2017年3月25日

辻元疑惑

森友学園問題での、園長夫人と昭恵夫人とのメールのやり取り。先日の証人喚問でメール公開の同意を得て自民党が公開しようとすると、何故か民進党が反対。あれが毛メールのやり取りを二人が密接な関係である証拠と言っていたのに、何故だろうと思ったら、そのメールの中で民進党の辻元清美議員について記載されている部分があったかららしい。しかも、何故か毎日新聞は、一度掲載したメール全文を削除し、その辻元議員の部分を削除して再掲載したらしい。

朝日新聞系列の日刊スポーツには、文字おこしですが全文が掲載されています。その中で辻元氏が登場するのが3月1日の後半部分。で、毎日新聞では、同様にメールの内容公開(こちらはスクリーンショット)していますが、2月28日の分の次は3月2日にとんでいます。さらに毎日新聞の内容公開を見ていると、その2月28日分の最後は安倍昭恵氏の「税理士事務所で管理して貰っている」という返信で終わっていますが、日刊スポーツの全文を見てみるとそれに対して籠池氏の奥さんが返信していて、そこには辻元氏の名前や民進党が煽っているような内容が書かれています。毎日新聞のタイトルには「メール文面公表」であり「メール全文公表」ではないから、タイトルは嘘は言っていない。でも、一連のやり取りの最後の部分であったり、丸々一日分が公表されていない理由が分からない。推測すれば、民進党や辻元氏に言及する部分があることくらい。

辻元清美氏は早速その3月1日の内容はデマだと反論しているけれど、彼らが昭恵氏に求めているようにちゃんとした説明をしないと納得できない(笑)。「違う」と言っても「違うことを証明せよ」と言っているわけですから、彼らも「デマ」というなら「デマで有る事」を証明しないと。実際辻元氏とメールで言及されている生コン関係の団体との関係は以前から報道されていることも事実だし、政治献金も受け取っていることも収支報告書で明らかですから、関係が無いと言う事は無いはず。民進党に対しての不満も書かれているから、彼らが公開を全力で否定するのは分かるけれど、それなら何で野党四党と事前に話をしているのか、森友学園側の対応もよく分からない。

さらに言えば、暫く前に森友学園の代理人的立場になったはずの菅野完氏が全然最近出てこない。旗色悪しと思って消えたのか、最初から森友学園側を焚き付けて炎上させることが主目的だったのか分からないけれど、あれだけメディアに登場して代理人的な印象を植え付け以上は、もう少し説明があっても良いと思うのだけれど、でも以前にも色々あった人だから彼自身も根掘り葉掘りされたくないのはよく分かるけれど。

正直なところ、もともとの国有地払い下げ問題は何処かにすっ飛んで、今では安倍昭恵夫人の関与問題に矮小化されているけれど、民進党側にも弱みが出てきてしまっては、このまま双方がすこしずつ譲歩して立ち消えになるのだろうか。いずれにしても、元々の処理の担当者は大阪府、近畿理財局であるはずで、其処で何か問題があれば昭恵氏の忖度と言う話しに行くのが分かるけれど、それが無いと言っているのに忖度があったというのはかなり無理がある気がする。民進党の福山哲郎氏は、忖度したから問題では無く全ての問合せが関与で有り口利きで有ると言ってしまったけれど、じゃぁ彼は一切の問合せを拒否しているのだろうか。それって、例えば連合などの支援団体からの「要望を聞くこと」も含まれると思うのだけれど、民進党、それでいいのか? 自分達が与党時代はそう言う事は無かったのか? と言うか、あの「仕分け作業」自体が、要望を強制的に言わせる「強制関与、強制口利き」になりそうな気がするが(笑)。

この森友学園問題、今度はメディアの「報道しない自由、内容を自分で決める自由、それで正しいと言う自由」みたいな事の方にシフトしてきて、それが今後大きな問題になりそうな気がする。で、毎日新聞はどこから圧力を受けたんだろうか。(棒読み)

忘れて知る有難味

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」ですが、メインはそれ以外の話。毎週金曜日の横浜の会社への新幹線通勤、まだ朝晩は涼しいよりも「寒い」位ですが、それでもヘビーなアウターを着込まなくても、一寸厚着してブルゾンとかジャケットを羽織れば何とかなるくらいの気候に。この日も数ヶ月ぶりにブルゾンを引っ張り出してきて、朝日の中浜松駅へ向かいました。自宅から駅まで(と、帰りはその逆)で利用するバスや電車は、地元の私鉄(遠州鉄道)の専用ICカードが有り、それを利用。浜松駅から新横浜駅までの新幹線は、JR東海のPlus-EXカードを利用。そして、新横浜から先はスマホに入れてMobile Suicaを利用して移動しています。で、浜松駅に到着して新幹線の改札をPlus-EXのICカードで通過。暫くメールチェックをして、さて何時ものように朝食を購入しようと新幹線待合室内のスタバの列に並んだときに気が付きました。

「スマホ忘れた orz」


私はAndroidのメインのスマホとiPhone6のサブのスマホ、2台持ちで、前者はプライベート用兼電子マネー(FeliCa)利用、後者は仕事用と音楽鑑賞など用という棲み分けをしています。で、iPhone6は持ってきていたけれど、Android (Xperia Z3 Compac)をどうも自分の部屋の充電台から外して持ち出すのを忘れたらしい。別に朝急いでドタバタしていたわけじゃ無いけれど、何か気が抜けていたというか油断したというか。何時もジーンズの後ろポケットに入れていて、自宅を出るときには必ず全てのポケットを上から叩いて確認していたはずなんですが... 何年間やっているルーティンでも、一寸したことで抜けが生まれることがあるんでしょうね。で、何時もこのスタバでの支払はSuicaを利用していましたが、仕方が無いので久しぶりに現金で払いましたよ、842円。千円出したら、お釣りが158円戻ってきましたが、この小銭特に1円、5円が増えるのが嫌で嫌で... だから、折角小銭入れの中に1円しか残さないようにしていたのに、一気に増えてしまいました。

この後新幹線で新横浜に移動し、一度改札の外に出て、JRの横浜線へ乗り継ぐのですが、この日は改札口横の券売機でチケット購入。久しぶりに購入するから、金額が幾らか分からない。暫くウロウロ路線図を見て、やっと幾らか分かって券売機で購入。金額だと幾らか捜すのが大変。この後横浜線で何とか会社近くの駅まで到着出来ました。

で、会社の入っているビルの中にはコンビニがあって、ここでいつも昼食やら飲み物やらを購入していくんですが、当然支払はEdyとかiD。この日も品物をレジに持っていったんですが、合計金額が819円になり、朝増えた小銭が一気に解決。小銭入れの中から1円と5円が消えてくれました。これでちょっと気分が良くなったけれど、問題は帰りに食べる夕食をどうするか。軽く何処かのお店で食べるか、お弁当を購入するかですが、どちらにしても現金払いだと折角解消した1円5円がまた戻ってきそうで残念。

