2013年4月4日

NRT-BKK-SIN-NRT (9) - お昼とWat Arun

Wat Phoを見て回ったところで、お昼過ぎ。地元民ドライバー氏が、Wat Phoの出入り口から出て道の反対側の商店街の中に、小綺麗なお店を見つけてくれたので、ここで4人で軽くお昼を食べることに。

自分と弟は、熱さでどんどん蒸発する水分補給のためにシンハービール(Sing-Ha Beer)。義妹と姪は、ライムジュースとかミックスジュースなんかを頼んでいたようです。で、お昼で入ったのだけれど、朝食はホテルのビュッフェでたっぷり食べてきたので、それほど空腹では無く、自分と弟はツナサンドを1つ摘まみ代わりにシェア。義妹と姪もチキンサンドをシェアして完了です。暑いのと朝から歩き回っていたので、実際にはイスに座って休憩できたのが一番嬉しかったですね。お店の名前までは分からなかったけれど、ここ、そこそこ広くてトイレも(Bangkokの標準として)綺麗で、ちょっと一服するには良いかも。

お昼も済んだところで、次はチャオプラヤ(Chao Phraya)川を渡った対岸にあるWat Arunを目指します。商店街沿いに少し歩くと、乾物なんかを売っている場所が有り、園先には船着き場が有ります。ここから、小さな観光船みたいな船が対岸とこちらも結んでいます。行き交う船が多いからでしょうか、風もそんなに無いのに、浮き桟橋の船着き場も船も結構揺れていて、乗り降りする時に急に船と桟橋の間隔が広がったりする時が有り結構ドキドキしながらの乗船・下船となります。

正直、川の色は茶色と緑を合わせたような濁った水で、しかも桟橋の橋桁の下辺り、水が淀む場所にはゴミやら石鹸泡みたいなものやらが溜まっていて、間違っても川に落ちたくないなという雰囲気。正直なところ、所々下水の匂いもきつくて、それが船で川面に出ると少し和らぐのが一番の救いです。5分程で行き交う船の間を横切って対岸の桟橋に到着。目の前には日本からの団体さん(平均年齢65歳位と推定)が先に到着していて、ガイドさんから観光の注意を聞いていました。その横を通り、Wat Arunの入り口を目指します。
実は今回の旅行に出発する数日前、テレビの「東野・岡村の旅猿」を放送していて、それが丁度タイ編だったんですね。で、彼らもこのWat Arunを訪れていて、何となく事前にイメージトレーニングは出来ていました。

で、番組の中では、この塔の真ん中当たりまに設けられている回廊を急な階段を使って上るシーンがあり、それは良いんですが問題は下りで、余りに急な階段と上った時に膝が馬鹿になってしまうので降りられなくなるというシーンが。それを見ていたので、自分は最初から上るのはパス。姪っ子は上りたいと言ったのですが、スカートだったのと、今回何を思ったのかヒールの高い靴を履いてきたので、ここは説得して止めさせました。テレビでは、回廊から見える周りの風景も放送されて、確かに雄大な眺めだったけれど、階段から転げ落ちてしまって派ねぇ... でも、この中では結構日本人の、しかも年齢的に70歳前後のご夫婦を何組も見かけて、そう言う人が上って降りてきたりするので、やはりシルバー世代は強いと実感しました。

この中では2匹のネコに遭遇。一匹は三毛猫の模様に顔つきはペルシャ猫みたいな逆三角形の凜としたネコで、あちこちにいる鳥を狙っているのか、戦闘態勢でじっと様子を見ている姿が可愛かったぁ(笑)。

もう一匹がこの茶トラで、彼(彼女?)はずっとこの木陰の石段の上でお昼寝していました。日差しは強いけれど、木陰に入ると結構涼しいんですよね。それに、石の冷たさもあるし。で、暫くすると、先ほどの凜とした三毛猫も木陰の石畳に自分の場所を確保して、うつらうつらしていました。

以前Wat Phoで見かけた猫たちは、どうもエイズに掛かっているような、明らかに様子のおかしいネコばかりでしたが、今回ここWat Arunで見つけた2匹は、そんな様子はありませんでした。間に大きな川があるから、何か地域的なものがあるんだろうか。本当かどうか分かりませんが、イスラム教で豚が不浄のもとして避けられるように、仏教(ここThaiの?)の場合犬の場合唾液(よだれ)を出すのが不浄と思われて、だからネコが多いというような話をどこかで聞いたんですが、そう言えば市中でも犬を見た記憶が無かったなぁ...

Wat Arun見学後は、再び船で元の場所に戻り、そこからは車に乗り込んで次の場所に向かうことに。ただ、正直なところ、この時点では暑さと歩き疲れでもう良いんじゃ無いという気持ちだったんですが、どうしてもという義妹と姪のリクエストで向かうことに。でも、そこも厳しい修行の場所でした。(続く...)

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