2012年3月22日

NRT-SIN (8) - 機内トラブル発生

短かったSingapore滞在も終了し、帰国の朝。前日からの雨がまだ残っている朝。7:20出発予定のフライトは、搭乗開始が6:30と結構早め。今回はラウンジに寄らなくても良いかなと、いつもよりはゆっくり目に5:30過ぎにホテルをチェックアウトし、そのまま隣の空港ターミナル3のカウンターへ。既にオンラインでチェックインはしていたのですが、ボーディングパスを印刷していなかったので、カウンターでお願いし、制限区域に入ります。その入り口手前には、こんな緑のマーライオンが。「菊人形」ならぬ「芝生人形」とでも言うべきか。電飾もなかなか綺麗だったんですが、出来れば口からはき出す水の部分だけでも点滅してくれると、結構リアルさが出たと思うんですけど。 例によって、早朝のフライトなので、出国審査もガラガラで直ぐに通過。6:00前には中に入ってしまったので、いつものようにUA指定のラウンジで一息つくことにしました。搭乗ゲートは、ここから結構距離のあるA13番。さらに、搭乗開始時刻が6:30ですから、その前にゲート前のセキュリティチェックを抜けないといけません。そこで、6:10頃にはそそくさとラウンジを出て搭乗ゲートに向かいました。
以前は反対側のBゲートがUAの定番ゲートで、そっちに行くよりは気持ち距離は短くなったけれど、それでもかなり距離があります。目的のA13番ゲートに到着すると、入り口前に長い行列が。まだ、ゲートが開いておらず、乗客が順番待ちの列を作っているところでした。ざっと数えて40~50人位かなぁ。この時は6:20分頃でしたが、これから一人一人パスポートをチェックして、手荷物と身体検査をしてとなると、出発に間に合うのかと少し不安に。ただ、前日まで見ていたシートマップでは、Yクラスは30%位、C/Fクラスも半分位しか埋まっていなかったので、かなり空席のあるフライトのようですが... 結局、ボーディングパスに書かれていた搭乗開始予定時刻6:30頃に、やっとセキュリティチェックが開始され、ゲート前の待合室に入ることが出来ました。
結局機内への搭乗開始が始まったのは、6:45頃。で、機内に入ってビックリ、真っ白い煙がキャビンに充満していて、前がよく見えないほど。これ、最近ではお馴染みになった、出発前に機内を冷却している光景ですが、この日はこれまで見た中で一番酷い状態。普通はだんだん室温が下がってきて、白い煙(水蒸気)も消えていくんですが、この日はいつまで経っても煙は消えずに、逆にどんどん視界は悪くなる一方。そのうち、私の斜め前の窓際に座っていた男性が、ウェルカムドリンクのコップを上に持ち上げて、自由の女神像の様にそのまま保持しています。最初は何やってるんだろうかと思ったんですが、あまりの水蒸気のひどさに、空調の吹き出し口に水滴が貯まり、それが雨漏りのように自分の側に落ちてきている様子。微妙に、機首部分が高くなっているんでしょうね、吹き出し口の端に水滴が貯まり、それが結構な量ぽたりぼたりと落ちてきています。1カ所だけではないので、CAさんが紙タオルで拭いて回っているけれど全く間に合わず、そのうちにテーブルクロスを空調の吹き出し口に積めだしたけれど、それも殆ど役にただす。窓際でも、吹き出し口の端が頭の上に来ていない席は何とか大丈夫そうですが、そうでないところは遠目で見ても水滴でヘッドレストが濡れている様子が分かります。結局、この日は空席が多かったせいか、窓際の人があちこちに移動して一度は落ち着いたかと思ったんですが、暫くするとまた席の移動でドタバタと。どうやら、2F席でもトラブルがあったようで、そちらから移動してきた人も。結構空席は残っていたんですが、最初の人の移動で埋まってしまい、それらの2Fから来た人達は、前の人が移動した後の空席、つまり雨漏りする席にまた座ったりして大変。中には、一人First Classの席に移動した人もいたけれど。この後、さらに水蒸気が酷くなり、本当に2~3席隣の人の顔が見えないくらいの状態になり、どうするんだろうと思ったんですが、離陸して暫くすると外気が乾燥してきたからでしょうか、嘘のようにこの煙は消えて、雨漏りも何とか収まったようです。この白い煙、結構あちこちの路線で見るけれど、こんな酷い状態は初めてでした。外気を取り入れているから、よほど前日の雨が長くて湿度も気温も高かったんでしょうね。 この後は特にトラブルも無く定刻通りに成田に。着陸直前に気流が悪くなるからと、早めにシートベルト着用サインが出されましたが、結局心配されたトラブルも無く静かに成田に着陸しました。さて、次は4月のバンコク行きを予定していますが、さてどうなるか... (番外編へ)

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