2012年8月21日

NRT - SIN (2) - ANAの乗り心地

今回利用したのは、成田空港を夕方17:35に出発するNQ901(NH901)便。使用機材は、まだ新しい部類のB767-300ERで、BusinessクラスのシートはANA Business Cradle。シート配置が2-1-2なので、出来れば真ん中の1列を指定したかったんですが、予約してからずっと座席指定が出来ない状態。ANAのサイトに行っても駄目。でも、前日オンラインチェックインのメールが来てオンラインチェックインのサイトに行くと、ここで座席指定が出来ました。運良く真ん中1列の席が空いていたので、すかさずそこを押さえたんですが、窓際の2列席等はほとんど埋まっています。でも、当日搭乗してみると、結構空席が多くて、私の両横や斜め前の左右2席は、すべて埋まっていたのに、実際には一人だけでした。ANAの上級会員で、隣席ブロックしてあったんだろうか。

で、初めて座ったANA Cradle Sheetですが、正直一寸期待外れだつたかも。一番困ったのが、背もたれやフットレストの変更をするのに、「元に戻す(離発着時)」ボタンと「斜めに倒す」ボタン二つだけで、もう少し背もたれだけ倒したい、とか、もう少しフットレストを上げたい、とか、そう言う細かな調節が出来ない。しかも、最大限に倒したときでも、ちょっと微妙な位置になるので、正直今回のような7時間位のフライトなら我慢できるけれど、US西海岸程度でもちょっと辛いかなという雰囲気。実際に、ANAでもこのシートはシンガポール線とジャカルタ線にのみ使っているみたいですが、それくらいが限界かも。また、前の座席に着いている個人モニターも、もう少し画面が大きくないと一寸見るのが辛い感じです。しかも、操作がすべて画面のタッチで行うんですが、座席位置と画面位置に少し距離があるので結構面倒。やはり寝ながらでも操作できるように、手元にリモコンが欲しいなぁ。まぁ、ほぼ時差の無い地域を移動するので、熟睡する必要は無いから、この程度でも良いのかもしれないけれど。ただ、UAのフルフラットシートが遥かに素晴らしく感じたのは事実です(笑)。

しかし、やはり食事関係は日系に軍配が上がりますね。今回搭乗してちょっとビックリしたのは、座席に座って直ぐにウェルカムドリンクを聞きにCAさんが来たこと。日系のフライトでも出すようになったんですね。そして、離陸後水平飛行に入ってからのメインの食事も、和食、ビーフ、フィッシュとあり、最初のアミューズにしても綺麗に盛りつけてあるし、私は白ワインを飲んでいたので魚料理をお願いしましたが、量がちょっと多すぎたことを除けば味も盛りつけもGoodでした。ただ、乗客がそんなに多くないのに、何かバタバタしていて、私が頼んだワインのお代わりも忘れられてしまったのはちょっと残念でした。搭乗する前に、ラウンジで飲んでいたので、結構直ぐに酔いが回り、メインを食べたところでトレーを返却して、直ぐに熟睡モードに入り、気がついたら到着一時間前位の状態でした。

ここでトイレに入ってビックリ。流石ANA(NQ)です、ウォシュレット付きの便座でした。最初ノズルが見えなかったので気がつかなかったんですが、横に見慣れたアイコンのついたコントロールパネルみたいなものがあり、それで分かりました。この時、大の用事は無かったけれど、物は試しと使ってみると、水量は少なめ水勢も弱めでしたが、やっぱり安心しますよね、トイレでウォシュレット。これは、本当にどこの国の飛行機にも搭載して欲しい設備ですよ、本当。

出発の遅れを幾分取り戻して、Changi Airportには15分遅れのぎりぎり日付けが変わるかどうか位のタイミングで到着。ANA便なので、T2にゲートインします。ここで、先に入国してからSkyTrainでT3に移動するか、移動してから入国審査を通過するか悩みましたが、何となく人の流れに沿ってT2で入国して、SkyTrainでT3に移動して外に出たら、そこが今回の宿泊先Crowne Hotel Changi Airportの入り口でした。(続く...)

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