2013年2月5日

X1 Carbon 駄目だし (2)

先日からThinkPad X1 Carbonを使い出していますが(その1その2)、やはりキーボード周り、特に一番下のスペースバー付近の作りに不満があります。
これまで使っていてThinkPad X201sの7列キーボード、デスクトップで使っているTrackPoint USB Keyboard、そして今回のThinkPad X1 Carbonのキーボードをたてに並べてみました。ほぼ同じ比率で並べているのでよく分かるんですが、トラックポイントの右・左ボタンが長くなり、スペースバーも右側へキー半分位伸びています。実は、この「スペースバーが右に伸びた」のが最大の不満。私は、かな漢字変換するときにスペースバーと「変換」キー(かな-英数切替)で多様するのですが、X1 Carbonではその「変換」キーを押し立つもで、どうしてもスペースバーと変換キーを同時に押してしまいます。見て分かるように、キー半分ほど右側のキーがずれており、タッチタイプしている自分にとっては、その半分の差が凄く大きい。もう、入力しているとイライラしてきます。何で、今回6列にするだけじゃ無くて、スペースキーも延ばしたんだろうか。その為、その右側のキーの数は変わっていないのに、サイズが小さくなって押しにくくなっているし。多分、ローマ字入力の人には違和感は無いんだろうけど、自分のようにかな入力でかつ「変換」キーを押して、かな入力モードと英数半角モードを切り替える人間にとっては致命的な欠陥とも言えるデザインです。

もう一つ困っているのが、横に広がったTrackPointの右・左ボタン。これ、広がったせいかクリック感がふにゃふにゃしていて、凄くクリック感が悪くなっています。へなぁ~としているというか。もちろん、使う人の好みの問題が大きいと思うけれど、昔のメカニカルキーボードから初めてラバードームを使ったときの頼りなさ感みたいなものを、今回X1 Carbonのキーボードでは感じています。これも、クリックした「感じ」が無いので、凄くイライラします。言ってみれば、タッチパッドでクリックしている感じというか。

また、写真には納めませんでしたが、カーソルキーの左右のFwd/BkwがPgUp/PgDnになったので、これまでのPage移動キーでWebのページやディレクトリー階層を移動していた自分にとっても凄く不便。もう一つは、これまでかなの「へ」のキーの上にあったDeleteキーが一番右端のBSの上に移動してしまったので、いつもDeleteするつもりでEndキーを叩いてしまい、何度もやり直しになること。折角、自宅で仕事をするときに、メインマシンのデスクトップ用キーボード(USB TrackPoint Keyboard)と、横でサブマシンとして使うThinkPad X201sのキータッチやフィーリングが変わらないように揃えた物が、今回のThinkPad X1 Carbonへの変更で崩れてしまいました。まぁ、TrackPointが中心にあるので、これをホームポジションにして使えばそれほど多くの違いは無いはずなんだけど、でもやはり「変換」キーの位置とDelteキーの位置、そしてPgUp/PgDnの位置の違いが凄く生産性を落としている気がします。ちょっとGoogle経由でキーボードリマップユーティリティを探してみたんですが、これというのが無さそう。うーん、困った... タブレット時代になって、SWキーボードなんて普通に使う時代なんだから、そのくらいのカスタマイズが出来ないのが不思議出し大きな不満ですよね。

所で、X1 Carbonでの運用も落ち着いて来たので、これまで使っていたThinkPad X201sは本格的にモスボールに突入。それに伴い、このX201s用に契約していたUQ WiMAXの契約も、丁度更新付きに今月なるため解約しました。WiMAXは、高速でかつWi-Fiの設置されていない場所で使うのは便利で良かったんですが、残念ながらX1 Carbonには内蔵されていないので...

0 件のコメント:

コメントを投稿