2014年9月11日

オーバーホール

先日電池交換とオーバーホールのために、SEIKOの修理サービスに送り出した腕時計。二日ほどして、修理部門から荷物受取の確認メールが届き、さらに昨日は修理内容と見積の連絡がメールで来ました。ここまでは普通の最近よく経験するサービスなんだけど、ちょっと驚いたのが「完了返送予定日」で、なんと来月の初め、送った日から一月後の日付が示されています。いゃ、それなりに高級品(for 自分)だし、手作業で職人さんが一つ一つ修理したり研磨したり清掃したりするんだろうから、一日に対応出来る台数も少ないことは分かるけれど、へぇーやっぱりこれだけ掛かるんだと妙に感心してしまいました。今回は購入してまだ3年過ぎたところだったので、外装のポリッシュはリクエストしませんでしたが、もしこれもお願いしたらもう少し時間が掛かるのかな。また、自分の時計はクォーツだからまだ簡単なんだろうけど、これが機械式の時計だと、さらに時間が掛かるんだろうか。いつかは一生物の機械式の時計を持ってみたいと思っているんだけど、こういう保守に関してもそれなりに余裕を許せる人でないと、持っても意味ないかも。

Apple Watchがアナウンスされて、腕時計型デバイスが再び注目されているけれど、いつかは今の「腕時計」も淘汰されて消えていくんだろうか。個人的には、機械式時計は「アンティーク」として残りそうな気がします。クォーツは内蔵の電池は消えて無くなるだろうから、その時点で単なるオブジェとしてしか残らないかも。でも、将来の技術革新で、クォーツ時計に内蔵された現在の電池と出力互換のさらに高性能なバッテリー、あるいは発電機が作られて、それと組み合わせて「準アンティーク」みたいな形では残るかも。時計のバッテリーって標準化されているから、案外将来的な需要はありそうですね。

今回オーバーホールに出したSEIKOのGrand Seiko腕時計。ベルトが本体に合わせたシルバーの金属ベルトなんですが、個人的には金属ベルトは余り好きでは無いので、戻ってきたら革ベルトに交換して使うつもり。一月の間に、候補を決めておかないと。それはそれで、別の楽しみですね。

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