2015年3月2日

Westin Hotel Sendai

札幌にあった「シェラトン札幌」が諸般の事情からSPGから去年脱退したので、日本国内では今のところ最北に位置する「Westinホテル仙台」。最近流行(?)の、ホテル、オフィス、ショッピングセンター等の複合ビルに入る施設なので、1Fにレセプション、フロントは26F、その上36Fまでが客室で37Fにレストランやバンケットルームと言う構成。私の知っている範囲では、汐留のConrad東京の70%縮尺コピーみたいな感じで、ちょっと"déjà vu"を感じる程。ただ、私が到着したときは1Fには誰も居なくて、エレベーターを探すのに少し迷ったのは減点。

チェックインでは、SPG Platinumだということでエグゼクティブラウンジでのチェックインに誘導されたけれど、丁度子供連れの家族グループが居て騒々しくて、特にフロントが混雑していたわけでも無いのでそっちでも良かったのに。部屋は34Fの眺めの良い部屋で、広くて新しくて快適。バスルームも広くて使い勝手も良かったですし、アメニティ類も豊富でした。部屋に入って10分もしないうちにターンダウンサービスが来て少し慌てましたが。
リクエストはキングベッドの部屋でしたが、あいにく準備出来なかったと言う事で、ダブルベッドのツインの部屋へ。二つのベッドがぴっちりくっついているのは欧州風か。大きなベッドが二つ杯って、まだこれだけスペースがあるので、かなり余裕があります。

難点は、この狭い机。もう少し余裕があると使いやすいし、後コンセントやEthernetのポートが、左側の茶色い柱のところにあり机と距離があるので使いづらかったなぁ。この辺り、要改善。

一息ついてから26Fのエグゼクティブラウンジのカクテルアワーに行ってきましたが、そこそこ広い場所で、オードブル類も4種類にパンにチーズ、お酒もシャンパンからワイン、ハードリカーと十分な準備でした。この時は土曜日の夜なので混雑を予想したけれど、混雑してきた19:00頃で1/3位というかなり余裕のあるラウンジでした。それでもスタッフが二人だけだったので、宿泊客の対応や片付け・料理の入替など大変そうでしたけど。この後、それ程食欲も無かったので、同じフロアーのラウンジバーで少し飲みましたが、こちらも人手不足なのか一寸サービスが悪くて、飲み物の注文をしても間違えたり、摘まみでオーダーしたフィッシュ&チップスは作って時間が過ぎていたのか冷めていたし、こちらはかなりガッカリです。ただ、翌朝のSPG特典でいただいた26Fのレストランでの朝食ビュッフェは気に入りました。ありきたりのもので無く、地元の食材を洋風なんだけど和風な味付けにしたりして、結構「工夫しているな」という印象。味も気に入ったものもあり、ここの朝食は久しぶりに「花丸」でした。SPG特典で、このレストランかエグゼクティブラウンジどちらでも朝食を食べることが出来、多分どちらも同様のものが出てくると思いますが、やはりこちらのレストランの方が広くて、窓際の席も多いのでお勧めです。

細かな部分で一寸「???」なところはありましたが、全体の印象としては、かなりポイント高いホテルでした。難点は、JR仙台駅から少し離れていることでしょうか。駅前のコンコースからでもホテルのロゴが入った高層ビルが見えるので、それを目指して歩けば良いけれど、途中信号を渡ったりして徒歩でだと15分位は見ておいた方が良いかも。最初に「Conrad東京の縮尺版」と書きましたが、ホテルの構造や中の雰囲気はチェーンは違うのに何となく似た感じの印象を受けました。ただ、こっちの方がずっと良かったけれど。

夜は体調不良もあり外に出なかったのですが、駅とホテルの間には仙台の飲み屋街もあるみたいだし、近くに有名なお店もあるみたいなので、楽しむのは良いかも。

難点は料金の高さでしょうか。都内のシティホテル並みと言うか、少し高い目の設定の気がする。東北の中心・仙台の代表的なホテルなので仕方ないのかもしれませんが。ただ、今回行く前に他のホテルなんかも調べてみましたが、総じて有名なところは同じくらいの価格設定なので、これが「仙台規準」なのかも。もしかすると、4月から仙台に何度か行くことになるかもしれないので、出来れば定宿としたいところですが、もう少しリーズナブルな料金設定があると嬉しいけれど(笑)。

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