音声→テキストだけでなく、テキスト→音声の変換も同時にサポート出来れば、耳の不自由な人との通話も、こちらは音声で、相手はテキストで、そのまま利用出来れば、こちらは相手に会わせてテキスト入力するよりも簡便かも。

将来的にどんな方向に膨らむのか、一寸楽しみな技術では無いだろうか。

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