で、結局何処かには行って食べるほどの余裕は無かったので、駅の売店でお弁当を購入することに。注意しないといけないのは、表示されている価格が税込みの場合と税抜きの場合があるので、間違って税抜き価格で判断してしまうと、そこに8%が掛かるから、まず端数が出てしまう。で、何件か見て回って、税込み価格で1080円というのがあり、これで小銭入れの中の10円3枚と50円1枚が消費されて、後は100円硬貨のみになり、ちょっと気分が良くなりました(笑)。でも、この後ホームにあがって、そうだ飲み物が無いと自販機で何か購入しようと思ったんですが、どれも100何十円だから、結果的にまた10円が戻ってきてしまいました。

まぁ、スマホを忘れで小銭が貯まるかと朝は危惧していましたが、結構財布の中の硬貨が上手く消費されて綺麗になりました。その気になれば、きちっと一円台を残さずに買い物とか出来そう。まぁ、次はもう良いですから忘れないようにしないと。

2017年3月24日

Thin-client for Smartphone

スマホの高解像度だけれど物理的に小さな画面を、そのままタブレットに転送して「端末」として使う「Superscreen」。単にスマホの画面を表示するのではなく、タブレット上でのタッチ操作はスマホへフィードバックさせて、スマホ操作も可能にしているところが面白そう。個人的には、タブレットの中にスマホが収納されて、一体化して使用出来ると良いのだけれど。あと、タブレット内部のバッテリーを、外部バッテリーとしてスマホへ供給できれば、画面操作以外の時にも便利そう。

で、これって別に専用のタブレット出なくても良いんじゃ無いかと思うんですよね。スマホ側に通信用のアプリを入れて置いて、画面出力は転送して、代わりにデバイス入力を受け取って動作すればいいわけだから。タブレット側も、こう言う形で端末的に使うことも可能だし、Wi-Fiだけでも入っていれば、スマホでテザリングして、スマホとは別の端末として利用することも便利だろうし。多分アイデアとしては以前から合った物じゃ無いだろうか。で、製品として売れる物にするには、先にも書いたように補助バッテリーにもなるとか、スマホと連結してデータバックアップ出来るとか、単体でもWi-Fiのタブレットとして動作するとか、スマホと一体化できるとか、いろいろ味付けは必要では。単に、スマホのシンクライアント的な利用だけではちょっと勿体ない気がする。

逆に、こう言う組み合わせて使えるような仕組みが増えと面白そう。このタブレットも、例えばテレビと連携して、自由にテレビの番組を離れて視聴できるとか、個人のスマホとこのタブレットを組み合わせると、自動的に社内戦用システムになるとか、1+1=2ではなく、1+1=3とか1+1=αみたいな組合せの妙みたい物が入れ込めると良いと思うんですよね。例えば、タブレットではなく、薄型キーボードの付いたクラムシェル型のデバイスだと、入力にはキーボードがどうしても必要な人は嬉しいだろうし。

ノートブックパソコンが普及しだして、それまでのデスクトップとは事なり色々な場所でパソコン利用が可能になってきたとき、色々なギミックやツールが生まれては消えていったけれど、結局そう言うものがどんどん出てくることが、そのデバイスの将来性を表している気がする。スマホに関しては、強力な通信機能と最近なら高解像度がその持ち味だと思うけれど、小ささ故に使いづらさもあるわけで、その当たりを補完するようなこう言うサブデバイスが生まれてくると、また一寸違った方向性へ伸びていきそう。

証人喚問

昨日はお昼少し前から午後まで、ほとんど何処のチャンネルも証人喚問の中継ばかりで、最初はちょっと見ていましたが、なんか最初の自民党西田議員のところを見ただけで、あぁ、これはもうアウトだなと感じるような内容。その後暫くテレビは消して真面目に仕事をしていて(をぃ)、でまた息抜きに付けてみたら民進党とか共産党の場面を斜め見していましたが、なんかやる気が無いというか及び腰というか、あれだけ大阪まで行って野党四党だけ話を聞いてきた100万円の寄付の話は出てこず、あぁ流石に拙いと思ったのかなという感じ。結局は、何とか小学校を始めたくて、あの手この手で準備や申請をして、其処に厳しかった申請基準を緩めた大阪府がこれ幸いと採用してみたところ、結果的にばばを引いてしまった、みたいな話になりそう。

問題なのは、最初から嘘をついて申請した籠池氏側ではあるけれど、それに便乗して与党攻撃の武器になると煽ってきたメディアと野党の責任も大きいですよね。何でもかんでも、週刊誌やネットに掲載されたら裏も取らずに利用していたら、国会なんて24時間365日開催しても時間が足りなくなってしまう。それに、昨日昼のCX系バイキングに出演していた有本さんが言っていましたが、元々は大阪市の共産党市議が、この保育園の教育方針が右翼的で怪しからんと言う事で火を付けたのが初めらしい。となると、逆に右翼系の議員なりが左翼系の幼稚園とか学校が怪しからんと言う話を言い出しても、今後は共産党は文句が言えなくなるのか? 右・左どちらでも良いけれど、今回の教訓から言えるのは、教育に関しても政治が口を出した前例を作ってしまったという事でしょうね。後は、国有地などの払い下げに関しても、今後はかなりハードルが高くなるのでは。国としても、売却してその後固定資産税を貰う方が利益は高くなるだろうから、何でもかんでもとは言わないけれど、売って其処で経済なり社会システムが上手く回るなら放出した方が良いわけですからね。

その後の様子等をTLで眺めていると、まぁ矛盾もあるし何処を切り取っても偽証罪に追い込めそうな気がするような証人喚問だったような感じ。でも、野党側は「これで確証した」みたいな事を言っているみたいだけれど、一緒に地獄まで行くつもりなんだろうか。まぁ、こんな下らないことで時間を潰すなら、地獄でやって欲しいけれど。いずれにしても、国会で云々する話しじゃ無くて、まずは大阪府で決着付けて来いという話だよなぁ...

