2016年8月20日

反省するなら開戦日に

毎年8月15日の「終戦記念日」は、内外から色々喧しいのだけれど、仮に戦争を始めた日本の責任を反省するのであれば、戦争が終わった日ではなく戦争を始めた日(真珠湾攻撃の日?)に、「日本は申し訳ないことをした」と反省するのが一番適切なのでは?

8月15日が内外で大きく取り上げられるのに対して、開戦の日というのが大きく取り上げられなのは、その起点をどこにするのかはっきりしないと言う事もあるように思います。一般的には、日本が真珠湾攻撃をした12月8日だと思うけれど、その前に勃発していた日中戦争の7月7日と言う違憲もあるだろうし。結局は、玉音放送のあった8月15日を一つの区切りとするしかないんだろうけれど、降伏文書調印は9月2日だからちょっと意味が違う気がする。本当に戦争に対しての反省を示すのであれば、8月15日という区切りは適切ではないのでは。個人的には、12月8日を「太平洋戦争を反省する日」とでもして、8月15日は国内外の戦没者を静かに傷む日にするべきじゃ無いかと思いますけれどね。名称にしても、もう70年以上過ぎたわけだから、終戦記念日から「戦没者慰霊の日」とでもして、太平洋戦争以前の戦没者慰霊の日にするべきでは。

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