2009年5月7日

NRT-ORD-BOS-SFO-NRT (5)

いよいよ出発の朝、しかしあいにくの小雨模様です。とりあえず浜松駅まで出てしまえば、後は濡れずにずっといけるので雨脚が強くなり前にと少し早めに自宅をでます。自宅から歩いて10分位にバス停があり、ここから駅までバスを使うのですが、この日に限ってなかなかバスが来ません。普通は2~3分遅れくらいで来るんですが、結局この日は15分近く遅れてきました。うーん、スタートから嫌な予感。その間に結構雨に濡れてしまいました。駅に着くと、成田までの通しの乗車券とまずは品川までの新幹線のチケットを購入。ひかり号で1時間20分程で品川駅に着くと、そこから20分弱で接続するNEXに乗り込みます。東京駅だと、八重洲側の新幹線のホームから丸の内側というか有楽町あたりの地下駅まで移動して乗り込まないと行けないので大変ですが、品川乗り換えにすれば新幹線のホームをでと直ぐ隣のホームなので大変楽。切符も駅ネットで購入しているので、新幹線の改札口を出たところで購入出来ますし。このまま特にトラブルもなく成田に定刻通り到着です。
で、荷物は機内持ち込みにするので、そのままEasy Check-inのKIOSKで手続きをしてセキュリティを抜けて、出国審査も待ち時間ゼロで通過。この時間帯は本当に楽です。そのため、RCCに入っても中はガラガラ。実はPriorityCardを入手したので、第一ターミナル北ウイングのNWのラウンジに行ってみようかと思ったんですが、ワイヤレスが使えないかもと思い直してそのままRCCに。それほどおなかは空いていなかったので、ビールとハイボールでのどを湿らせて出発時刻を待ちます。搭乗開始は少し遅れたんですが、出発は定刻通り。ビジネスクラスは2/3位でしょうか。私の隣は空席でした。途中特に揺れることもなかったんですが、半分くらい行ったところで「機内にドクターがいらっしゃいましたら...」というアナウンスが。「あれ、急病人?」とびっくりしたら直ぐに「ドクターがいらっしゃいました。ありがとうございます。」みたいなアナウンスが流れてほっとしました。で、うとうとしていたらCAさんに起こされて、実は9Dの席に座っていたので、私の後ろに救急用のキットが置いてあるんですね。それを取り出すためにリクライニングを戻して欲しいと言われました。その後特にアナウンスも無いし、IADに到着した時も緊急に運び出されるようなこともなかったので、回復したんでしょうね。そう言えば、出発前に機長さんがファーストクラスから順番に乗客に握手しながら挨拶をしていました。ファーストクラスだけだろうと思ったら、そのままビジネスクラスのキャビンに入って、同じように悪書をして挨拶をしています。私も長いことUAやその他の飛行機に乗っていますが、こういうのは初めて。ファーストクラスなら見たことあるんですけどね。
さて、ほぼ定刻通りにIAD到着。帰国時には何度か使ったことのあるIADですが、入国は初めて。ここには20年ほど前に初めての海外出張の帰国便で使い、ちょっと大変な目にあった思い出深い空港です。あの頃は、今のメインターミナルしかなくて、今は移動用に使われているモービルを使って沖止めしていた飛行機に乗り込んだんですよね。客室の四角い部分がジャッキアップされて、搭乗口の高さまで上がってそれが接続してはいるんです。なかなか面白かったけど、当時はIADもフライト数が少なかったから出来たんでしょう。IADでの入国は初めてなんですが、ここはUS国内線乗り継ぎとIAD止まりでは別経路なんですね。丁度UAがメインしているターミナルCの2Fにおりて、ここで入国審査、通関と行いますが、ヨーロッパ便と重なって少し混雑していたけれど、特にトラブル無くスムースに20分位で通過できました。そのままもう一度3Fに上がれば国内線の搭乗口に行けます。荷物の預け入れも簡単だし、これからIADをメインに使おうかと思うくらいシンプルで良いですね。IADからORDに向かう前日の便は5時間位遅れたのでどうなるかと思いましたが、この日はOn-Timeで問題なし。途中ちょっと気流で揺れましたが、夕焼けがまぶしいORDに予定通り到着しました。ここまで順調でしたが、ORDからChicagoのダウンタウンにBlue Lineで出てClark/Lakeでおりたときに方向を間違ってしまい、LOOPの中をうろうろ。結局30分以上迷子になってやっと場所が分かりホテルに入ったのは予定よりも一時間近く遅くなってからでした。疲れた... (続く...)

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