野党も何か与党というか安倍政権に対して一矢報いたいのかもしれないけれど、物になる・ならないという事に気が付かないと。メディアが森友学園関連だと面白がって中継するからその話しかしないのかもしれないけれど、観ている側はちゃんと分かっているという事を認識しないと。自分達が笑われているわけですからね。この籠池理事長の自業自得とは言え、それを煽ったメディアや利用しようとした野党の責任も同じくらい重いよなぁ、と言う印象しか残らない証人喚問でしたねぇ。

元城小学校閉校

昨日、敗者にで治療待ちの時にたまたま読んでいた新聞に、この3月で元城小学校と北小学校が閉校になり、新しく中部中学と小中一貫教育の「中部小学校」になるという記事を見つけてビックリ。「元城小学校」と言えば、自分が子供の頃は浜松で一番セレブな小学校(言い過ぎか-笑)。街中の一等地にあるから、まぁ市街の老舗やら有名店の子供が集まっていたし、それに憧れてあちこちから越境入学してくる子供(親?)もいたし。この「元城小学校→中部中学校→浜松北高校」っていうのが、浜松で一番憧れの学校パスと言っても良いのでは。対抗馬は、「静岡大学附属小学校→附属中学校→浜松北高校」かな。でも付属での場合、なんとなん「ぽわ~~ん」としている雰囲気が合ったけれど(マテ)。

浜松で1番古い小学校の元城小学校は、その長い歴史だけで無く、学校が購入した外国製オルガンが壊れたときに、それを修理した山葉寅楠が、その後楽器メーカー「ヤマハ」を創業して現在に至るというのは、地元の子供なら何度も聞かされた話。この「ヤマハ」の話に、バイクメーカー「ホンダ」創業者の本田宗一郎、そしてブラウン管テレビの投影に初めて成功した「ビクター」の高柳健次郎、この三人の話は何度も聞いた話。それ以外にも地元出身や地元に関わる話は沢山有りますが、個人的にはこの三名の話が一番記憶に残っているかなぁ...

少子化の時代ではあるけれど、街中の一等地にあってそんなに人口も減っていないと思うのですが、確かに見返してみると、昔有ったような木造の一戸建てみたいな建物はどんどん潰されてマンションが林立するようになり、人口は多分増えているんだろうけど、そのマンションに入るのは一度郊外に出て子育てとか終わった中高年の人が多いだろうから、子供人口に関して言えば減っているんだろうなぁ。私の自宅の周りなどは、昔は田圃と畑しか無かったけれど、最近はどんどん建て売りやアパートにマンションが立ち初めて、昔と比べて子供も増えているし、小学校なんかも分離して増えている。所謂空洞化、ドーナツ化の影響なんでしょうね。しかし、元城小学校がなぁ... 140年以上続く多分県内でも最も古い小学校だと思いますけれど、それが閉校というのは一寸ショックです。

浜松市も、最近の人口統計では人口は減っているわけで、さらに街中の空洞化もどんどん進んでいるわけで、ちょっと象徴的な記事ですねぇ。歳と共に時間の流れの速さに驚くことが多くなりますが、その中でも今回のニュースはトップクラスの驚きでした。自分には直接は関係ない学校では会ったけれど、ちょっと残念。

2017年3月23日

擬似的高次脳機能障害

石原元都知事の百条委員会で、最初に脳梗塞の後遺症で平仮名すら読めなくなった、と言うような説明から入り、それが「それで証言が出来るの」「なんで執筆できるの」という疑問が一気にTLに広がりました。その後、脳梗塞などの後遺症として、脳機能の一部が使用出来なくなる、不自由になる「高次脳機能障害」という言葉がTLに流れだして、例えばひらがなすら書くことは出来ないが、別の方法であるワープロなどなら文書作成は可能な状態も普通に存在するということらしい。実は私も最初に「平仮名すら忘れた」とご本人が言われたとき「えっ?」と思ったんですが、その後調べてみたらこう言う症状が普通に発生して居ることを知って、なるほどと納得した次第。まぁ、中には直後に延髄反射して「おかしいだろうと」と書き込んだ某元知事なんかもいて、即炎上しているけれど。

これら一連の記事とか情報を見て感じたのは、そう言う後遺症が無い人であっても、現代生活においては擬似的高次脳機能障害みたいな状態になっているだろうという事。例えば、今の時代は手書きで文字を書くことがガクッと減ってしまったから、スマホとかパソコンで文章作成することは普通に出来ても、いざ文字を加工とすると文字を忘れてしまう。手元にスマホがあれば、其処で表示して書き写すこと出来るだろうけど、昔のように習った文字を書くことすら難しくなってきています。あるいは高次脳機能障害の症状として、怒りっぽくなったり幼稚な言動を取ることがあるそうですが、それってtwitterとかネットでのやり取りを見ていると日常茶飯事的に生まれてくるもの。同じネットでのコミュニケーションであっても、BBSしかなかった昔は、それでもそれなりにスキルがある人だけがアクセス出来た時代だから、厳しい言葉が飛び交っても、其処は第三者が見ていても理解して判断出来る内容が多かったように思います。今のように、いきなり罵詈雑言が飛び交うなんて言う事は先ず無かった。あと記憶力低下にしても、スマホでスケジュール管理したりメモしたり、写真撮影したりすることで、それまでなら記憶していたことを全て二次記憶装置にスワップアップしてしまい、本来の記憶力は低下している気がします。

デジタルデバイスやネットワークの発達で、それまでは自分で覚えたり自分で読み書きして身につけていたことを、どんどん色々なことを肩代わりしてくれるようになってきました。その為に、それまでは使用していたそれらの機能を司る脳が使用されないことで退化する機能低下していることは確実なわけで、それって自ら高次脳機能障害の状態を作り出しているとも言えるのでは。勿論それによって恩恵を受けることもあるけれど、トレードオフで自ら持っているものを使用しなくなっていく、使用出来なくなっていくのは、別に加齢だとか脳梗塞などのトラブルの後遺症だけでは無いと思う。別にデジタル製品だけでは無くて、それ以外のことであっても何か道具や仕組みが発見されて便利になるという事は、その分野で飛躍的に色々な物が拡大する一方で、それによって不要になる物利用しなくなるものも生まれているわけで、その部分はどんどん失われていくことも事実。その失われた物が完全に無くなってしまえばそれは障碍では無くなるけれど、一部に残っている間は「障碍」にも見えるわけで、平仮名だって将来的に誰も使わなくなれば、それが欠けないことは障碍では無くなるでしょう。

一般的に言われている「高次脳機能障害」は、交通事故とか脳梗塞などの突発的なトラブル等の後遺症で発症したものを言うのだと思いますが、実は我々の生活でもどんどん便利にでしたるかされてネットワーク化されている今の時代の生活を満喫していることも、同じような「機能障害」を生み出している化もしれないことを理解するべきですよね。石原氏個人の症状に関してやいのやいの言うことは論外だと思うけれど、実はそうやって感情的にTLに書き込むことが実はその人自身が擬似的高次脳機能障害の症状なのかもしれないという事を認識しないといけないというのが、偶然だろうけど皮肉な事だなぁと思わず感心してしまいます。スポーツだったかビジネスだったかの格言で「絶好調の時にこそ一度立ち止まって振り替える」みたいな話が有ったように記憶していますが、便利な時田かこそ一度振り返って考えてみる、みたいなことを習慣づけないと今の時代は知らないうちに便利さの沼にはまって出られなくなってしまうかも。

