2015年8月30日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

今週も所用のために宿泊。先週はかなり混雑していてバタバタしていましたが、今回は月末と言う事でそんなでも無く、何となくゆとりのようなものを感じる雰囲気。

で、うれしい事にクラブラウンジでチェックインをした時、顔馴染みのスタッフの方が、予約した時よりも安い法人レートが適用出来るというので、喜んでお願いしました。1割くらい安くなるのかな。それで気をよくして、この日は28Fの鉄板焼のお店で夕食を取ることに。前回寄ったのはかなり以前で、その時に一寸不愉快な事があり暫く避けていたんですが、久しぶりに「肉」を食べたい気分でもあったので。でも、やっぱり失敗でした。

先付けで出たのが「フォアグラのプリン」なるもの。白ワインを飲んでいて合わないのに、さらにベリーの甘いソースが掛かっていて最悪。一口二口スプーンですくってGive-up。サービスパーソンの人が「お口に合いませんでしたか」と言われたので「白ワインと合わなくて」と言うと納得されたようですが、そこで「別の物とお取り替えしますか」というので、それなら最初からそうしてくれよと。次も何が出てくるか分からないので、それはお断りしましたが、受難は続きます。前菜は、鴨肉と桃を合わせたもので、桃がそんなに甘くなかったので組合せは悪くないかも。ただ、付け合わせの酢漬け野菜が酸味が強すぎて一寸ダメ。スープは、冷たいコーンスープか、暖かい魚介のトマトスープとの選択だったので暖かいトマトスープを選択。で、出てきたのが、デミタスカップをもう一回り小さいくらいのカップに入ったトマトスープ。小さいながらも具だくさんで味も悪くないけれど、小さなカップにスプーンを入れて具を食べるのは面倒。なんか、見た目だけのプレゼンテーションだな。

そのスープを食べている時には、目の前の鉄板でお魚料理の調理が始まります。「白身魚のアクアパッツァ」とのことで、透明なビニールに魚介のスープと思しき物と貝類が入った物が鉄板の上に置かれて、そこに軽く焼き目を付けた白身魚(この日は糸撚鯛)を入れて蒸し煮状態で調理するみたい。耐熱性の200度まで大丈夫なビニールとの事で、確かに透明なビニール越しにスープが沸騰する様子は観ていて面白いけれど、やっぱりビニールで調理するという抵抗感が拭えない。それに、復路の口をプラスチックの結線バンドみたいなもので止めているのも興ざめ。で、カレー皿みたいなものにビニールを広げてサーブされましたが、どうもスープが生臭い。シェフさんは「どうぞスープをお楽しみください」と言ったけれど、多分具材の貝類を調理の直前に投入したのでは無く、先に入れて作り置きしてあったんじゃ無いだろうか。それで生物の匂いが移って、調理の熱で酷くなった感じ。またスープを飲むためのスプーンも、スープスプーンでは無く、カレーなんかを食べるような楕円形のスプーンで、これもすくいづらかった。結局具材は食べたけれど、スープは殆ど残して終わりでした。スープの後にスープを主張する料理というのも、変な組合せだと思うし。

メインの肉料理の調理が始まり、この時はお勧めの「鹿児島黒牛」のフィレ。100gを半分ずつ焼くので、物足りなさはありますがまぁ量的にはこんな物で十分かな。ただ付け合わせの焼き野菜で、最初カボチャかと思ったら何か水っぽいパプリカ見たいなもので、これは一口食べて止めたくらい。別にパプリカの焼いた物は添えられていたので、同じものじゃ無いと思うけれど。で、お肉を半分くらい食べたところで、グリーンサラダが出てきました。そういゃ、メニューでは(トマト)スープの後、魚料理の前にグリーンサラダが出てくるようになっていて、それならスープ・スープで続くことも無く納得できます。多分、出し忘れて慌てて出してきたんだろうけど、これも興ざめ。もうメインの料理を食べている時なので、これは広義の意味も込めてそのまま手つかずで横に放置しておきました。一言「申し訳ありません」とかあればまだ印象も違うんだけど、何も言わずに「サラダです」と言って、一回目の肉料理を食べ終わる頃に出されても。その後、二回目の肉も食べ終えて、いつもは食事は省略して貰うのですが、毎回言うのも面倒でこの日はご飯半分でお願いして食事は終了。漬物に、セロリが半分以上入っていたので残しましたが、それが全てを物語るようなコースでしたね。

デザートのコーヒーは、薄いだけで無く酸味が強くて、まるで入れ置きして酸化したコーヒーに熱湯を入れて温め直して出されたような感じ。デザートは、フルーツやらジェラートやら凝った物ですが、私にはジェラートやソースに入れてある香草の類がキツすぎてダメ。一口味見して終わりました。

グラスワインを白2杯、赤1杯飲んで、それなりの料金を予想していましたが、予想よりもちょっと安い。部屋に戻って明細を見たら、料理の料金が少し安くなっていました。不満そうだったので割り引いてくれたのか、最初の先付けやグリーンサラダの分を引いてくれたのか、よく分からないけど、それでも不満足な感じです。またしばらくは遠のきそう。

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