2014年11月16日

ThinkPad Tablet 8 (10) - 機能分散

Tablet生活18日目(笑)。一寸バタバタしていて、一日スキップしました。と言うか、この日は仕事でオフィスのある横浜に移動したんですが、鞄に入れて持ち歩いただけで結局電源を入れることも無く終わってしまいました。まぁ、そう言う日もあるんでしょうね。実は、いつも往路で利用している新幹線はN700系で車内Wi-Fiサービスが有るので、Tablet単体でもネット接続して利用出来るんですが、この日は一寸前日遅くまで電話会議があったことも有り一つ遅い新幹線で移動しました。この時の車両は700系でWi-Fi無し。そう言うことも有り、往路では使用せず。復路は復路で、Wi-Fiが無いのは同じですが、さらに車内で夕食代わりのお弁当を食べると、もう疲れてうつらうつらしながら移動するのがいつものことなので、なかなか端末を取りだして何か見るということもありませんし。

で、今一寸思っているのが、仕事で使っているThinkPad X1 Carbonを一日お休みさせて、このThinkPad Tablet8だけでどの程度仕事も含めて一日使えるかどこかで試してみたいなと思っていること。ただ、その為にはどうしても外付けキーボードが無いと文字通り仕事にならないので、そうすると今現在のコンセプト「Tablet本体だけでどこまで使えるか」計画の内容を一部修正しないと行けません。それと、キーボードを持ち歩くとなると、やはりそれだけ手間になるわけで、使い勝手の良い薄型のものを探さないと行けません。時々お店とかに寄ってみているものの、なかなか「これ」というものが無いんですよね。今のところ、ThinkPad タイプのBluetoothキーボードが一番楽そうかなと思っているんですが。さらに、もし外付けキーボードを使うとなると、Tablet本体を立てて使わないと行けないわけで、その対策を考えないといけません。これが一寸上手いアイデアが無いんですよね。手作りのTablet置き台とか作ってしまおうか。

実は新幹線の中で使うときには、自分の膝の上に置いて使っているんですが、Tabletだとそう言う使い方が出来ない訳で、キーボードは膝に置いても、画面(本体)はテーブルとか出しておかないといけない。これがちょっと位置関係とかこれまでと違ってきて、使い勝手が悪くなりそうな気がします。画面部分だけ分離して単体で使えるというのはTablet端末の最大の利点だけど、これまでのノートブックPCのように、一体的に使うときには弱点になりますね。MSのSurfaceは、後に支える足が出て、さらにキーボードも本体にマグネットで付くので、これまでのノートブックPCのように使えると言っているけれど、あの後に突っ張る足は邪魔だなぁ。何とか、キーボードと本体を接続したときに、何か上手いギミックが出来て、画面位置を任意に固定できる仕組みって出来ないだろうか。好合体ロボみたいな感じで必要なパーツを組み合わせると、ある時はノートブック、ある時は携帯性に優れたデバイスみたいな。電子的には可能だと思うけれど、メカ的にどう言う造りにするのかが問題になりそうですね。

Tabletというデバイスを見ると、その外観は「表示装置」だけなんですよね。当然ながら、利用目的の殆どは画面に表示される情報を見る(Browsing)が殆どで、勿論メールを書くときとか、ブラウジングするにしてもURLを入れたり画面上にデータ入力が必要な場合も有りますが、例えばExcelを開くことはあっても、Tablet上で一からデータ入力する事は先ず無いだろうし、せいぜい既存のファイルのデータ修正程度が精々じゃ無いだろうか。これが10インチとか12インチクラスのTabletになると、結構スクラッチからファイルを作成する機会も増えると思うんですが、その点Tabletの中でもTPOに応じて利用目的が変わるんですよね。これって、ノートブックPCでも、携帯向け、オフィスなどのデスクトップ向け、さらにはワークステーション代わりと、サイズや機能によって分化するのと同じ。この辺りの折り合いとか、組合せをどう進めていくかが一つ課題になりそう。例えば、NTT docomoはSIMを外に出して複数のデバイスで使えるような技術を発表しているけれど、あれって腕時計デバイスにSIMが入って基本的な音声通話とメール着信などのトリガー情報が分かるようになり、後はTabletやノートブックから腕時計のSIM経由でネットに接続する、あるいは個々のデバイスのWi-Fi接続で同期したりして情報処理できる。それらのデータは、腕時計の固有ID等で暗号化されて、と結構ナチュラルなスキームが描けそうな気がする。まぁ、そう言うアイデアはどこのメーカーも持っているんだろうけど、それを現実レベルの製品に落とし込むまでの工程と技術が一番大変なんですよね。さて、どうしよう... (続く...)

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