環状滑走路

オランダで研究されているという「環状滑走路」。通常の直線上の滑走路のようにスタート・エンドが決まっているわけでは無いので、どこからでも離陸でき何処へでも着陸できる。ただ、リンク先記事のBBCのビデオを見ると、この円形滑走路の直径は3.5kmと表示されるんですよね。となると、一周11km近くのかなり大きな施設になります。それだけの規模だと、普通に滑走路を作ってもいいような。例えばこの環状滑走路が一周2km位で、離陸するときも着陸するときもぐるぐる二周、三周と回って離発着するなら、それならスペースの効率化にもなるし良いかなと思ったんですが、そうすると滑走路の鶏舎も大きくしないといけないだろうし、大体それ位の円周を高速で進むと酔ってしまうかもしれない。

メリットは最大3機までの同時離発着が可能だとか、風向きを気にせずに離発着できるなど上げられています。前者はちょっと置いといて、後者に関しては確かに風向きに合わせてスタート・エンドを決めれば、所謂「横風の影響を受けることは無いだろうけど、それって風向きによって進入経路が変わるわけで、周辺への騒音問題が毎日変わることになりかねない。羽田のように密集地帯に有る空港だと、進入脱出経路は固定されているだろうから、ちょっと厳しそう。それに、どこから進入してくるか分からないから、進入灯の類も設置できないわけで、そうなると何かの時に計器飛行できなくなった場合はどうするのだろうか。まぁ、最悪の事態を想定して、何カ所かに進入灯を設置しておくと言う対策は可能だと思うけれど。

ふと思ったんですが、民間の空港よりも、空軍の基地として利用した方が現実味があるかも。360度どの方向にも直接離陸できるし、複数基が同時に離発着することも必要でしょう。また、どこから飛び出すか分からないから、敵に対して欺瞞行為にもなるだろうし。何処かの自衛隊基地がこんなにならなだろうか(笑)。

侍散る

昨日のWBC準決勝、日本対アメリカの試合。五分と五分の対決だったけれど、結果的に菊池、松田二人のエラーからの失点が勝敗を分けることに。でも、彼らの守備力は日本でもトップクラスなわけで、彼ら自身に原因があったわけでは無い。個人的に思うのは、日本では珍しい天然芝グランドに試合前からの雨でたっぷりと水を吸った土のグランドという慣れない条件が、一寸した狂いを生んで二人のエラーになってしまったように思います。最も、菊池選手の場合は、ボールが直前にイレギュラーしてのエラーだから、あれは仕方ないかも。それよりも、その後失点に繋がるサードゴロからの併殺で、あれだけ二塁ベースから離れていたのが、個人的には隠れたミスだったような。仮に、あの位置でしか補給できなかったとしたら、先ずは得点に繋がる二塁併殺を狙わないといけなかったんじゃないだろうか。それに、菊池選手所属の松田スタジアムは、今回のグランドに似た天然芝の屋外球場で、そう言う意味では広島の選手は一番慣れているはず。

アメリカのMLBやNFLでは、安全の為もあるけれど、やはり潤沢に予算があるからだと思いますが、一時期の人工芝グランドをどんどん天然芝に戻しています。一方日本では、甲子園とマツダスタジアム、あと楽天の仙台の球場も天然芝になったんだっけ。セ・パ12球団のうち9球団は人工芝グランドかぁ。アメフトのグランドも、日本では専用グランドと呼んで良いところ(川崎、アミノ、エキスポ)は、基本人工芝ですからね。共用する野球場も、甲子園くらい。後は、陸上競技場との共用が多いから、そう言う場合は天然芝グランドでの試合になりますね。それでも、人工芝での対戦がほとんど。あくまで個人的な経験ですが、人工芝になれていてたまに天然芝でプレーすると、結構違和感を感じます。逆に天然芝(自分が現役の頃は雑草さえ生えていない土のグランドだったけれど-笑)に慣れていると、人工芝はグリップが効く感じで余り違和感を感じないんじゃ無いだろうか。最もフットボールは足の感覚がほとんどだけれど、野球の場合はそれにボールの振る舞いも加わるから、さらに難しいと思うけれど。

そう言う設備の違いは工夫するしか無いけれど、今回のWBCを見ていても感じたのは、本当にこう言う世界大会でオールジャパンチームを送るのであれば、常設チームに近い物を準備していないと厳しいんじゃ無いかと。サッカーなどは、それぞれの大会でメンバーが招集されるけれど、年齢毎のチームとか細分化されていることも有り、全体で見ると年中オールジャパンのチームが何処かで作られている感じで、統一感というか一体感があるように思います。フットボールでもそう言う話が出てきているみたいだけれど、野球もプロとアマと言う課題もありますが、何処かで考えないといけないかも。シーズンイン直後に招集されて、合同練習だけで勝てるというのはなかなか難しいでしょうね。何処の国も野球の盛んなプロリーグのあるところは同じだと思うけれど、現状で出来るところまでで良しと割り切るか、もっとオールジャパンみたいな組織を作って、世界大会だけで無く例えば親善試合みたいな物とか、もう少し方向性を冠ガルのも良いかもしれない。出、そう言う取組を色々なスポーツへ水平展開して活性化して欲しいですよね。

2017年3月22日

通信ミックス時代

Nikkei Woman、はぁちゅうさんのコラムから、電話は「(自分の)時間のレイプ」という話。私も、唐突な電話嫌い派なので、ここで書かれていることはよく分かるし、連絡するなら(電話でもなくLINEでも無く)メール派。でも一方で、相手はメール嫌いでLINE派かもしれない。となると、自分の我が儘を通すために相手の気持ちを考えていないことになるわけで、それって自分が電話を嫌っていることの反面教師になってしまう。

例えばコミュニケーション手段を、電話、LINE、メール、の三つに大別したとして、この順番で速報性は高いわけですよね。一方でこの順番とは逆に順番で情報量や記録性は高くなる。また、電話の速報性は高いかもしれないけれど、相手が出ないとコミュニケーションすら出来ない訳で、そうなると相手不在でメッセージは残るLINEやメールは優れていそう。あるいは、電話やLINEだとグループで利用するのも簡単だけれど、メールだとどうしてもTO:/CC:にIDを入れて返信を続けることになるから、内容の履歴が発散して分からなくなることも。まぁ、それぞれ善し悪し・メリットデメリットあるわけで、だから人も好き好きが変わってくる。一寸昔だと、LINEなんて無いし、メールだってよほどの企業に就職しないと利用出来ないツール出会ったわけで、電話か手紙か直接訪問しか無い時代から考えると隔世の感。多分その当時は、「いきなり訪問して自分の時間を浪費する直接訪問じゃ無くて、電話でまずアポとってくれ」と言っていたかも(笑)。

