2010年5月11日

KIX-BOS-DEN-SEA-KIX (14) - Denverへ

デンバー移動の朝。今回何故にDenverに寄ることにしたのか。今回の旅行のメインは、なんと言ってもSeattleでのイチロー vs ゴジラのMLB観戦なので、このままBostonからSeattleに移動してもよかったんですが、それだと日数的に折角USに来ているのに勿体ない。で、じゃどこかに寄ろうかといろいろ候補地を探したんですが、なかなか「此所」という場所が無いんですよね。そうこうしているうちに、そういゃ天候も良くなっているし、一度言ってみたいと思っていたDenverに寄ってみようと閃いて決めたのが今回の旅程。何故にDenverかというと、実は前の会社で使っていたサーバー類が置かれていたデータセンターが、Denverの隣のBoulderにあったからと言うのが理由だったりします(笑)。それ以外にも、Denver BRONCOSのスタジアムをみたいとか、まぁ理由はいろいろあったんですが。で、出発の朝、外から泊まっていたHiltonの写真を撮影して気がつきました。ラウンジが結構広いなと思っていたんですが、こんな具合に外に出てたんですね。
空港へは歩いてもいけるわけですが、どのみちターミナル移動のパスに乗らないといけないので、ホテルのシャトルを利用してUAが使っていターミナルCへ移動。RCCで時間を潰して、Denver行きのUA785便の搭乗は定刻通り始まったんですが、ここでトラブルが。

搭乗して暫くすると、貨物室のドアが閉じなくなったので、今メカニックが修理をしている、という機長のアナウンスが。えっ、キャンセル? と一瞬焦りましたが、すぐに「マニュアルで対応するから、その為の書類陣日で5分位遅れる」という説明。まぁ、5分位ならと思って暫くすると、「メカニックが修理できると言うことなので、20分程遅れます」という話。をぃをぃ、本当に大丈夫なのかと... 私はこの時窓際の席で、そこから荷物の搬入口がよく見える場所だったので、メカニックが工具箱を持ってベルトコンベアーを上がってくる様子だとか、その下で数名が集まってなにやら相談している様子などずっと見えていました。
結局、ドアクローズは定刻通りだったものの、プッシュバックが始まったのは30分以上過ぎてから。CPからは、Denverでの乗りつぎ予定のお客様は別の便への振り替え対応済みだから、到着したら地上係員に聞いてね、というようなアナウンスを聞きながら、やっと出発です。

Bostonを飛び立って、しばらくは結構気流に関係で揺れたりしたんですが、五大湖の多分エリー湖だと思うけれど、湖が見えるような頃には安定してきました。機内食も、自分はこのまま移動してホテルに入るだけなので、珍しく真っ昼間から白ワインをオーダー。お昼は、例によってチキンサラダでしたが、今回もミネストローネみたいなスープ付きで、これがなかなか美味しゅうございました。チキンサラダも、往路のSFO-BOSでは、焼いたチキンが乗っているだけでしたが、今回はサルサソースが掛かっていて、結構ワインのつまみとしてあっていて、まったりとしたフライトです。とは言っても、6時間近くフライト時間はあるので、食べ終わると例によって4時間近く爆睡状態になり、気持ち的にはあっという間にDenverに来た感じです。
 「大平原」という言葉を聞くと、初めてNRT-DFWをAAで飛んだときに、延々と広がるテキサスの土地を思い出しますが、このDenver周辺も凄い感じですね。で、その中に、縦縦横横と規則正しく正方形に滑走路が配置され、ターミナルビルも川の字に並んでいる、Denverの空港が見えてきました。東から西に一度横を通り過ぎて、その後結構急旋回して西側からアプローチ。いゃぁ、話には聞いていましたが大きな空港です。私の記憶の中では、DFWがでかいという印象がありますが、それに勝るとも劣らない感じですね。こういうUSの巨大空港を利用していると、本当に日本のNRTやその他の空港の貧弱さというか、もうちょっとなんとかならんのかという悔しさみたいな物をいつも感じます。

流石に大きな空港なので、バゲッジクレームで少し迷ったりしましたが、心配していたホテルへの移動は、"Super Shuttle"という空港からダウンタウンへのシャトルサービスのカウンターに偶然並んだら、ホテル直通のサービスがあるというので、往復US$34でチケットを購入。予約は特にいらず、朝だと15分間隔でホテルから空港にシャトルが走っているので便利そうです。

シャトルの中には、ZZ Topみたいな兄ちゃんと、離婚して子供ありという30代位の女性(これは、兄ちゃんとの会話でそう言っていたから)との相乗り。この兄ちゃん、ホテルに行くんじゃなくて、途中寄り道して貰って、トラックステーション見たいところでおりていきました。話し好きな性格らしく、最初は女性と「どこから来た」とか話をしていましたが、そのうちにこちらにも「どこから来た」というので「日本」というと、おお俺も2回行ったことがあると言いだし、「実は、グリーンベレーだった(!)」というんだけど... 今のあごひげ、パンクっぽい服装からは信じられないんですけど... そんな出会いもありつつの、シャトルは40分位でホテルに到着。やれやれです。(続く...)

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