2012年10月31日

SSD→HDD→SSD

会社から支給されている仕事用のパソコン、ThinkPad X201sですが、もともと128GB SSD内蔵モデルで手狭感があったんですが、使い込んでいくとどうも窮屈に。x201sの前に使っていた個人購入のThinkPad X200sは、320GB HDD内蔵モデルだったので、そこからかなりデータを整理・削除してX201sに移行したんですが、やっぱり駄目ですね。でも、今回手狭に感じるようになったのは、OSやアプリを入れているC:ドライブがどんどん肥大化してきて、もともとの区画サイズを圧迫しているから。もともとは30GB位に設定していたんですが、何度かパーティションツールで拡張を繰り返しながらとうとう128GB SSDの半分をC:ドライブ用に設定しても、空き領域がそろそろ10%を切って赤くなってきました。

そこで先週、手元にあった750GB HDDにSSDの内容をクローニングして使い始めました。C:ドライブ用には、太っ腹で100GBを設定。それでも、データ保存用区画のD:ドライブは600GB以上が、空き領域でも550GB位空いています。で、X201sを使い始めてから2年近く、ずっと SSDで使ってきたので、久しぶりにHDDで使うとどうも使い勝手が違って戸惑うことが。一番困るのが、新幹線車内で使っていると、走行時の振動でHAPが動いてしまい、FEPの変換とか動作がフリーズしてしまうこと。これ、SSDになって一番感激したんですが、やっぱりHDDになるとどうしようも無いのか。確かに、大容量化は大きな魅力で、これまでだと外付けのUSB HDDに入れて持ち歩いていたデータがPCの中に入るので、USB HDDを持ち歩く不安・リスクも無く非常に快適なのは確か。一方で、HDDアクセスが発生する機能に不満が再発しているのも確か。

もう一つ、今回SSDからHDDに換装した理由の一つに、仮想メモリーを使いたかったと言う事があります。今使用しているX201sには4GBメモリーが入っているんですが、諸般の事情で使用OSをWindows7 Pro32にしているため、3GB弱しか使えません。で、SSDなので出来るだけアクセスを控えたいことと、128GBと言う容量を少しでも多く使うために、仮想メモリー設定を使用不可にしていました。最初はこれでも問題無かったんですが、例えばPhotoshopを起動すると、それだけでメモリー不足の表示が出たり、最近ではちょっとChromeを複数起動するとメモリー不足の表示になったり... どうも使い勝手が悪くなりました。HDDに換装して、仮想メモリーを使用可能にすると、3GB位のスワップファイルが作成されましたが、それらのアプリの使い勝手はかなり向上。やっぱり大容量の魅力は捨てがたい物があります。

で、この週末にAmazonをうろうろしていたら、512GB SSDが3万円ちょっとで出ているのを発見。SATA 6Gbpsでメーカー(Crucial)の3年保証付きなので、ポチッとしてしまいました。最近のSSDは、書き込み分散処理やキャッシュも進んでいるので、仮想メモリー使用前提でも大丈夫だろうと勝手に考えています。で、月曜日にAmazonで注目したら、翌日火曜日にはSSDが到着。運良く、日曜日にX201sのバックアップを作成したばかりだったので、まずはそこからの差分バックアップを作成してから、HDDと512GB SSDを交換。そして、先ほど作成した最新のバックアップをSSDに書き戻します。流石に、データ量だけで100GB位あるので読み出しにも書き込みにも1時間弱かかったけれど、一旦データを戻してしまえば、これまでのデスクトップが特にトラブルなく表示されます。ただ、らとやアプリをいれているC:ドライブと、データ専用のD:ドライブのサイズが、ドライブサイズが変わったので一寸バランスが悪くなってしまったので、これをパーティショニングツールでちょっと修正して移行作業は完了。いゃぁ、やっぱりSSDは早いし快適です。

次に仕事用のシステム更新があるのは何年後か分からないけれど、これで当分このX201sが十分活躍してくれそうです。もともと入っていた128GB SSDはどうしようか。個人で持っているX200sに入れてみようか。ただ、個人使用マシンの方は、さらにデータドライブ(D:)サイズが大きいので、ちょっとそのままでは使えないのが悩みです。今のところ、今回の512GB SSDに何かあったときのセーフティバルブとして、暫く保存しておきますか。

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