今は技術も進んでいるからとっくに可能だと思うんですが、そう言う手段をミックスして一つのプラットフォームにまとめ、インターフェースは自分の好みの物に出来ないだろうか。例えば電話が着信すると、メッセージと発信元がメールで飛んできて、場合によっては留守電に記録された相手のメッセージがテキスト化されて添付されてくる。逆にこちらがメールをすると、相手の電話に自動的に転送されて、自動メッセージで用件を伝えるとか。LINEとメールのように、同じくテキストベースの通信手段ならそんなに難しくないと思うけれど、速報性で且つ音声通信の電話と、時差が生まれてテキストペースであるメールとの結合は難しそう。でも、その場で直ぐに電話とメールで会話しなくても、後かコールバックするとだけ返事すれば良いだろうし、相手に対してもメールて要件を連絡するように言っても良いだろうし。それこそ、AIの時代になったら、AIが電話対応をして、その要約を後から伝えたり、場合によってはAIが自動処理してくれる時代になるかもしれない。

そう言うコミュニケーションツールの話と、食事後の御礼とはまた別の話だと思うので、そっちは一寸置いときますが、仮にこう言う通信手段ミックスが実現すれば、例えば耳の不自由な人が電話の応対が可能になったり、目の不自由な人がメールでのやり取りが出来るようになったり出来る可能性も生まれるわけで、そうなると今存在しているちょっとしたギャップというかキャズムというか、そう言うものを減らしていく手段にもなるんじゃないだろうか。

テロ等準備罪

「テロ等準備罪」が閣議決定され、今国会中の成立を目指して法案提出もされます。これに対して、同様の法案を与党時代に準備していた民進党も含めた野党は非難の嵐。この法案、国内法ではあるけれど、国際的なテロ情報共有のために必要な物でもあるわけで、日本が世界から情報を貰えないという事もあるし、逆に日本国内の情報が世界に回らないことで日本がブラックボックスになり、テロの原因になる可能性もあるわけで、そう言う意味で今の内容で良い・悪いは別にして条約締結するために何が必要なのかと言う話が出てこないのが疑問。野党は国内法で対応出来ると言うけれど、それならちゃんとその論拠を示せばこの新法の是非だって判断出来るはず。でも、その野党の一つである民進党自体が自ら与党時代には同様の法案準備をしていたわけで、それを考えると本当に十分な理由があって「対応可能」と言っているのか疑問。

与党側も、世論の貯まりもあって内容をより限定的にするよう作業をしていて、その為に適用対象を「団体」から「犯罪者集団」にさらに絞ったほど。これに対して野党の質問で「一般団体が犯罪者集団になったときに、即適用されるのか」みたいな馬鹿な質問をしていたけれど、犯罪者集団なんだから当然でしょう。ただ私が思うのは、どちらも自分達の考えを前提に、その是非を色々否家庭の状態で判断して是非を言うから、どうしても現実味が無いと共に、実際にそれが実社会に投影されたときの実感が沸かないんですよね。例えば前述の「団体」が「犯罪者集団」に変わったと判断されるのは、どう言う条件になるのか。その集団から逮捕者が出たら「犯罪者集団」となるのか、逮捕者が出ても一人二人なら問題無ければ、構成員の過半数を超えたら、その団体名で行動したことが犯罪になった場合なのか、多分ケースバイケースの時もあるだろうけど、そういう「if then else if」を繰り返していっても、無限にループが続くだけ。

私などが思うのは、実際に日本国内で発生した過去最大のテロ事件「オウム真理教のサリン事件」を例として、もし今提案している法案が当時存在していたら、どの時点でどの様な対策が可能で、それによって実際にサリン事件を止めることが出来たのか、あるいはその前のサリン配布の実験をした長野の事件はどうなのか、ベンチマークしてみれば良いと思いますよ。勿論、当時の情報は今では沢山存在しているだろうけれど、正確を期すためにその時点で知り得ていた情報のみでタイムラインを作成して、イベント毎に其処で出来たこと・出来ない事を追記していき、例それによってオウム真理教の犯罪行為が認識出来たのか、実行準備を止めることが出来たのか、実際の犯行に至る前に阻止できたのか、あるいは実行は阻止できなかったけれど、現実よりも早く犯行を特定できて解決出来たのか、そう言うシミュレーションして見せてくれれば、国民としてもよく理解出来るのでは。その中で、実際に犯行が実行されて被害者が出る前に犯罪を阻止できるなら問題無いだろうし、もしそれでも犯行は認識出来ずに被害者が生まれてしまうなら、それを交通事故などの被害者と同じく社会生活のリスクと思うのか、其処で国民に判断させるのも一つの方法かなと。民進党当たりが、本気で政治を考えているなら、「居酒屋で上司の悪口を言ったら」なんていう、いちゃもんレベルの話ではなく、実際に発生した事件に対してどう言う効果があるのか無いのか、そう言うちゃんとした反論をすれば、また見る目が変わるのだけれど、まぁ無理でしょうね。

本当ならば、こう言う重要法案についてもっと時間を割いて是非を討論しているべきなのに、結局は森友学園問題なみたいな安易に相手を叩けるとみるとそっちに注力していく、政党としての節操の無さ尻の軽さが、今の低い支持率だけでなく、無党派層が多いような政治不信を生んでいることは確かですよね。その点は、与野党問わず猛省が必要だと思う。

朝から寿司

WSJに掲載されていた記事から、New YorkのChelsea Marketのお店で、朝9:30から"Sushi Breakfast"を始めたという話。築地市場の場外などで有名なお寿司屋さんが何店も早朝から開店していることに閃いて始めたと言うけれど、それなりにNew Yorkでも受け入れられているみたい。個人的な好みで言えば、私は朝からお寿司は食べたくないなぁ... いゃ、お寿司は好きだけれど、一日の始まりである朝食は暖かい物をお腹に入れて、それで体を起動させて活性化させる方が良い気がする。そう言う意味では、藤枝で流行っている「朝ラー(朝ラーメン)」の方が、まだ良いかな。

