2013年8月11日

InterContinental San Francisco

今回、価格的には決して安い部類では無かったけれど、足の便が良さそうなのと比較的最近に出来たホテルなので設備に期待して予約。結果的には、大正解でした。まずチェックインの時、予約はクラブフロアーのキングベッドの部屋でしたが、ここで"Bay Suite"にアップグレードしてくれました。カードキーを貰うとき、受付のスタッフが「この部屋の眺めは最高だから」と何度も言われたんですが、確かに32Fのサンフランシスコ湾が見える部屋で、それなりの価値があります。特に、バスルームもガラス越しに外が見える構造で、バスタブもジャグジーと「露天風呂」気分を味わえます。SF Giantsのホーム、AT&T Stadiumも見えて、宿泊中ナイトゲームの試合があったんですが、照明が綺麗に見えました。
この部屋、入り口を入ると左手にリビング・ダイニングが広がっています。で、リビングには60インチ位の液晶テレビが設置されていますが、その下の家具の中に、オーディオ用のPA機材が設置されていて、そのままパーティーが開けるようになっています。まぁこの広さで一人で寝るのは自分くらい何だろから、普通はパーティールームとして使うのが正解なんだろうなぁ。

ただ、ダイニングのエリアに冷蔵庫はあるんですが、キチネット見たいな流し台とかは無いので、使い勝手は悪そうです。以前、HonoluluのSheratonでアサインされたSuiteがそんな設備も揃っていて、あっちの方が実用的でしたね。あと、高層階だからでしょうか、水の出もそうだしお湯の出方も弱くて湯量も少なくて、それがちょっと困りました。
このホテルで気に入ったのは、クラブフロアーの充実度。広さはそんなに広くなく、テーブル席が10組に、5~6人掛けのソファーが2組位ですが、そのサービスが充実していました。平日・週末で多少の時間の違いはありますが、先ずは朝の6:30~10:30まで朝食のサービス。続いて11:00~15:00までが"Soup of the Day"という名称で、スープとクラッカーみたいなものが置かれています。さらに15:15~17:30までは"Afternoon Tea"で、サンドイッチやスイーツが何種類か提供されます。そして、17:30~19:30がカクテルタイムで、ここで提供されるお摘まみ類はホットミールに、結構手の込んだアミューズに、チーズやパン等、日本のInterContinental系ホテルと比較しても遜色無い種類です。流石に味は少し???な所もありますが、これだけ品揃えが揃っているラウンジはUSでは初めてです。さらに、お酒も、地ビールやワインが何種類か有り、ハードリカーも有り、これらが無料で自由に飲めます。飲むときは、スタッフにお願いすると、カクテルにしてもちゃんと作って持ってきてくれます。日本では普通ですけど、USのホテルでお酒類を無料で提供している所は、私はここが初めてです。全体の内容や雰囲気は、ANA InterContinentalに似ている感じです。お酒類が無料なので、よくあるオーダーを書く紙も無く、本当に無料で飲み食いして部屋に戻れます。流石にお酒はサーブしてくれるので、私はチップを置いてきましたが、結構アメリカ人と思われるグループでもそのまま帰っていく人が多かったですね。それでも、内容的にも質的にも十分に満足できるカクテルタイムです。さらに、19:30~22:30は"Sweet Dreams"と銘打っていたので、ソフトドリンクとクッキーでもあるのかと思って一度行ったら、この時間帯はオードブル類が無いだけでお酒類(とソフトドリンク)を提供していました。"Sweet Dreams"とは"Nightcap"の事だったのかと納得した次第です。

実はチェックインの時にまだ部屋の準備が出来ていないと言うことでこのラウンジで時間を潰していたんですが、非常に居心地が良かったです。しかも、実はこのラウンジの外にはテラスが広がっていて、テラスは一般の宿泊客も利用出来るんですが、天気が良ければそこも利用すれば非常に気持ちが良いだろうなと感じますね。別にラウンジ利用で元を取ろうなんて思わないけれど、飲食以外の部分でも充実感を感じたラウンジでした。12月にもSan Franciscoに来る予定で、ホテルはHiltonに予約を入れているけれど、こっちに変更しようかと思うくらいです。Yelpで4、Expediaで4.5の評価がついていますが、それも納得できる内容でした。

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