少なくとも私の知る限りでは、アメリカ人ってそんなに朝食にこだわらないというか、普通はコーヒーやジュースにパンとフルーツとか、所謂"Continental Breakfast"で済ますのでは。それでちょっとリッチになると、スクランブルエッグとか焼いたベーコンとか追加するわけですが、日本の昔からの朝食(炊きたてのご飯、お味噌汁、焼き魚とか目玉焼きとか)と比べると「暖かさ」に欠けるかなぁ。スクランブルエッグにしても、その場で作れば別だけど普通は作り置きだろうし、あまり熱々のスクランブルエッグって食べた記憶が無い。カリカリベーコンも、カリカリに焼いて油を切ったものを食べるから、これも焼きたてという事はほとんど無い。ダイナーとかに行けば、それこそ作りたてのベーコンとかハッシュブラウンとか出てくるんでしょうけどね。飲み物は流石に暖かい物が多いけれど、食べ物が冷たいままというのは、欧米では多い気がする。一方でアジアの朝食は、気候が暖かい場所も含めて暖かい物が多いのは、土地柄なのか国民性なのか、あるいはその場でぱっと作って食べられる簡便性が重要なのか分からないけれど、一寸面白い対比だなと。

まぁ、冷たい朝食でもOKのアメリカだとお寿司でも受け入れられるかもしれないけれど、でもどうだろうか、朝から生物というのは、朝食の幕の内弁当なんかでお刺身が一寸付くのとは違うしなぁ。昨年末にChelsea Market行ったときには、こんなスシバーがあるなんて気が付かなかったけれど、今度行く機会があったら行ってみようか。でも、やっぱり、朝から寿司っていうのは、個人的にはちょっと(いろいろな意味で)ヘビーそう。

2017年3月21日

AIが見守るスマホ

Samsungの新しいスマホGalaxy S8には、AIが搭載されるらしい。で、真っ先に浮かんだのが、このAIがバッテリーをモニターしていて、異常状態になりそうだと「警告! 警告! 危険! 危険!」と鳴り出すこと。いゃ、回りはパニックだろう、そんなの聞いたら。真面目な話、どの様なバックグラウンドタスクをどの様な仕組みで実行させて常駐させ、万が一何か有った場合にそれを検知して防御する、回避する、解決する、と言う事が可能なのかどうなのか。現実的な事を考えれば、その為にはそう言う危険や問題を察知する仕組みやセンサーが必要なわけで、実はそんなものがあるならわざわざAIを入れなくてもそのセンサー出力を判断するプログラムを組むだけで言い訳ですよね。AIを入れてそのメリットを享受するには、そう言うものが無くても、諸症状から総合的に判断出来ることなわけで、其処まで賢くなるのも難しいだろうし、爆発や発火を伴うトラブルなだけに、リスクは最少化しないといけない。

今後、色々な家電とかデジタルデバイスに、こういうアシスタント的な目的のためにAIやそれに類する機能が搭載されていくんだろうけど、多分そうなって困るのはその機種の使用が完了したときに、それまで蓄積したデータをどう処理するか。蓄積した知見は新しいデバイスに引き継ぎたいけれど、データの互換性が無ければまた新しい製品で位置から構築しないといけないし、元のデバイス内の個人データに関してちゃんと破棄しないと困るだろうし。そう言う意味で、個々のデバイスにAIが搭載されるのでは無く、統合的なAI、あるいは個々のAIが蓄積した知見を一元的に管理する仕組みが無いと、結局は「オマケ」で終わりそうな気がしますね。

例えばクラウド上に少なくとも自分の経験値や知識を集約する「データ領域」を設けて、それを元に色々なデバイスで統一的に動作する「個人向けAI」が利用者にサービスを提供。そして、利用者のデータ更新が一定期間途絶えると、それは利用者が亡くなったと認識して自動的にデータ消去される。あるいは遺族からの申請でデータ消去する。その時に、そのAIが担っていたその個人に対してのサービスや連絡業務宛に、その旨通知も届いて、一切のデータ消去と移管などの処理が出来るような仕組みって欲しいなぁ。

ただ、それだけAIが賢くなり、便利になり、身近になると、ますます「お一人様状態」が世の中に蔓延して少子化が進むのかも...

市場の役割

豊洲市場移転問題や最近色々と問題が発見されている築地市場の様子を見ていて感じるんですが、彼らは移転する・しないという次元の議論をずっと繰り返していては、そんなに遠くない将来どちらに行っても衰退して消えるんじゃ無いかという事。東京のような頂戴都市の胃袋を支える立場として、築地や豊洲規模の市場の存在はバッファーとして重要な事はよく分かる半面、最近のビジネスモデルでは、産地と消費者を直結するものがどんどん生まれていて、それを考えると彼ら市場の役割は今後小さくなることはあっても大きくなることは無いんじゃ無いかと感じるわけです。

市場の役割は、天候に大きく左右される「魚介類」という商品を集積させて、毎日一定の消費が発生する消費者、レストラン、スーパーなど経安定供給すること。ただ、例えば大量に発注するスーパーでも、最近では地方の漁港から朝どれの魚を直送して販売することをやり始めているし、レストラン等でも同様の仕組みを取り入れ始めています。何度かテレビに登場している「羽田市場」のように、飛行機のスピードと空港直結と言う地の利を生かして滞留させないで大量に魚介類をさばくことを狙っている。消費者層にしても、ネットで魚介類を販売する業者が、最近では実店舗も設けて、その鮮度と種類の珍しさを武器に地元密着のビジネスモデルを作っていたりする。それまでの魚介類の物流に関しては、「大間のマグロ」とか「関サバ」とかブランド品であったり、あるいは馴染みのあるサーモンとかイクラとかという、「物」に対しての消費行動だったと思うんですよね。でも今の物流は、遠い地方の地物の魚だったり、その日の朝取れを夜食べるとか、鮮度という「事」の消費に変わってきている気がします。

これって、魚の消費量が減ってきていることにも起因すると思うのだけれど、一方で回転寿司チェーンなどで逆に昔に比べて結構頻繁に「魚食」が可能になってきているから、わざわざ自宅で食事をするときには、何時もと事はなる「何付加価値のある物」を食べたいという自然欲求でもあるんじゃ無いだろうか。だから、今の築地市場が観光地化している以上に、豊洲市場の周辺に観光施設を準備して都内だけで無く世界中から「魚フリーク」を集めて精緻化するというのが、実は豊洲成功の鍵の一つだったんじゃ無いかと思うけれど、それも今のところ頓挫しているわけで、このままでは仮に豊洲に移転しても築地に残っても、単なる「魚」という商品の集散倉庫化して行くだけのような気がする。

ビジネススキームとして、羽田と豊洲を船やバスで直結して、例えばシンガポールなんかでやっているように、乗り継ぎ時間の間に一時入国して豊洲ツアーをしつつ食事や仮眠を取れるようにするとか。あるいは、メインの競りに関しては今と同じようにするにしても、地方の物とか朝取れ物なんかは24時間流通させて、例えば今朝取れて夜消費するのを、お昼にはレストランに届くようにする事も可能になるかもしれない。豊洲の場合は、閉鎖空間で24時間空調などの設備が稼働するわけだから、逆にそれを逆手にとって24時間某かの競りなりイベントが行われるようにしたらどうだろうか。そういう「物」から「事」へ変わることも含めて、何処の市場を使うのが良いのか、あるいは市場自体が必要なのか、この機会に真剣に考えてみたらどうかと思うんですよね。で、それって魚だけで無く、全ての食材に関して言えることだから、最初にそう言う総合的なスキームを作ってしまえば、実は魚だけで無くそれ以外の物も扱えるわけで、それって他の市場に内付加価値として十分に意味があると思うのですが。

百条委員会

この週末開催されていた東京都の豊洲市場移転に関しての百条委員会。全部ではありませんが、石原元都知事やキーマンである浜渦元副知事のやり取りを中心に見ましたが、正直この百条委員会の目標設定が不味いんじゃ無いのかというのが第一印象。私としては、委員会は豊洲市場移転に関して、元々東京ガスが所有していた現在地の土壌汚染に関して、その汚染の有無では無く(それは事前に分かっていた)、汚染除去に投入された800億円以上もの費用に関して疑問を追求するのかと思っていました。ところが委員会側の都議会議員の質問は「誰が豊洲移転を決定したのか」という事にこだわっていて、「それは石原元都知事です」という答えのみを期待したシナリオ通りに動かそうとしている。

例えば石原氏やその親族が何か建築会社や土木会社を経営していて、その会社が豊洲移転に関して不透明な利権を得ていたとか言うならそう言う追求方法も理解出来る。あるいは、決定に関して手心をくわえて、東京ガスに有利になるように石原氏が誘導したというなら、まぁ今回の膨大な汚染除去費用に関しても整合性を感じられるけれど、でもそれは基準以上の清廉さを共産党や当時の民主党政権時の湧水大臣がヵ条要求したからと言う事も言える。結果的に、そう言う総合の要求事項が議論の結果決定されて現在に至るわけだから、石原氏が言うように当時の都政最高責任者として決定したことは石原氏の責任ではあるけれど、そこに至るまでのプロセスは全て都議会で審理されて決定されてきたわけだから、それは都議会の責任でも有るはず。

今回の話を聞いていると、多分東京ガスとしては将来的な発展が見込めるこの土地を自社の商業施設として活用したかったことは確実では。実際、りんかい線豊洲駅周辺の発展具合を見ると、銀座方面にも近いこのあたりは上手く開発するとかなり付加価値の高い資産になりそう。一方で、それなりの規模で且つ、多分市場側の強う要求だと思うのだけれど現在地の月時からそれ程離れていない場所での移転営業を要求したので、現在の豊洲市場という場所しか無かったのでは。以前浜渦氏が「ゴゴスマ」に出演して今回の話をしていたとき、実はもっと広い場所で内陸部に候補地があったけれど、それは市場側から拒否されたと話をしていましたし。現在の築地が当時の主流輸送手段である船による荷揚げを前提にあの場所に出来たのに対して、現在では冷凍トラックでの輸送がほとんどですからね。海側に作るメリットは「魚=海」という連想を生むことくらい。

大体よく分からないのは、石原氏がそれまでの基準を下げて豊洲に移転しようとしたのに、それが不適切だからと責めるなら理解出来るけれど、彼は逆に基準設定を必要以上に上げて移転を進め、それを過剰だと舛添氏が下げて可決していたもの。だから、責めるのであれば舛添氏を責めるべきなのに。で、小池都知事はそれを駄目だと、下げた規準を石原氏と同じところまで戻したわけで、石原氏が駄目で小池氏が良いと言う理由が分からない。手続きから言えば、石原氏も舛添氏も、ちゃんと議会に諮って了承されたのに対して、小池氏は一存でそれらをひっくり返したわけだから、彼女のほうが後々責められる可能性は高いはず。

「安全と安心」と言うけれど、安全性は既に確認されていて、「安心」にしても正直マスコミや移転反対派が煽っている部分の影響が大きいんじゃ無いだろうか。彼女自身に、例えば築地に留まる、豊洲に移転する、という決意があるなら、その方向で彼女自身がエンドースすれば良いだけのは無しだけれど、今の様子を見ているとどちらにしても反対が生まれるのあれば、自分の責任にならないように第三者あるいは都民に決定されることで、自分自身の責任を逃れようとしているようにしか見えない。選択肢としては、築地、豊洲、それ以外の3つしか無いわけで、少なくとも豊洲に関して「安全」であり「何時でも稼働可能」な事は確定しています。一方築地は「現在営業中だから安全安心」と言っているけれど、昔からの問題は解決されていないし、さらにこれまで見過ごされてきた問題も出てきていて「安全安心」は揺らいでいます。となるなら、第三の選択肢をちゃんと示して、その中からゴール設定をするのが知事の仕事だと思うけれど、結局自分では何もやらない。石原氏が「小池都知事の不作為」と言っているけれど、その物ズバリだぁと思うわけです。

質問を受ける側は「記憶」しか無いわけで、質問をする側が何か決定的な資料なり証拠を出さないと、結局は噛み合わないまま終わることに。我々の世代だと、ロッキード事件の証人喚問を記憶していますが、あの時はプレッシャーでサインも出来ないくらいで、そう言う中で隠していたことを言ってしまうことはあるかもしれない。でも、今回の場合は、もう10年以上も前の記憶も定かでは無いだろうし、その中で確固たる証言を引き出すにしては質問者側が力不足であったことは一目瞭然。百条委員会を仕掛けた側が、実は自分達の力不足を露呈して失敗して終わってしまったように感じられますね。

2017年3月20日

ANA C-3PO塗装機

ANAのSTAR WARSシリーズC-3POモデルの塗装が完了して羽田へフェリーされたという記事。写真で見ても派手だなぁと感じるけれど、当初の予想図と比較すると確かに完成予想図とほぼ同じ。でも、予想図を見ても実機の写真を見ても、違和感感じますよねぇ。特に本体の黄色と尾翼の青色のミスマッチが... さらに言えば、C-3POって筐体は金色でしょ? それなら金色に塗装しないと。FDAだってゴールドカラーの機体を飛ばしているんだから、ANAに出来ない事は無いはず(笑)。

しかし、以前も書いたけれど、これだけSTAR WARS塗装機を飛ばすときのロイヤリティはどれくらいなんだろうか。しかも塗装費用も個別に掛かるわけだし、その分先日のANAアプリの開発に投入していれば(をぃ)。私は、飛行機に搭乗するときには搭乗前にその機体を写真撮影するのを一種のお守り代わり、安全祈願のプロトコルにしていますが、大体がボーディングブリッジ横の窓から撮影するから、正面からの写真がほとんど。だから、期待が特殊塗装でも結構知らずに登場することが多くて、降りてからターミナルを出口に歩いているときにその期待が見えて、あああんな塗装だったんだと知ることがほとんど。でもこの子の場合は、導体は真っ黄色だから、正面から見ても分かりそうですね(笑)。でも、この派手な塗装だと直前で登場キャンセルすることもありそうなくらい、やっぱり馴染まない塗装だなぁ...

Hilton Tokyo

当日予定されていた集まりが遅くなるのと、その場所が新宿ヒルトン近くなので、そのまま流れて宿泊することに。ただお得なレートが無く、最初はどうしようか迷ったんですが、昨年の経験からポイントで宿泊しても食事とかしてHHORNORS Cardで精算すれば、Hiltonのステイカウントになるので、その方法で1回分捻出することに。

早めにチェックイン出来たので、夕方まで暫くラウンジでコーヒーを飲みかな゛から時間を潰してから出かけました。戻ってきたから、一寸小腹が空いていたので1Fのバーでちょっと摘まみながらアルコールを注入してぐっすりと就寝しました。

エグゼクティブルーム利用者やHHORNORSのDiamond会員は、37Fのラウンジや1Fのビュッフェでの朝食を取れるんですが、今年に入ってからはDiamond会員はそれとは別に2Fの和食レストラン(十二颯)で和定食を食べることになったようです。但し、7時から1時間毎の定員予約制(3回転)で、前日に37Fラウンジで予約する必要があります。で、前日飲むからゆっくりしようと一番最後の9:00からの回を前日予約して利用してみました。

朝はがらんとした2Fのフロアーにエレベーターから降りると係の人が待っていて、名前を確認すると奥にある寿司カウンターの所に案内されました。食事の内容は、サラダや漬物、焼き物に茶碗蒸しやら練り物とか、品数は豊富。朝では無く夜なら、このおかずで一寸日本酒を飲みたい気分になる内容。ご覧にお味噌汁迄含めると、小食の私には少し多いくらい。さらに食事の後には、フルーツとコーヒーか紅茶が提供される内容でした。私の時には、10人掛けの寿司カウンターに二人連れが4組と私の9人が座っていて、まぁお互い知らない者同士なのでかなり静かに食事が進み、ちょっと居心地が悪いかも。あと、基本「朝定食」ですから、自分の得意で無いものが出てくる可能性もあるわけで、その点自由に取り揃えられるビュッフェの方が良いかも。メニュー内容ががらっと変わるなら別ですが、まぁ一度利用したら十分かなという雰囲気。ちょっといただけなかったのは、丁度私の席が奥野厨房との出入り口にあったからでしょうか、中で指示している声とか丸聞こえでちょっと興醒めしたのも事実です。

1回の定員が何名か分からないけれど、40~50人位入れるのかなぁ。コスト的にはかなり割高そうで、どう言う意図でやっているのか一寸不思議でした。

2017年3月19日

終わらないANAアプリ問題

ANAも公式にお詫びを出して沈静化を狙うANAの新しいスマホアプリ。昨日iOS版の更新が落ちてきたのでダウンロードしてみましたが、その時に掲載されていた「更新内容」にビックリ。結構大きな問題が修正されていて、何でそんなものに気がつかなかったのかと小一時間(笑)。

で、最新バージョンは「4.0.4」といかにも小刻みに修正バージョンアップしました的な印象。仲間内の冗談で、「Agile使ってるな」とか言っていたんですが、あながち冗談では無いかも(マテ) 。 でも、バージョンアップ最初の時点で、予約が表示されないとか、AMCの情報取得が出来ずに自動ログオフされるとか、一度テストで起動してみたら分かるだろう的レベルの問題込みで公開されちゃうんでは、ユーザーとしては納得できない。ビルドエラーが無くなったら、即リリースして現場テストみたいなことをされている気分ですよね。仮に自分がクライアントだったら、「速攻でテストプラントテスト結果を持ってこい」と担当者を怒鳴りつけている状況(笑)。まぁ、私の回りでもアプリやツール類をAgileで開発していますけど、Agileの本質というのは多分追加修正項目を絞って短期間で開発・テストが出来るようにして、頻繁にリリースする事で、これまでのように一度に一気にでは無く、すこしずつ頻繁に更新していくというのが本来の考え方のはず。決して、リリースする事を優先してテストを疎かにすることが目的では無いはず何ですけどね。

今回の新しいアプリの画面を見ても、これまでのメニュー形式の表示形式が、予約記録をトップに表示させるたりと、かなり見た目は変わっている。これまでのアプリは、トップ画面はあくまで個々の情報にアクセスするメニューだったのに対して、新しいアプリでは、これまでの下位階層の情報を先に取得してトップ画面と合成している点が目新しいところ。これまでとは呼び出すレイヤーや手順が異なることで、変なバグになってしまったんだろうか。でも、仮にそうであってもテストでなんで洗い出されなかったんだろうか。ありがちなのは、開発環境の中のテスト環境ではでないけれど、実環境では問題になるんですが、いくら何でもフィールドテストくらいやらないのだろうか。

いずれにしても、今回の開発元が何処か分からないけれど、暫くは大変でしょうね。バグ修正も、いつまで掛かるのか分からないし。まぁ利用が集中するG.W.前までには完了してちゃんと使えるようにしないと、空港はパニックになりそう。来週後半には国内線で利用する予定があるので、それまでには安定して欲しいなぁ... 頼むよぉ、ANA。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日都内でチームイベントが有るため、金曜日の仕事帰りに宿泊。今月一杯27Fのラウンジや24F以上の客室がリノベーション中なので、ちょっと不便。食事も、外に出かけるのが面倒だったので、中の何時もの和食のお店に行こうと電話をしてみたら、テーブル席は一杯だけれど、鮨コーナーのカウンターは空いているという事なので、久しぶりにここでお寿司を頂くことに。

先客が3組、5人程いましたが、丁度空席を一つ二つずつに挟む感じで、一番隅の席に着席。面倒なのでコースにしましたが、一寸物足りない。量とか内容とか雰囲気とか... (笑)。お寿司が二回に分けて出されるのですが、二回目のメインの時にはもう食べられず、途中で止めて貰いました。疲れていたのか... まぁ、いつも地元で言っているお馴染みのお店と比べて、握りも大きめだし、一寸大雑把な印象ですしね。

翌朝も何時も利用するくらいの時間帯に2Fのビュッフェに行くと、この日は凄く空いていてちょっとビックリ。その分何時もよりもゆっくり最後のコーヒーまで飲んで閉めることが出来たから良かったけれど、流石にここの朝食も飽きてきました(笑)。今月は、来週も予約は入れてあるんですが、サテどうしようか。ステイカウント稼ぎで無理に止まるか、キャンセルして週末はゆっくりするか、一寸納屋どころです。